宮崎遠征2日目、午後はグランドで走れることになりました。平地で走る中で何を感じるか、どのような意識で練習を進めているかというのを直接目で見ることは大きいと思います。普段の練習形態とは多少違う部分があるのは間違いありません。その中でどうやって自分の動きをやっていくかというところです。
アップの仕方は非常に参考になります。ある程度練習パターンをある程度は確立できていますが、工夫できるところはかなりあると思います。何を導入するかという部分はしっかりと考えないといけません。午後に全国合宿の話がでましたが、これは色々と思うことがあるようです。ある選手が1年生の時に参加して翌年は「行きたくない」と自ら申し出たようです。形だけの練習をするパターンはどこにでもあるようです。預けたいと思わないような指導者でも全国で活躍する選手を輩出できる可能性があるとのこと。表現をぼやかしておきまずがどこにでもあるのだと思いますね。
練習の内容は特別な部分はありませんでした。うちがやっているのと同じようなメニューです。しかし、本人たちの意識の明確さが違っています。ここは我々指導者が手をかけすぎているのかもしれないなと感じました。一つ一つ丁寧に指導してあげることが「良い指導」だと思い込んでいる可能性がある。実は違うのではないかと改めて感じました。やっている動きと目指している動きのギャップがあります。結局うちの選手はできていない。これだけのところです。この練習には11秒9、12秒1の選手も参加していました。この動きを実際に見ることができ「方向性」については間違っていないということを感じました。あとはそれをどうやって身に付けることができるかだと思います。
ここでまた「?」と思うことが。うちの状態と同じです。「人任せ」にしているから各自が分かっていない。そして間違える。流れが止まる。これの繰り返しです。工夫をしなければいけないのです。ここで3人の顧問で色々と意見交換ができました。競技実績に違いがあってもこの部分は共通する部分が多くあることが実感できました。悩んでいるのは私だけではないのです。全国区で活躍するチームであってもそれぞれがそれぞれのレベルで「チーム作り」に苦労されているのだということを痛感しました。
その後うちの選手は個別に動きの部分に関して色々と指導してもらうことができました。接地が強いという部分は特徴でもありそのまま足が流れるという部分にもつながっています。動きが硬いというのもこの部分につながっています。今の一番の課題です。加速段階はかなり良くなってきました。あとは中間で爆発的なスピードを出すことです。課題となっている部分に関して質問をしながら確認していきました。「結果」と「原因」があります。これはいつも師事している方から言われることです。その部分を大事にしている。足が流れているから流れないように走れば速く走れる。当然の話です。方法論が問われているにも関わらず、現象だけを見て話をするというのはやはりだめですね。そういう意味で修正点を指摘してもらい本人たちも意識することができました。本当に来てよかったなと感じました。
夜は一緒に食事をさせてもらいました。takasu先生、souma先生に加えてmiya商のチームトレーナーと若手の指導者と一緒にです。本来であれば他の用事が入っていたということですが私のために時間を作っていただきました。本当に感謝です。日常の中では聞けないような話も食事の場面ではかなり聞けます。これまでの苦労話、指導の裏話など今後の指導に間違いなく生かせる内容ばかりでした。途中、「○○の練習はどのようなことしている?」と質問されました。めちゃくちゃ緊張しましたね(笑)。ひょっとして試されている?と(笑)。答えると「大事な部分だね」と言ってもらえました。「とりあえずやればいいという練習は最低」と言われていました。目的意識をもち練習を進めていかない限りは何も生み出さないということです。安心しました(笑)。
また、私が指導の中で感じていること、これからやっていきたいと思っていることを話しました。私のような若い指導者の話を熱心に聞いてくださいました。本当にうれしいですね。優れた指導者は人物的にもやはり優れている。「育てる」ということに関して温かい目で見守ってもらえています。これは私が師事している方も同じ。両者に共通している部分は「育てる」というところだと思います。「自分が遠回りしたから若い指導者にはある程度の道筋を示したい」という言葉は本当にうれしい言葉だと思います。質問に対して隠すことなくすべてを出してくれる。我が師匠と一緒に話をしてもらいたいなと強く感じました。
めちゃくちゃ幸せな時間を過ごすことができました。感謝です。
アップの仕方は非常に参考になります。ある程度練習パターンをある程度は確立できていますが、工夫できるところはかなりあると思います。何を導入するかという部分はしっかりと考えないといけません。午後に全国合宿の話がでましたが、これは色々と思うことがあるようです。ある選手が1年生の時に参加して翌年は「行きたくない」と自ら申し出たようです。形だけの練習をするパターンはどこにでもあるようです。預けたいと思わないような指導者でも全国で活躍する選手を輩出できる可能性があるとのこと。表現をぼやかしておきまずがどこにでもあるのだと思いますね。
練習の内容は特別な部分はありませんでした。うちがやっているのと同じようなメニューです。しかし、本人たちの意識の明確さが違っています。ここは我々指導者が手をかけすぎているのかもしれないなと感じました。一つ一つ丁寧に指導してあげることが「良い指導」だと思い込んでいる可能性がある。実は違うのではないかと改めて感じました。やっている動きと目指している動きのギャップがあります。結局うちの選手はできていない。これだけのところです。この練習には11秒9、12秒1の選手も参加していました。この動きを実際に見ることができ「方向性」については間違っていないということを感じました。あとはそれをどうやって身に付けることができるかだと思います。
ここでまた「?」と思うことが。うちの状態と同じです。「人任せ」にしているから各自が分かっていない。そして間違える。流れが止まる。これの繰り返しです。工夫をしなければいけないのです。ここで3人の顧問で色々と意見交換ができました。競技実績に違いがあってもこの部分は共通する部分が多くあることが実感できました。悩んでいるのは私だけではないのです。全国区で活躍するチームであってもそれぞれがそれぞれのレベルで「チーム作り」に苦労されているのだということを痛感しました。
その後うちの選手は個別に動きの部分に関して色々と指導してもらうことができました。接地が強いという部分は特徴でもありそのまま足が流れるという部分にもつながっています。動きが硬いというのもこの部分につながっています。今の一番の課題です。加速段階はかなり良くなってきました。あとは中間で爆発的なスピードを出すことです。課題となっている部分に関して質問をしながら確認していきました。「結果」と「原因」があります。これはいつも師事している方から言われることです。その部分を大事にしている。足が流れているから流れないように走れば速く走れる。当然の話です。方法論が問われているにも関わらず、現象だけを見て話をするというのはやはりだめですね。そういう意味で修正点を指摘してもらい本人たちも意識することができました。本当に来てよかったなと感じました。
夜は一緒に食事をさせてもらいました。takasu先生、souma先生に加えてmiya商のチームトレーナーと若手の指導者と一緒にです。本来であれば他の用事が入っていたということですが私のために時間を作っていただきました。本当に感謝です。日常の中では聞けないような話も食事の場面ではかなり聞けます。これまでの苦労話、指導の裏話など今後の指導に間違いなく生かせる内容ばかりでした。途中、「○○の練習はどのようなことしている?」と質問されました。めちゃくちゃ緊張しましたね(笑)。ひょっとして試されている?と(笑)。答えると「大事な部分だね」と言ってもらえました。「とりあえずやればいいという練習は最低」と言われていました。目的意識をもち練習を進めていかない限りは何も生み出さないということです。安心しました(笑)。
また、私が指導の中で感じていること、これからやっていきたいと思っていることを話しました。私のような若い指導者の話を熱心に聞いてくださいました。本当にうれしいですね。優れた指導者は人物的にもやはり優れている。「育てる」ということに関して温かい目で見守ってもらえています。これは私が師事している方も同じ。両者に共通している部分は「育てる」というところだと思います。「自分が遠回りしたから若い指導者にはある程度の道筋を示したい」という言葉は本当にうれしい言葉だと思います。質問に対して隠すことなくすべてを出してくれる。我が師匠と一緒に話をしてもらいたいなと強く感じました。
めちゃくちゃ幸せな時間を過ごすことができました。感謝です。