中小企業基盤整備機構の認定支援機関向け経営改善・事業再生研修に参加した。東京中小企業診断士会が、金融円滑化法後の支援機関に認定されたため、認定支援機関のメンバーとしてこの研修に参加するものだ。インターネットで申し込み出来るのだが、あっという間に定員になってしまった。前回は募集開始5分後には定員になってしまったため、今回は電波時計で2秒後に申し込み、無事取れた。
さてその研修、冒頭講師から参加者の職業を質問、50人ほどのうち、ほとんどが公認会計士と税理士である。TKC全国会の宣伝が効いてる。弁護士と中小企業診断士、金融機関の方が各々3人程度。こんなメンバーでの研修は初めである。
初めに、実抜計画やら合実計画やら、暫定リスケやらの話。前回の研修で大分アタマに入っている。そしてすぐにグループディスカッション。ある中小企業の経営の状況が書かれており、さてこの企業をどうするか、という問題。我々のグループの答えは、暫定リスケし、併せてコストダウンと売り上げアップを図っていき、1年後に再度検討するというもの。正解であった。
さらに認定支援機関の役割、検経営課題の把握を学ぶ。このあたりは中小企業診断士の得意分野である。さらに偏頗(へんぱ)弁済、清算配当見込率など難しい内容が出てきた。欠損金や含み益、実効税率など金融機関や税理士の世界に入っていく。ここらへんは初めて聞く内容だ。最後にフリーキャッシュフローの算出をやって今日は終わり。
さて第二日は台風で参加できるかな。