50代にしておくべき100のリスト | |
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いろいろな街に出かけると、書店に入る。別に変った本があるわけではないが、書店内をぶらぶらする。先日お茶の水駅前の丸善に寄った際買った本だ。
そもそも50代向けの本は珍しい。この本、50代にやっておきべきことが100個書かれている。最後の方は、小刻みになって、何とか100個揃えたような気もするが、とにかく100個もある。
「死ぬまでに必要なお金を準備しよう」という欄が一番に役に立った。実は私、ここしばらく、50代向けに執筆をしようと、いろいろ調べている。私の構想では、この部分はファイナンシャルプランナー資格を取って、自分の生涯のマネープランを立てようという構想である。しかし資格を取らなくてもファイナンシャルプランはできる。その概要がこの本に書かれていた。なるほど参考になる。
話はそれるが、現在日本人家庭の貯蓄は、アメリカ人家庭の貯蓄より多いんだそうだ。日本人は1億人ちょっと、アメリカは確か3億人、それでも日本の方が多いのである。なぜか? 将来が不安だからだ。年金も将来はもらえないとか、大きな手術をすると高額の費用が掛かるとかで、日本人はお金を使わないのである。貯蓄があってもそれに手を付けず、年金だけで暮らそうとしているお年寄りも多いそうだ。
こういった人達のためにファイナンシャルプランを作ると、安心してお金を使えるようになる。私もその口だ。将来、お金は残さないことで、生きてるうちにガンガン使うのだ。これもファイナンシャルプランがあればこそできるのである。
FP資格の普及は日本の不況を脱するきっかけになるかもしれない。ちょっと大袈裟だな。