資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

アスクは「梅雨前線」

2012年07月18日 | 防災関連資格とその活用
 気象予報士の受験予備校アスク、この日のテーマは「梅雨前線」。事例は梅雨末期の九州の集中豪雨。最近の梅雨の状況とそっくりだ。
 フリー百科事典ウイキペディア「梅雨」最終更新 2012年6月26日 (火) 00:22 より
 

 雲頂がー20℃まで達すると、発雷の可能性が高くなる。それをエマグラムから読み取る問題。

 ちなみに冬の日本海側は、寒いから、もっと雲頂が低くなる。シベリアの乾燥した大気が、暖かい日本海を渡ると、ちょうど風呂に冷気が入ったような状態だ。日本海側は水蒸気が凝結して、雲が発生する。しかし雲頂は、あまり高くなく、発雷時間が長いそうで、従って太平洋側より、日本海側は雷による被害も多いそうだ。

 もう一つ。気象庁の予報官たちは、梅雨期に、下層で高温多湿の空気の流入があるときは集中豪雨を警戒しなければらならない。なぜか?

 これは結構難しい。標準解答は、「下層に高相当温位の空気が入ると、潜在不安定(条件付不安定)や対流不安定層ができやすく、何らかの原因で強制上昇されられると、不安定が顕在化して、積雲対流が活発化し、強いしゅう雨を降らせる。」と、いかにプロらしい解答だ。ここまで書けるようになるのは、いつのことかな。


コメント
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