資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

防空識別圏ってそうだったのか

2014年07月08日 | ビジネス・経済
田母神戦争大学 心配しなくても中国と戦争にはなりません
クリエーター情報なし
産経新聞出版


 標記の書籍を手に取る。私は、別にガチガチの保守でも何でもない。安倍自民党総裁を応援した流れで、そっちの方向の本をよく読むようになっただけだ。数年前までは、35年間、あの朝日新聞をずっと購読していた人間である。

 戦争を知らないと世界についていけないと、筆者はいう。細かな内容はお読みいただくとして、驚いたことを一つ。「防空識別圏」というのがある。東シナ海に中国が引いて問題になっているやつだ。

 あの防空識別圏は、別に他国と重複しているも何ら問題ないそうだ。東シナ海以外では、かなりラップしているそうだ。そして、ここが自国の防空識別圏だ、ということは別に他国に通告する必要もないそうだ。事実秘密にしている国もある。東シナ海は、昔、アメリカ軍が引いたため、日本、韓国、台湾はそれに従って引いているため、重複していないだけだ、という。

 ならば何が問題か、防空識別圏を領海のように扱うことが問題だそうだ。民間飛行機に計画書を提出させるなどは、領海の場合しかしない。これが中国の問題だという。

 話は変わるが、本書に書かれている、最近できたNSCという組織、リスクマップをやるらしい。リスクマップとは、影響度と頻度を両軸にして、リスクの程度を評価するものだ。このリスクマップは、企業の戦略によく使われる。

 私の管理者研修も必ず、このリスクマップを学習する。会社のリスクマップ、職場のリスクマップ、これらで、普段あんまり考えたことのない、リスクをしっかりと頭に入れることができるのである。それとリスク検定というのがあるが、こちらは最近はとんとご無沙汰している。

 
コメント
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