土日で中国新人が行われました。今回は地元開催ということで県新人で4位に入賞した者が参加できるということになっていました。本校からは10人参加、私が担当している選手は7人(リレーを含むので実際にレースに出るのは5人ですが)。なんとかこの舞台で勝負できればと思っていました。
リレーに関しては国体に行く前の練習の感じからすれば50秒切りが見えてくるレベルでした。全体的にかなり走れていました。が、前日の動きをみるとイマイチ・・・。一人は抜群に動いていましたがそれ以外はなんとなく重い。競技場への移動の車の中で練習の指示を出しました。ずっと見ているわけにはいかないので・・・。前日の3-4走のバトン練習、ホームストレートで行っていました。スタートやハードルの関係で3レーンでしかできない状態。実際のレースは9レーンです。3レーンで練習をしても意味がないと判断したのでこの日は1-2走、3-4走どちらもバックストレート側でバトン練習を行うようにと伝えました。
が、実際の練習の時にはホームストレートに移動しようとしていました・・・。あれだけ何度も確認したにも関わらずです。空気に飲まれているというか基本的に私の話を理解できていないというのが改めて分かりました。更に2-3走はカーブから直線でのパスではないのにどうすればいいのか?と話していました。うーん。厳しいですね。なぜバックストレートでバトン練習をするように言ったのかが分かっていない。2-3走は第3コーナーでやれば良いのです。ホームは使えないからバックストレートでやるようにと指示をした。それほど難しいことではないと思うのですが・・・。
女子の4継、レースではバトンは普通に渡りました。が、タイムは県新人よりも遅いタイム。中国を経験しただけのレースとなりました。間違いなく49秒台に入ってもおかしくないくらいの水準では来ていました。それがここにきて全く走れない。考えないといけません。宿舎に戻りかなり話をしてさらに個別にも話をしました。今の時点では完全に「力不足」です。バトンがそれなりに渡ったのであれば個々の走力が劣っているのです。または力が出し切れないのです。「声を出せ」と言われ続けても継続できません。この状態で本当に戦えるのか?まだまだ不足している部分がたくさんあります。戦えませんね。これに関してはまた後で触れます。
男子の幅跳び選手、1日目に100mと幅跳びの2つの種目が重なりました。これはかなりの強行日程です。どちらか一方に絞るというのも手だったのですがこれから先のことを考えるとどちらもやっていくほうが良いだろうと判断。本人もその気でした。100mの予選は風が微妙に向かう条件。なんとか決勝に残ってくれればと思っていましたが予選で11秒12のベスト更新。驚きました。組の3着でしたが前の2人は10秒台の選手、全体でも4位の記録で決勝に進みました。驚きです。
幅跳びの決勝と100m決勝は完全に重なっています。幅跳びを途中で抜けてから走らなければいけない状態です。それでもチャレンジすると決めたからにはやります。100mで決勝に残って幅で残れないというのでは意味がありませんから。が、幅跳びは本当に微妙な感じでした。走力が上がってきているのは良いのですが助走が全く合いません。最初の2本、全く踏切板に乗れない状況です。記録も6m40台で全く。この状況では決勝進出も危うい。助走をかなり前に出して無理やり合わせて3本目で6m64。本来の跳躍ではありません。スピードを殺しまくっての跳躍でした。この跳躍でギリギリ決勝ラウンドに進めるという感じでした。
3跳目が終わってすぐに100mのスタートへ。3跳目を跳ぶときに女子100mをやっていましたから、本当にギリギリ間に合ったという感じでしょうか。全身砂まみれ、息が切れたままスタートラインに立つことになりました。後で聞くとかなりしんどかったようです(笑)。当然ですね。レースはやはりスタートで出遅れました。予選の時と比べるとかなり遅れた感じがありました。が、30m以降で見違えるようなスピードで前を追い込んでいきました。見ている周りが驚くほどでした。最後は追いつけはしませんでしたが11秒06の大幅自己ベストで4位に入賞。向かい風の中でのこのタイムです。万全の状態であれば10秒台も視野にはいってきたかなという感じですね。春先に県総体で予選落ちした選手とは思えません(笑)。
で、すぐに幅跳びに戻る。疲れもあるだろうと助走を縮めたのですが全く踏み切り板に乗りません。全く跳躍にならず。結果的には7位となりました。本人としてもかなり不完全燃焼だったと思いますね。通常であれば冗談がいう所なのですが今回は真面目に今後の事を話しました。多くの人にアドバイスをもらいながらこういう状態での対応を考えていきたいと思います。こちらの想像以上にスプリントが上がっています。この中で踏切をやっていく、助走を作っていくのは本当に難しいと思います。インターハイを目指すからにはココはきちんとやらなければいけないですね。
収穫と課題の多い大会となりました。感じたことはまた別に書きたいと思います。
リレーに関しては国体に行く前の練習の感じからすれば50秒切りが見えてくるレベルでした。全体的にかなり走れていました。が、前日の動きをみるとイマイチ・・・。一人は抜群に動いていましたがそれ以外はなんとなく重い。競技場への移動の車の中で練習の指示を出しました。ずっと見ているわけにはいかないので・・・。前日の3-4走のバトン練習、ホームストレートで行っていました。スタートやハードルの関係で3レーンでしかできない状態。実際のレースは9レーンです。3レーンで練習をしても意味がないと判断したのでこの日は1-2走、3-4走どちらもバックストレート側でバトン練習を行うようにと伝えました。
が、実際の練習の時にはホームストレートに移動しようとしていました・・・。あれだけ何度も確認したにも関わらずです。空気に飲まれているというか基本的に私の話を理解できていないというのが改めて分かりました。更に2-3走はカーブから直線でのパスではないのにどうすればいいのか?と話していました。うーん。厳しいですね。なぜバックストレートでバトン練習をするように言ったのかが分かっていない。2-3走は第3コーナーでやれば良いのです。ホームは使えないからバックストレートでやるようにと指示をした。それほど難しいことではないと思うのですが・・・。
女子の4継、レースではバトンは普通に渡りました。が、タイムは県新人よりも遅いタイム。中国を経験しただけのレースとなりました。間違いなく49秒台に入ってもおかしくないくらいの水準では来ていました。それがここにきて全く走れない。考えないといけません。宿舎に戻りかなり話をしてさらに個別にも話をしました。今の時点では完全に「力不足」です。バトンがそれなりに渡ったのであれば個々の走力が劣っているのです。または力が出し切れないのです。「声を出せ」と言われ続けても継続できません。この状態で本当に戦えるのか?まだまだ不足している部分がたくさんあります。戦えませんね。これに関してはまた後で触れます。
男子の幅跳び選手、1日目に100mと幅跳びの2つの種目が重なりました。これはかなりの強行日程です。どちらか一方に絞るというのも手だったのですがこれから先のことを考えるとどちらもやっていくほうが良いだろうと判断。本人もその気でした。100mの予選は風が微妙に向かう条件。なんとか決勝に残ってくれればと思っていましたが予選で11秒12のベスト更新。驚きました。組の3着でしたが前の2人は10秒台の選手、全体でも4位の記録で決勝に進みました。驚きです。
幅跳びの決勝と100m決勝は完全に重なっています。幅跳びを途中で抜けてから走らなければいけない状態です。それでもチャレンジすると決めたからにはやります。100mで決勝に残って幅で残れないというのでは意味がありませんから。が、幅跳びは本当に微妙な感じでした。走力が上がってきているのは良いのですが助走が全く合いません。最初の2本、全く踏切板に乗れない状況です。記録も6m40台で全く。この状況では決勝進出も危うい。助走をかなり前に出して無理やり合わせて3本目で6m64。本来の跳躍ではありません。スピードを殺しまくっての跳躍でした。この跳躍でギリギリ決勝ラウンドに進めるという感じでした。
3跳目が終わってすぐに100mのスタートへ。3跳目を跳ぶときに女子100mをやっていましたから、本当にギリギリ間に合ったという感じでしょうか。全身砂まみれ、息が切れたままスタートラインに立つことになりました。後で聞くとかなりしんどかったようです(笑)。当然ですね。レースはやはりスタートで出遅れました。予選の時と比べるとかなり遅れた感じがありました。が、30m以降で見違えるようなスピードで前を追い込んでいきました。見ている周りが驚くほどでした。最後は追いつけはしませんでしたが11秒06の大幅自己ベストで4位に入賞。向かい風の中でのこのタイムです。万全の状態であれば10秒台も視野にはいってきたかなという感じですね。春先に県総体で予選落ちした選手とは思えません(笑)。
で、すぐに幅跳びに戻る。疲れもあるだろうと助走を縮めたのですが全く踏み切り板に乗りません。全く跳躍にならず。結果的には7位となりました。本人としてもかなり不完全燃焼だったと思いますね。通常であれば冗談がいう所なのですが今回は真面目に今後の事を話しました。多くの人にアドバイスをもらいながらこういう状態での対応を考えていきたいと思います。こちらの想像以上にスプリントが上がっています。この中で踏切をやっていく、助走を作っていくのは本当に難しいと思います。インターハイを目指すからにはココはきちんとやらなければいけないですね。
収穫と課題の多い大会となりました。感じたことはまた別に書きたいと思います。