エジプト記 第6日
今日は、ピラミッドデーだ。ピラミッドはエジプトのシンボルだが、時代は古王国、今から約4,500年前、ルクソールや王家の谷などは今から3,500年前の新王国時代のもの。エドフやコムオンボなどは今から2,200年ほど前だ。ということで一番古い時代に遡る。
朝ホテルの部屋の窓から、三大ピラミッドのうちの二つが見える。
見学は、まず、古代エジプト初期の首都メンフィスへ。ここはメンフィス屋外博物館があり、ラムセス二世の巨像が横たわっている。
そしてサッカラの階段ピラミッドへ。これは世界最古のピラミッドだ。屈折ピラミッドと赤のピラミッドが遠望できる。
そしていよいよ、ギザの三大ピラミッドへ。ここは入場料を払ったら撮影禁止のため、バスの乗り場から撮影する。やはり巨大だ、すごいの一言。
そして団体の特権でクフ王のピラミッド内部へ。王妃の間、大回廊、王の間と廻る。急な階段で腰を低くして登る場所があり、皆さんヒイイヒイ言っていた。私らは登山の経験で大したことはない。こちらも撮影禁止。約30分ほどのピラミッドの内部探検であった。
外に出て、三大ピラミッドの展望台へ。砂嵐に会い、地上が霞んで見える。
さらにスフィンクスのそばに。スフィンクスの顔はだいぶ傷んでいる。
夜は、ピラミッドとスフィンクスの音と光のショーを屋外で見る。エジプトには珍しく、雨がパラつき、風が寒い。スフィンクスが、ファラオや歴史上の人物を語りかけるというストーリーだ。
本日は、まさにピラミッドデー。大小何と15基ものピラミッドを見る。明日は最終日。名残惜しいな。