kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

どれだけ本気で聞くことができるのか・・・

2007-07-18 | 陸上競技
 今日は練習開始時は会議で遅れていったのでどうなっていたのかは不明ですが、またちょっと新たな試みをしてみました。前から思っていたのですが「あまり意味がない」と思っていたことに対して、強行的に別のことをしてみました。練習の一環に新たな試みを入れてみます。今までよりは100%効果があるでしょうね。

 私が行ってから数分後に呆れる。走るための準備ができていない者が2名・・・。練習に参加させる必要はありませんね?!「忘れた」ことに怒っているのではない。私が「こうした方が良い」と言っているのにも関わらず、準備をしないことに対して呆れているだけです。こちらがどれだけ言ってもやる本人達がその意識レベルでは間違いなく効果はありません。走らなくて良いといって放っておきました。「すみませんでした」と謝りに来ましたが、謝られる理由はありません。こちらが求める最低レベルの事を理解できないのに、これから先の指導は「意味がない」と思っただけです。「たまたま」忘れただけかもしれませんが、他の者は「走るための準備」をしているのに2人だけできないというのは「本気度」の違いなのでしょうか??一昨日のblogに書いていますが「雰囲気を悪くする者」をずっと抱えておいてもメリットはありません。「教育的配慮が無い」と言われるかもしれませんが、だったら「一生懸命やっている人間」への配慮はどうでも良いのかって話になります。この辺りが「妥協しない」と宣言した昨年との違いですね。

 本練習は少しずつ慣れてきているかな。もちろん、走っているので疲労もたまる。いつもいつも絶好調ではない。その中でどれだけ走ることができるのかっていうのは非常に大きいですね。いろいろな対策を打ちながら対応していますが、1年生は疲れが蓄積しています。当たり前です。それをどのようにケアしていくのかが課題ですね。それぞれが「苦しみ」を抱えている。それをフォローしていくことのできるチームとなるかどうか。以前より走れるようになって「涙」を流す選手の気持ちを考えることができるか?先週よりも走れなかったとはいえ決して悪いわけではない。最後の最後に並ばれた事への悔しさか、自分自身への怒りか・・・。「自分の心」と向き合いながら「納得できない」選手はどうすればいいか・・・。各自がしっかりと考えていかなければいけません。チームとして成長してきていますね。

 積極性を出すことで効果も変わってきます。いつも言うことですが「自分たちのやるべき事」をやっていくことが大事。本当はもっと力が出せたのに・・・では意味がありません。2年生は手本と意地を見せなければ行けない。先週と比べ少しは走れていたので安心ですね。2年生の意識レベルは話をする中で分かってきました。あとは男女関係なく1年生がその姿を手本とするか「他人事」として見るかです。1年生が強くなればそれ以上に2年生が強くなる。その辺りをもっともっと出していく必要はありますね。

 慣れてきてもう少しスピードを上げることができれば面白いと思います。まだまだ導入段階ですから。慣れるまでもうしばらく時間はかかると思います。練習内容よりも「意識」を変えることに労力を使ってきましたから、やっと成果が出てきてのかな~という感じを受けています。それぞれが持つ「課題」に対してどれだけ本気で取り組めるか・・・。見ていきたいですね。
コメント
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