資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格は2年前倒しで達成、今年は百名山完登が目標、徒然なるままに書いていきます。

本日の建設研は 「資格に挑戦!!」

2010年02月05日 | 診断士活動(研究会)
 本日の建設業経営研究会は、私の発表「資格に挑戦!!」である。約1時間半、パワーポイント約60枚、TV出演したDVDや資格関係のブログ紹介、クイズやデイスカッションの時間も入っている。楽しい研修時間を演出している。

 発表後幾つかの質問があり、第1回目の発表が終わった。結構疲れた。DVDパワーポイントをプロジェクターでやったのは評判がよかった。

 中小の建設業の中には、若い人が資格が取れず、60代の人が今でも勤めているケースも多いそうだ。こういった会社には、私のような資格取得の支援ビジネスモデルは適用できそうだとのこと。ちょっと、うれしい。

 また、意見交換の結果、もっと特定の試験に特化したり、合格体験記やグループ化などでモチベーションを上げる提案ができそうである。


「日本で一番大切にしたい会社」著者の講演

2010年02月05日 | 中小企業診断士資格とその活用
 本日、中小企業ベンチャーフェアを見学。今日は、「日本で一番大切にしたい会社」の著者である法政大学の坂本教授の講演があった。今週2冊目の本が出たが、この講演を目当てに来場した人も多かっただろう。講演の要旨は以下の通り。

(1)前著の発行以来、自宅にメールや電話が殺到している。反響は経営者から50%、企業の社員から30%、学生10%、高年齢者10%である。私はこのうち全国の50人を訪問し、お礼をした。「企業経営は5人を幸せにする使命と責任がある。」第一に会社の従業員、第二に下請け会社の従業員、以下、顧客、地域、株主の順である。

(2)関西のある会社に行った。この会社は、銀行管理下の赤字会社、社長は元一部上場企業の部長、彼は就任後、まず、自宅を担保に入れた。次に、退職金を使って、10年ぶりにボーナスを復活した。翌年、この会社はわずかながら黒字決算に転じた。

(3)大企業の中堅社員からのメール、下請けに二桁のコストダウンを要請、現在下請けは7割が赤字、迷っている。一日考えて、私の返信は、「あなたの気持ちがいつか会社の方針になるよう願っています。」景気は変動する。力のない会社は、下請けの責任にする。取引先の多様化、海外への発注などなぜしないか。

(4)顧客よりなぜ社員が大事か?自分が所属する会社に不満を持っている人はその会社の顧客なんか大切にはしない、また、市場を創造するのは社員である。過去10年増収となっている会社は全て社員・下請け第一主義を取っている。

(5)最後にチョークを作っているる日本理化学工業の身障者の少女を雇用したときの話(1冊目の本に載っている)
 1時間半の講演を終わって、質疑の時間が少し。質問者は涙声であった。久しぶりにかなり感動した講演であった。

中小企業ベンチャーフェア2010を見学

2010年02月05日 | 診断士活動(実務従事他)
 見学のほとんどの時間は、前記事の「日本で一番大切にしたい会社」の講演を聴いていたが、その前後で、各ブースを回った。
 このフェア、中小企業基盤整備機構が主催するので来て見たが、いろいろなアイディアが詰まっている。例を挙げると、
 ①軽量な猪の捕獲用罠を売る会社 ②ケータイを使った介護システムの販売をする会社、③お買い物遊園地、バーチャル詰め放題システムを売り物にする会社、④ブログ広告の会社、⑤花をケータイで写真にとり花の名前を教えてくれるシステムの会社、⑥こころの家庭教師、ひきこもりカウンセリングをする会社、⑦壁にアートを書く会社、⑧いろいろな音を売る会社、⑨何でもお菓子にしてくれる会社
 など。いつか役に立つことがあるかもしれないため、この記事でメモしておく。メモしておけば、ネット検索でも拾える。