3月××日
ペルーの首都リマから国内線でクスコへ。クスコは標高3,200m~3,400mと高山病が大敵だ。ガイドさんから高山病の注意事項をトクトクと聞かされる。そして到着、何だかフワフワした感じだ。
クスコの飛行場で
クスコは、茶色の建物が密集して、丘の上へと延びている。この景観も世界遺産だ。インカ帝国の遺跡観光、現在のクスコは、インカの基礎の上にスペイン風の建物が立っている。
一番下はインカの前の文明、その次がインカ、その上がスペイン文明
神殿、教会、広場とそして石組み。十二角の石などはインカの石工の技術の高さを物語る。観光の途中で物売りから、アルパカ(風)のセーターを購入。1着何と千円だ。今回の旅行で着つぶしてもいいつもりで買ったが、これが暖かくてなかなかいい。最後の成田空港まで威力を発揮した。十二角形の石で、同行のおばさんが突然倒れる。救急措置を施して事なきを得たが、高山病だろう。
この石、こんな複雑な石組はインカならでは
有名な十二角形の石、皆、角の数を数えている
道端の物売りから買ったアルパカ(風)のセーター
クスコからバスに2時間揺られてオリャンタイタンボへ。この道がまたすごい。標高3,800mなのである。私は、iアプリの高度計を持っているから標高がグングン上がるのが良くわかる。そしてオリャンタイタンボからは、展望列車に乗って、(と言っても夜だから展望は全くない)1時間半、目的地マチュピチュ村に到着。川の両岸に宿やお土産屋が並び、夜の賑わいは日本の地方の温泉街のようだ。明日はいいよいよマチュピチュだ。
(続く)
オリャンタイタンボのインカ時代の遺跡