資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

らくらく突破1~惑星と大気の構造、水の変化

2016年04月23日 | 気象予報士資格とその活用
気象予報士かんたん合格テキスト 〈学科・一般知識編〉
クリエーター情報なし
技術評論社

 気象予報士の学習計画に沿って、時折学習のまとめをメモします。第1回は学科一般の地球型惑星と大気の構造、水の変化。

(1)地球に比べての金星と火星
 金星は二酸化炭素と窒素が主成分、大気が厚いのと温室効果で表面が720K、気圧が90気圧。火星は、同じく二酸化炭素と窒素、こちらは表面温度は180Kと低く、気圧は6haと小さい。
(2)地球大気の起源
 水素・ヘリウム→太陽風で飛ばされる→火山噴火で水蒸気、二酸化炭素、雲ができる→海ができて酸性から中性化→二酸化炭素が海に解けて石灰岩→海に藻が生え、紫外線をオゾンが吸収→光合成で二酸化炭素が減り、酸素ができる
(3)大気の鉛直構造
  対流圏は5~16kmまで、50kmで成層圏界面、80kmで中間圏界面、それ以上は熱圏。気温の極大は、地表面、成層圏界面、熱圏の上。オゾン密度が大きいのは、25km付近、高温の極大は50km付近。オゾンは、低緯度成層圏ででき、ブリューワドブソン循環で動く。南極の9-10月が最小、極夜ジェットが吹き、南極にはオゾンホールができる。
(4)光乖離と光電離
 光乖離とは成層圏で、塩素や酸素などに紫外線が当たると、光のエネルギーによって分子の結合が切れて、ラジカルとができる。ラジカルは、非常に不安定で酸素分子や酸素原子に分離する。光電離は、熱圏で原子に波長の短い電磁波を受けると、電子を喪失し、イオン化すること。電離層が生成される。
(5)降水サイクルと二酸化炭素の排出・吸収
 蒸発から降水のサイクルは、10日。地球の平均降水量は年間1000mm、日本は1800mm。二酸化炭素の排出は、海洋表面>土壌>呼吸>化石燃料消費。吸収は、光合成>海洋表層 の2つ。植生の減少と海面温度の上昇で二酸化炭素の吸収率は低くなる。(熱いと蒸発が盛んで、吸収率が悪くなる、ラウールだったかな、忘れた)
(6)混合比と比湿
 混合比は、水蒸気質量÷乾燥空気質量、比湿は、水蒸気質量÷湿潤空気質量、従って混合比の方が、ちょっと大きい。
(7)露点、飽和蒸気圧、蒸気圧、相対湿度、混合比・比湿、温位、相当温位の保存性
 私は、下の図で覚えている。本日は、以上。
 

 

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