木曜日の診断士会BCP/CSR研究会で、面白い会社の発表があった。「災害復旧専門会社ベルフォア」である。この会社、本社はドイツ、世界に拠点は240、欧米が主だ。従業員は5,500名だからかなりの規模だ。火災や水害で被害を受けた建物や設備、精密機械の復旧を専門に行っている。
一般の企業は、保険会社の特約でこの会社を使うことができる。設備が被害を受けた場合、メーカーは通常取り換えを進めるが、この会社で復旧すると、取り換えしないといけないほどの被害は別にして、復旧すると、取り換えの15~40%の時間で早期に復旧できるそうだ。もちろん、先の東日本大震災でも活躍したそうだ。
実際の仕事の内容を聞くと、火災の場合、プラスチック類は火災で塩化物を発生し、湿気があると塩酸が出るそうだ。そして瞬く間に腐食が進む。また、水害でも海水の場合、塩分が腐食を瞬くまに発生させる。従って、まず応急措置として、塩酸を取り除き、設備に大きなカバーをかけて湿気を除去するそうだ。
また、電子部品は、なんと洗浄するそうだ。電子部品はぬれると終わり、というのが常識だが、これを洗浄するそうだ。これでちゃんと動く、信じられない。
日本にはまだ技術者が少ないため、外国から技術者が派遣されることも多いそうだ。早期復旧を図るBCPとしては使える会社である。続編をまた聞けるそうだから、楽しみだ。
一般の企業は、保険会社の特約でこの会社を使うことができる。設備が被害を受けた場合、メーカーは通常取り換えを進めるが、この会社で復旧すると、取り換えしないといけないほどの被害は別にして、復旧すると、取り換えの15~40%の時間で早期に復旧できるそうだ。もちろん、先の東日本大震災でも活躍したそうだ。
実際の仕事の内容を聞くと、火災の場合、プラスチック類は火災で塩化物を発生し、湿気があると塩酸が出るそうだ。そして瞬く間に腐食が進む。また、水害でも海水の場合、塩分が腐食を瞬くまに発生させる。従って、まず応急措置として、塩酸を取り除き、設備に大きなカバーをかけて湿気を除去するそうだ。
また、電子部品は、なんと洗浄するそうだ。電子部品はぬれると終わり、というのが常識だが、これを洗浄するそうだ。これでちゃんと動く、信じられない。
日本にはまだ技術者が少ないため、外国から技術者が派遣されることも多いそうだ。早期復旧を図るBCPとしては使える会社である。続編をまた聞けるそうだから、楽しみだ。