中小企業診断士で経済評論家の三橋貴明氏の著書である、このブログでは度々出てきます。三橋氏はなぜ、こんなに新しい切り口でマクロ経済を論じることがきるのか、不思議だった。本書の最後にその秘密が書かれてあった。
氏はまず、言葉の定義をする。経済破たんとは何かなどである。次に相対化する。10年前はどうだったかとか、他の国と比較するとか、である。そしてその特徴を論じていく。この手法、当たり前のことのようだが、意外にこれが新鮮だ。つまり、説得力のない議論はこれをやっていないのだ。
実はこの相対化は、中小企業診断士も企業分析をするときに用いる方法である。私も何度も企業分析をしたことがあり、結果をグラフ化などしたりして、経営者にプレゼンした。もっとも診断士だけがやる訳ではないが・・
本書に戻ると、この方法で世の中で常識といわれているものが、実は異なっていることとして、それが本書の目次となっている。 ①日本は財政破たんする ②少子高齢化でデフレになる ③政府の借金は国民を貧乏にする ④通貨とは神が与えた財産だ ⑤日本の治安は悪化している ⑥日本の公務員は多すぎる ⑦日本の道路はもう十分だ ⑧日本の医療は最悪だ ⑨日本の年金は崩壊する などである。
一度読んでみてください。面白いですよ。
氏はまず、言葉の定義をする。経済破たんとは何かなどである。次に相対化する。10年前はどうだったかとか、他の国と比較するとか、である。そしてその特徴を論じていく。この手法、当たり前のことのようだが、意外にこれが新鮮だ。つまり、説得力のない議論はこれをやっていないのだ。
実はこの相対化は、中小企業診断士も企業分析をするときに用いる方法である。私も何度も企業分析をしたことがあり、結果をグラフ化などしたりして、経営者にプレゼンした。もっとも診断士だけがやる訳ではないが・・
本書に戻ると、この方法で世の中で常識といわれているものが、実は異なっていることとして、それが本書の目次となっている。 ①日本は財政破たんする ②少子高齢化でデフレになる ③政府の借金は国民を貧乏にする ④通貨とは神が与えた財産だ ⑤日本の治安は悪化している ⑥日本の公務員は多すぎる ⑦日本の道路はもう十分だ ⑧日本の医療は最悪だ ⑨日本の年金は崩壊する などである。
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