若冲ワンダフルワールド (とんぼの本) | |
クリエーター情報なし | |
新潮社 |
年始に京都の国立博物館で伊藤若冲を観た。気に入って写真の書籍、「若冲ワンダフルワールド」という書籍というか絵画集を購入。時折見ているが、どうやら伊藤若冲にはまったようだ。
美術検定でも定番の伊藤若冲、昨年は東京で数時間待ちの大フィーバーを起こした江戸時代の画家である。
写真集では、動植綵絵(どうしょくさいえ)という30枚の動植物の絵が見事だ。動植綵絵では、赤い鶏冠、同じく鶏の黄色い脚、南天の赤い実など実に細かく、丁寧に書かれている。まるでCGのようだが、CGではこのような芸術のデザインはできない。誰かがデザインして、それを書くのがCGの役割だから。
昨年から今年にかけて、伊藤若冲生誕300年ということもあって、展覧会がめじろ押しだったようだ。まだやっているものもありますよ。