kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

県合宿で指導

2010-12-20 | 陸上競技
土曜日、県内の選抜合宿が実施されました。私も一応指導者として参加させてもらいました。残念ながら一日だけしか指導はできませんが出来る限りのことはしたいという気持ちはありました。色々積み重なっていたのでモチベーションは最低レベルになりつつありました。一個人としてかなり疲れがありましたし、辟易するような出来事が多くあれこれ言われるのにストレスを感じている自分がいました。合宿に行く前にやらなければいけない業務を片付けないといけなかったのでギリギリまで職場で仕事をしていました。かなりテンションが低い中ででのスタートでした。申し訳ないなとは思いますが、今はなかなか難しい状態です。

とはいっても「強くなりたい」と思って合宿に来ている選手には関係ないことですからきちんと指導はしないといけません。どれくらいの競技レベルなのか分からない選手が多いのでどう対応しようか考えましたが、基本的な部分をしっかりとやっていくことが一番かなと判断し体幹を使うための動きを繰り返しました。ハードルを使って様々な動きをする事で股関節周辺の強化につながります。見ていると体幹が弱い部分が目立ちます。一朝一夕で身に付くものではないですが意識させることが出来れば今後変わっていく可能性があります。
午前中は全く走らず基本的なドリルだけ。ハードルドリルをする前の準備といった感じでしょうか。やろうとする動きに必要な筋力を身に付けないと先には進みません。股関節周辺の強化をしながらもハードルの基礎的な考え方を話していきました。抜き足の運び方がきちんとできないと身体が回転運動をしてしまいます。意識するポイントを伝えながらでした。午前中だけで股関節のダメージは大きかったと思います。選手は全く走っていないと不満(?)を言っていましたが大切な要素にも目を向けて欲しいですね。

午後はひたすらハードル練習としました。「やればいい」という練習はあまり好きではありません。とにかくポイントを説明しながら意識をさせました。ハードル練習はスプリントドリルにつながる部分があります。これを走りに結びつけていく事ができれば間違いなくスピードが上がっていきます。リズム系の動きをやると体幹の弱さが目立ちます。抜き足が開く者も多かったですね。この部分を繰り返し話しましたが、意識してやっていくしかありません。繰り返して自動化する。これは簡単な事ではありませんがやることでしか身に付かないと思います。
基本的な動きの繰り返しとしました。リード足の運びが悪い者が多い。開いて入るので降り下ろしが遅くなる。効率が悪いですね。あとは抜き足が途中で落ちてしまう、股関節が硬いため縦抜きになってしまいハードリングが浮いてしまう者がいました。これは午前中の練習の時から見ていてわかりました。出来ないだろうなと感じていた者は案の定できない。前段階ですね。すぐには改善できませんが持ってくる方向性を定めれば変わってくると思います。

最後は1歩、3歩、5歩、7歩ハードルをかなりやりました。同じハードル練習でも歩数を増やしていくとまた違う部分の強化につながります。強制的に走らないといけない状態になりますから負荷としては高いと思います。最後はバテバテでしたが集中を切らさずしっかりと取り組めたと思います。

ひとまず練習概要だけ書いておきます。また書きます。眠い…。
コメント
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