月曜日、練習は朝練だけとしていました。土曜日にかなりやっているのもありますが数週間前から「カイロ」の話をしてもらう予定を立てていたからです。こういう取り組みをするというのはどれだけ多いのかはわかりませんが、ここ最近特に故障しないで練習を積むことの大切さを感じています。そのために何をしないといけないかを考えた結果、「選手自身の意識改革」しかないだろうということになりました。
少し前にも書きましたが本校の卒業生がカイロで働いていることが判明しました。このことは前から知っていたのですがそれ以上のことは全く考えていませんでした。ふと、先日県外で聞いた話を思い出しました。その学校の卒業生(正確に言うと顧問の先生の前任校の教え子)が理学療法士をやっている。故障したときなどはその理学療法士の家に泊まり込みで治療をしてもらう。県外の試合には必ず付いてきてもらって最後までケアをしてもらう。かなりケア体制ができています。その部分を考えるとまだまだうちの取り組みは甘いなと。どれだけの学校がここまで考えているかは分かりませんが、しっかりとした指導体制とサポート体制を作り上げていくことが重要だと思いました。
このたび、無理を言って学校に来てもらって「カイロ」についての話を聞く機会を作りました。自分の体のメンテナンスは自分自身の日常生活で行っていくという部分です。私自身、競技に対する取り組みは「日常生活」の延長線上にあると思っています。日常生活で適当にやってい競技場面だけしっかりやろうと思ってもできるはずはありません。普段の「生活」が「性格」を作るのです。「性格」は「考え方」であり、その「考え方」が行動を決める。だからこそ普通の生活が大事なのです。
今回は卒業生だけではなく東部地区の代表の方ともう一人の先生が来てくれました。基本ボランティアです。本当にありがたいことです。せっかくの機会なのでほかの部にも呼びかけてみました。約50人くらいの人数で講義を行ってもらい実際に骨盤や肩胛骨を調整する運動を細かく教えてもらいました。話の中で印象的だったのは普段の生活での姿勢です。特に寝る姿勢などですね。どれだけ練習の時間に意識をしてもそれ以外の時間の方が長い。高校生であれば授業を受ける姿勢なども骨盤のずれに大きく影響してきます。この部分の話を私からではなく「治療をする先生」から聞けるというのが大きいと思っています。きちんとした姿勢を意識しないと結果的にそれが骨盤のズレを生みその繰り返しで故障につながる。当然といえば当然の話ですがこれをどれだけ自分のこととしてとらえることができるかが重要だと思っています。
また、話の中で「保護者」との関わりの話も出てきました。未成年ですからどうしても保護者の影響力が大きい。自分がやりたいと思っても保護者が「必要ない」と言われればそこまでの話です。それ以上はありません。これまでの経験上、保護者の協力がなければ選手はいい方向には進みません。「足が痛いから練習させたくない」「腰が痛いから治るまで練習を休ませる」「痛いやらないのがうちの方針」と言われたら「そうですね」としか言えません。そのレベルなら「趣味」のレベルですが・・・。この前の段階でしっかりとした環境作りができないと選手の競技力は向上しません。高校生は特にこの部分の影響力は大きいですね。
うちの選手は個別に身体の調整を簡単にしてもらいました。ひどい状態だと言われました・・・。施術により一時的に回復しても今後のことを考えるとまた元に戻る。これも当然の話です。強制的に身体のバランスを治しても結局は骨盤のズレや背骨の状態が良くないからその状態になるのです。普段の意識の中できちんとしておかなければまた同じ状態に戻る。だから「日常生活」での姿勢作りが大事になってくるのです。
また、個別に細かく今の状態をリセットする運動を教えてもらいました。本当に細かく丁寧に教えてもらうことができました。感謝の言葉だけでは言い尽くせないくらいの話です。選手も待ち時間を使いながチューブ等を使ったコンディショニングやリセット方法をやっていました。こういう機会が選手の取り組む姿勢を変えるチャンスだと思っています。これが一時的にではなく本当に必要と思えば絶対に変わってくるはずです。
カイロの先生方は「高校生のために」という言葉を繰り返し言われていました。ありがたいことです。「自分のところにくれば絶対に治る」とは言われませんでした。「カイロ」は基本的に痛くなったらくる場所ではない。痛くならないようにどうすればいいかを学ぶ場所だと言われていました。何回か治療をする中で自分の身体のリセット方法を学びそれを実践していく。最終的には自分のところに来なくなるのが理想だと。自分自身の身体を自分でリセットして動きやすい身体を作るのが目的だと言われていました。まさにそのとおりですね。
3時間以上になりましたが私にとっても選手にとっても非常に価値のある時間となりました。心から感謝したいと思います。また、今後もこういうおつきあいができればと。貴重な時間でした。
少し前にも書きましたが本校の卒業生がカイロで働いていることが判明しました。このことは前から知っていたのですがそれ以上のことは全く考えていませんでした。ふと、先日県外で聞いた話を思い出しました。その学校の卒業生(正確に言うと顧問の先生の前任校の教え子)が理学療法士をやっている。故障したときなどはその理学療法士の家に泊まり込みで治療をしてもらう。県外の試合には必ず付いてきてもらって最後までケアをしてもらう。かなりケア体制ができています。その部分を考えるとまだまだうちの取り組みは甘いなと。どれだけの学校がここまで考えているかは分かりませんが、しっかりとした指導体制とサポート体制を作り上げていくことが重要だと思いました。
このたび、無理を言って学校に来てもらって「カイロ」についての話を聞く機会を作りました。自分の体のメンテナンスは自分自身の日常生活で行っていくという部分です。私自身、競技に対する取り組みは「日常生活」の延長線上にあると思っています。日常生活で適当にやってい競技場面だけしっかりやろうと思ってもできるはずはありません。普段の「生活」が「性格」を作るのです。「性格」は「考え方」であり、その「考え方」が行動を決める。だからこそ普通の生活が大事なのです。
今回は卒業生だけではなく東部地区の代表の方ともう一人の先生が来てくれました。基本ボランティアです。本当にありがたいことです。せっかくの機会なのでほかの部にも呼びかけてみました。約50人くらいの人数で講義を行ってもらい実際に骨盤や肩胛骨を調整する運動を細かく教えてもらいました。話の中で印象的だったのは普段の生活での姿勢です。特に寝る姿勢などですね。どれだけ練習の時間に意識をしてもそれ以外の時間の方が長い。高校生であれば授業を受ける姿勢なども骨盤のずれに大きく影響してきます。この部分の話を私からではなく「治療をする先生」から聞けるというのが大きいと思っています。きちんとした姿勢を意識しないと結果的にそれが骨盤のズレを生みその繰り返しで故障につながる。当然といえば当然の話ですがこれをどれだけ自分のこととしてとらえることができるかが重要だと思っています。
また、話の中で「保護者」との関わりの話も出てきました。未成年ですからどうしても保護者の影響力が大きい。自分がやりたいと思っても保護者が「必要ない」と言われればそこまでの話です。それ以上はありません。これまでの経験上、保護者の協力がなければ選手はいい方向には進みません。「足が痛いから練習させたくない」「腰が痛いから治るまで練習を休ませる」「痛いやらないのがうちの方針」と言われたら「そうですね」としか言えません。そのレベルなら「趣味」のレベルですが・・・。この前の段階でしっかりとした環境作りができないと選手の競技力は向上しません。高校生は特にこの部分の影響力は大きいですね。
うちの選手は個別に身体の調整を簡単にしてもらいました。ひどい状態だと言われました・・・。施術により一時的に回復しても今後のことを考えるとまた元に戻る。これも当然の話です。強制的に身体のバランスを治しても結局は骨盤のズレや背骨の状態が良くないからその状態になるのです。普段の意識の中できちんとしておかなければまた同じ状態に戻る。だから「日常生活」での姿勢作りが大事になってくるのです。
また、個別に細かく今の状態をリセットする運動を教えてもらいました。本当に細かく丁寧に教えてもらうことができました。感謝の言葉だけでは言い尽くせないくらいの話です。選手も待ち時間を使いながチューブ等を使ったコンディショニングやリセット方法をやっていました。こういう機会が選手の取り組む姿勢を変えるチャンスだと思っています。これが一時的にではなく本当に必要と思えば絶対に変わってくるはずです。
カイロの先生方は「高校生のために」という言葉を繰り返し言われていました。ありがたいことです。「自分のところにくれば絶対に治る」とは言われませんでした。「カイロ」は基本的に痛くなったらくる場所ではない。痛くならないようにどうすればいいかを学ぶ場所だと言われていました。何回か治療をする中で自分の身体のリセット方法を学びそれを実践していく。最終的には自分のところに来なくなるのが理想だと。自分自身の身体を自分でリセットして動きやすい身体を作るのが目的だと言われていました。まさにそのとおりですね。
3時間以上になりましたが私にとっても選手にとっても非常に価値のある時間となりました。心から感謝したいと思います。また、今後もこういうおつきあいができればと。貴重な時間でした。