県体最終日、女子のメインはマイル。とはいっても120m以上の距離を走った記憶がありません。今のチームは本当に短い距離しかやっていません。この部分が良い部分であり悪い部分である。それは分かっていた部分。「マイルチーム」から「4継チーム」へと変わりました。私の性格的に以前の練習の「良かった部分」を見失っていた部分もあると思います。がむしゃらに強くなることだけを考えてひたすら走る練習がここ最近はほとんど行えていません。その状態で「マイル」で勝負するというのはなかなか難しいところです。
女子は200mにも出場しました。このような練習形態ですから200mでスピードを維持できるとは思っていませんでした。前半は走れるだろうが後半は厳しいだろうなと。高いスピードの持続練習をほとんど(全く)やっていない状況では最後の80mは持つはずがありません。2人とも最初のカーブは抜群のスピードで抜けてきましたがそこまで・・・。ラストはちょっと・・・。レース終了後にきちんと話だけはしました。「後半部分は冬期での課題である」というのを明確にしておかなければいけないからです。
ここでふと以前のことを思い出しました。高いスピード持続系の練習をしていたおかげで200mや100mでのレース後半の伸びがあったのではないかと。ここ最近は少し(かなり)偏りがありました。分かってはいたのですがこのために走りに「余裕」がなくなっていたのではないかと思います。走れるものも走れません。まだまだ未完成の状況です。来年の目処が一気に立ってきました。
繰り返しになりますがこの日のメインは「マイル」。来年云々ではなく今年のマイルです。春先には4分25秒かかっています。夏の新人では4分18秒(15秒?)程度だったと思います。この状況で「入賞」を狙うというのは本当に厳しい。分かりきっていることですが「3年生の最後のレース」だという気持ちだけが強くありました。
実際のレース、このチーム状況を知っている方々がどのような目で見られたのかは分かりません。単なる1つのレースとしてみる人もいるでしょうし、「3年生の最後」としてみてくれた方もいるはずです。通常考えれば4分13秒程度が出れば十分。8位入賞が最大の目標かなと思っていました。前日に1走の選手が個人の400mで64秒後半かかっています。他の者も同じ水準だと思っていましたから単純に4倍で4分12秒かなと。
しかし実際のレースは全く違いました。私が想像するはるか上のレベルの走りをしていました。私は役員の仕事があるのでずっとマイルのレースの流れを見ることができません。重要な場所だけを見ているだけです。1走の時点で61秒でバトンを渡しました。信じられませんでした。更に2走が最初から飛ばしていき最後までスピードを維持して2分01秒で3走へ。3走も最初から。最後上半身がバラバラにになりながらもなんとかバトンを渡してくれました。ここの時点で3分02秒!!奇跡的な走りです。他のチームに引っ張ってもらったとかではなくほとんど走ったことのない400mを最初から飛ばしていき単独でこのタイム。以前「マイルでインターハイへ」を意識した時と同じかそれ以上の走りです。アンカーは3年生。ここ最近の練習の状況から言って400mはかなり厳しい。68秒くらいかかるのではないかと思っていました。が、一人で我慢して我慢して走ってフィニッシュタイムが4分07秒!!なんと4分10秒を切ってきました!!すごいことです。さすがに信じられませんでした。
総合結果はなんと3位。賞状をもらうことができました。3位確定の放送が流れたときに遠くでうちの選手の喜ぶ声が聞こえました。私自身も本当に嬉しかったですね。通常考えられない記録です。4継の失敗を取り返すことができたかと言えばできていません。やはり4継で勝負をしたかったというのは変わりません。しかし、「想い」があれば自分が持っている力を最大限に引き出せるのです。「tokushoだからマイルは走れて当然」と思われる方もいるとは思いますが、本当に今の練習で400mを走り切れるというのは考えられません。自分たちの中で「何か」が変わってくれたのかもしれません。
選手たちの中にある「力」を改めて見せられた気がします。県新人の時と同じです。こちらが思っていた以上の力を発揮する。この「きっかけ」をくれたのは3年生の存在です。そして、取り返しのつかないミスである前日の4継の失格がこの「きっかけ」になったのだと思います。これまでのことを考えると、3年生の「想い」を考えるとこの大会は全て笑顔で終わりたかったというのが正直なところです。「秘められた力」というのを感じさせてくれたレースでした。
このことに関してはまた別に書きたいと思っています。長くなって済みません。今回は「想い」があることなので・・・。お許しを。
女子は200mにも出場しました。このような練習形態ですから200mでスピードを維持できるとは思っていませんでした。前半は走れるだろうが後半は厳しいだろうなと。高いスピードの持続練習をほとんど(全く)やっていない状況では最後の80mは持つはずがありません。2人とも最初のカーブは抜群のスピードで抜けてきましたがそこまで・・・。ラストはちょっと・・・。レース終了後にきちんと話だけはしました。「後半部分は冬期での課題である」というのを明確にしておかなければいけないからです。
ここでふと以前のことを思い出しました。高いスピード持続系の練習をしていたおかげで200mや100mでのレース後半の伸びがあったのではないかと。ここ最近は少し(かなり)偏りがありました。分かってはいたのですがこのために走りに「余裕」がなくなっていたのではないかと思います。走れるものも走れません。まだまだ未完成の状況です。来年の目処が一気に立ってきました。
繰り返しになりますがこの日のメインは「マイル」。来年云々ではなく今年のマイルです。春先には4分25秒かかっています。夏の新人では4分18秒(15秒?)程度だったと思います。この状況で「入賞」を狙うというのは本当に厳しい。分かりきっていることですが「3年生の最後のレース」だという気持ちだけが強くありました。
実際のレース、このチーム状況を知っている方々がどのような目で見られたのかは分かりません。単なる1つのレースとしてみる人もいるでしょうし、「3年生の最後」としてみてくれた方もいるはずです。通常考えれば4分13秒程度が出れば十分。8位入賞が最大の目標かなと思っていました。前日に1走の選手が個人の400mで64秒後半かかっています。他の者も同じ水準だと思っていましたから単純に4倍で4分12秒かなと。
しかし実際のレースは全く違いました。私が想像するはるか上のレベルの走りをしていました。私は役員の仕事があるのでずっとマイルのレースの流れを見ることができません。重要な場所だけを見ているだけです。1走の時点で61秒でバトンを渡しました。信じられませんでした。更に2走が最初から飛ばしていき最後までスピードを維持して2分01秒で3走へ。3走も最初から。最後上半身がバラバラにになりながらもなんとかバトンを渡してくれました。ここの時点で3分02秒!!奇跡的な走りです。他のチームに引っ張ってもらったとかではなくほとんど走ったことのない400mを最初から飛ばしていき単独でこのタイム。以前「マイルでインターハイへ」を意識した時と同じかそれ以上の走りです。アンカーは3年生。ここ最近の練習の状況から言って400mはかなり厳しい。68秒くらいかかるのではないかと思っていました。が、一人で我慢して我慢して走ってフィニッシュタイムが4分07秒!!なんと4分10秒を切ってきました!!すごいことです。さすがに信じられませんでした。
総合結果はなんと3位。賞状をもらうことができました。3位確定の放送が流れたときに遠くでうちの選手の喜ぶ声が聞こえました。私自身も本当に嬉しかったですね。通常考えられない記録です。4継の失敗を取り返すことができたかと言えばできていません。やはり4継で勝負をしたかったというのは変わりません。しかし、「想い」があれば自分が持っている力を最大限に引き出せるのです。「tokushoだからマイルは走れて当然」と思われる方もいるとは思いますが、本当に今の練習で400mを走り切れるというのは考えられません。自分たちの中で「何か」が変わってくれたのかもしれません。
選手たちの中にある「力」を改めて見せられた気がします。県新人の時と同じです。こちらが思っていた以上の力を発揮する。この「きっかけ」をくれたのは3年生の存在です。そして、取り返しのつかないミスである前日の4継の失格がこの「きっかけ」になったのだと思います。これまでのことを考えると、3年生の「想い」を考えるとこの大会は全て笑顔で終わりたかったというのが正直なところです。「秘められた力」というのを感じさせてくれたレースでした。
このことに関してはまた別に書きたいと思っています。長くなって済みません。今回は「想い」があることなので・・・。お許しを。