kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

国体から帰る

2012-10-11 | 陸上競技
火曜日、この日は陸上競技の種目はありませんでした。正確に言うと山口県の選手が出場する種目がなかったということですが・・・。私たちは前日に帰宅できず最終日は強制的に閉会式に参加することになっていました。うーん、ちょっと微妙。帰りはマイクロバスでの帰りになっていましたから8~9時間がかかります。凹み気味・・・。

そのため午前中は少し時間ができました。11時まで宿舎を出発することができないので時間を持て余す部分がありました。そこで近くにある岐阜城へ登ってみることにしました。他のコーチは早い段階で時間があったのでの夕方行ったということなので私一人でお城を目指しました。8時半からロープウェイが動いているということなので早朝から行ってみました。



山の上にあるお城というのは初めて行きましたが本当に素晴らしい景色が眼下に広がっていました。ここにお城を作るというのは本当に大変な事だと思いますが・・・。国体に行って初めて観光をした気がします。通常は試合と試合の間にこのようなことはしません。今回は「強制的」に閉会式に参加ということだったのでしたから時間があったからです。決して遊びに行っているわけではありませんから(笑)。

午後からは閉会式に参加。まーこれは本当に長かったですね。待ち時間が約2時間、閉会式が立ったままで1時間。自由がありませんからかなりしんどかったですね。今回の国体、例年通り「地元優勝」でした。昨年のことが頭によぎりますが色々と大変な事もあったと思います。選手は地元の企業に所属して活動。4年以上はその環境でやっていたようです。「これから先もここでやっていきたい」と口にしている選手が多かった(新聞記事で読んだだけですが)のも印象的でしたね。県の方針がそのような方向なのでしょう。
表彰式ではあろうことかアナウンサーが「総合優勝、埼玉県」と読み間違えました・・・。ひょっとしたら賞状を渡す人が読み間違えたのかもしれません。会場はざわつきました・・・。当然ですね。このタイミングで間違えるか?って感じですね。あとは淡々と。1時間強かかりました。疲労困憊。

その後、マイクロバスで山口に向けて出発。過酷でした。私はマイクロを運転できませんから乗るだけです。申し訳ないのでいつも助手席で話し相手になるようにしています。そのため一切寝ません。まー今回は「たった8時間」でしたから何とか耐えることができました。この時間というのも非常に大事です。色々なことを話しながら帰っていきました。本当に勉強になることがたくさんあります。他県に勉強しに行くことも刺激になりますが、優れた指導者は県内にもいます。それほど多くないとは思っていますが私の身の回りにはそのような指導者がいますからその人たちから色々と話を聞くというのは勉強になるのです。

結果的に帰宅は深夜0時前後でした。疲労困憊ですね。今回の国体は本当想うことが多くありました。無力感というか何をやっていたのかという気持ちが強く残ります。もう一度原点に戻っていかないといけないと思います。

特にチーム作りの大切さを感じました。良いチームにならない限りは戦えません。「心」を育てていきたいと強く思いました。もう一度熱くなれたらと思います。
コメント
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