資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

播磨灘物語とPM理論 

2014年07月02日 | 中小企業診断士資格とその活用
新装版 播磨灘物語(1) (講談社文庫)
クリエーター情報なし
講談社


 播磨灘物語を読んでいる。この文庫本、タイトルは以前から知っていたが、黒田官兵衛の物語だとはちっとも知らなかった。この物語のストーリーは,NHK大河ドラマである。

 という訳で、ストーリーはこっちにおいておいて、今日は登場する人物の行動について分析する。経営学の一部に、行動科学という分野がある。そのなかで、リーダーシップ理論というのがあって、PM理論を私は研修で説明している。

 このPM理論というのは、リーダーは、仕事に強い興味を持つのをP(パフォーマンス)、人間に強い興味を持つのをM(メンテナンス)という軸で計り、PもMも強い興味を持つのがリーダーとしてはよいと、昔は言われた。

 織田信長は、まさにPの人である。また、羽柴秀吉は、Mの人である。そして黒田官兵衛はさしずめ、PとM両方に強い興味を持つ、一昔は理想的なタイプであろう。

 一昔は、と書いたのは、いつでもPMに強いタイプがいいということではない。新入社員などは、Pのみに関心でよいし、定年前のベテランは、PもMも興味を満つ必要はない。

 物語は、合理主義Pの信長、人たらしMの秀吉、両方の官兵衛と、どんどん進んでいく。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする