資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格は2年前倒しで達成、今年は百名山完登が目標、徒然なるままに書いていきます。

気象予報士学科試験の学習方法

2013年10月13日 | 気象予報士資格とその活用
気象予報士かんたん合格テキスト 〈学科・一般知識編〉
クリエーター情報なし
技術評論社




 本ブログの読者から、気象予報士の学習にはどんな本がいいかという相談を受けた。色々アドバイスしたがせっかくだから、その内容を紹介します。

 結論からいうと、購入した書籍を95%正解まで理解できれば、市販されている書籍は、どれでもOK。

 気象予報士の学科試験の合格ラインは、例年約70%である。対して私の経験上、市販のテキスト・問題集で既出のものからは、約70%出題される。つまり、テキスト・問題集を完全に理解できれば、これだけで、合格ラインに達する。

 しかし、人間だから、完全に100%理解し、アウトプット段階で100%できるのは不可能である。一方で本試験の残りの30%は何が出るかというと、気象庁内部の問題や専門書(気象庁OBの書いた数値計算など理解が困難なもの)からの出題で、この学習は事実上不可能である。

 ただ5択だから30%÷5≒5%はサイコロを振ってでも正解できる。従って、市販のテキスト・問題集を95%正解できていれば、合格ラインに達する。

 私の場合、学科試験の合格率は、受験回数に対して約5割だから、私の実力は市販問題集の95%程度の理解率のようだ。問題集は3回ほど繰り返して、3回目に95%を目標にすればいいでしょう。頑張ってください。