「山の知識検定」公認BOOK 安全登山の基礎知識 | |
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昨日はクラブツーリズムの矢倉岳登山。矢倉岳(やぐらだけ)? どこにあるのか知らなかった。足柄山にある。金時山のお隣りの山である。三角の恰好をした山で、昔の旅人は目印になったそうだ。標高は870m。筑波山とほぼ同じだ。登山口の矢倉沢バス停も標高248m、こちらも筑波山とほぼ同じ。ということは標高差も筑波山と同じか。
登山口から、桜が咲いてる
大したことはない、とタカをくくって、標高差620mを登る。勾配がだんだんきつくなり、砂地の斜面で登りにくい。1時間ほどアキレス筋が痛いが我慢して登る。団体登山つらさ、迷惑を掛けない様に必死になって登る。
途中、見晴らしがいい所とか、大きな岩とか、湧き水とか、何もない。マイルストーンがないため、モチベーションが上がらない。同行の方々も皆キツイと言っていた。ガイドさんが、掛け声をかけ、それに全員が応えるということをやった。ガイドさん曰く、最後は精神力だからだそうだ。登り始めて1時間45分、ようやく山頂に到着。登り初めて1時間と45分。登山は、1時間で標高差300mが標準だから、やや速いペースだ。
広い山頂だ。山頂は、残念ながら、雲で富士山は見えず。金時山も明神ケ岳も見えず。山頂で深田裕弥さんがやっていたという、三角点を皆で囲んで、ヤッホー、と三回叫ぶ。昼食は海老名パーキングのサンドイッチ弁当、おにぎりでないと元気出ないな。万葉公園まで降りて、バスで下る。
下山して振り返る
帰りには、中川温泉ブナの湯に寄る。ここは信玄の隠し湯と言われている温泉だ。ペーハーが10.1と、かなりのアルカリ性だ。湯温は33℃と低く、他に大した成分は入っていない、単純泉だ。これが信玄の隠し湯か。
ブナの湯にあった新聞の切り抜き
バスの車中、昨日の登山の講義は、熱中症対策、登山後の筋肉のケア、ストレッチだった。次回は、5月に一泊二日の春合宿。場所は本栖湖そばの竜ヶ岳・足和田山だ。夏の本番、燕岳、今年こそ、制覇するぞ!!