熊野の続・百名城巡りで、期せずして熊野の世界遺産を廻った。熊野速玉神社に、鬼ヶ城、花の窟(はなのいわや)だ。速玉神社はともかく、熊野三山の世界遺産で、鬼ヶ城って、なんで? という疑問。
せっかくだから、熊野の世界遺産を復習してみた。この世界遺産は正式には、「紀伊山地の霊場と参詣道」という。登録は2004年、登録基準は、ⅱとⅲとⅳ、私は、ⅱは交流、ⅲは文明、ⅳは建築物と覚えている。
熊野三山、吉野山、高野山とその参詣道、小辺道、中辺道、大辺道、大峰奥駈道、それに伊勢路が入ってる。そして和歌山県、三重県、奈良県に亘っていて、ネットでは、県別に出てきて、これがややこしい。
登録資産目録では、吉野が12、熊野三山が14、高野山が20、参詣道が16と、すごい数だ。このうち、花の窟は、「伊勢路の分岐点に位置する巨岩崇拝の神社」として、鬼ヶ城附獅子岩は、「伊勢道沿いにある景勝地」がその概要に記されている。伊勢路の一部ということか。
熊野速玉神社、新宮城のそばだが、こっちの世界遺産の方が格上、という感じ。
小さな土産物街。
世界遺産の鬼ヶ城、赤木城登城で時間が余ったため、訪問。奇岩が多い海岸、遊歩道は長いため途中までで引き返す。
花の窟神社、同じく時間が余ったため参拝。
熊野の世界遺産って、広い広い。全部はとても回り切れないな。山とかお城巡りとかが終わったら、日本の世界遺産巡りでもやるか。その前に、現在2級で止まっている世界遺産検定、1級の取得を目指したいな。