資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格は2年前倒しで達成、今年は百名山完登が目標、徒然なるままに書いていきます。

エジプト記その4

2017年03月17日 | 地理・歴史系資格とその活用

エジプト記 第4

 本日は、2か所下船して、エドフとコム・オンボの古代遺跡を見学し、アスワンに向かう。朝は、エドフで下船。ここはホルス神殿というエジプトで二番目に大きな神殿の見学だ。ホルスとは、ハヤブサの形をした空の神様で、エジプト航空のシンボルにもなっている。

  下船して、馬車に乗り、神殿へ。抜きつ抜かれつ、映画ベンハーのシーンのような馬車だった。そして神殿へ。この神殿は約2,200年前のもの。エジプトで2,200年前というと、古代エジプトは終わって、ギリシア時代だ。登場するのは、プトレマイオス朝やクレオパトラ。中国で言うと秦の始皇帝の時代だ。

 

 

  塔門をくぐると、列柱室の前にはハヤブサのホルス神像がお出迎え。レリーフがよく残ってはいるが顔は皆削られている。イスラムの偶像信仰の禁止の影響らしい。ナイル川の水位を計るナイロメーターも残っている。

(ホルス神)

  

 (ナイロメーター)

  

 そして乗船出航。次の港まで、デッキで読書。ナイルの川風が気持ちいい。ゆったりと時間が流れていく。

 (船のデッキとプール)

 

  

  午後は、コム・オンボ神殿へ。港から歩いてすぐだ。こちらも約2,200年前の建物。ハヤブサとワニの神を祭っている。医療器具や出産、カレンダーなどのレリーフが残っている。ワニのミイラの博物館も覗く。

 (コム・オンボ神殿 2枚目に医療器具のレリーフが見られる)

  

 

 

 この夜は、船内でベリーダンスショーが開催されたようだが、明日は3時起き、早めに睡眠を取るため、こちらは欠席する。もう三泊もしたか。明日はアスワンからアブシンベル宮殿へ、そして夕方空路カイロへ飛ぶ。