火曜日、練習が始まる前に女子にだけ話をしました。これからの取り組み方についてです。ここまで話をしないといけないのかどうかは正直分かりませんが、大きな変化を生み出さない限りまた同じことを繰り返す。今のままではかなりの確率で同じ状態に戻るのではないかと思っています。繰り返すのであれば自分たちでやればいい。この話をしていますがそれでも繰り返す危険性は高い。ことあるごとに話をしておかなければいけないのではないかと感じています。
この日は久々に「女子選手」について話をしました。男子選手と女子選手の違いです。これも数年間ほとんど言いませんでした。その状態にさえ上がってこない状態でしたから。インターハイに行った選手はいつの間にかこちらが求める状態になっていて「陸上に賭ける」という姿勢がありました。それでも思うように走れずに苦しんでいましたが、あの時「女子選手」という状況のままでいたら間違いなく終わっていたと思います。苦しいときに泣き続け、誰かが助けてくれるのを待つ。そういう「女子選手」では絶対に強くなりません。
「男子選手」と「女子選手」の違いは何か?選手に質問しましたが答えられませんでした。難しく考えすぎです。もっとも基本的なこと、これは「性差」だと思っています。性別が異なれば物事に対する考え方も間違いなく変わってきます。女子は将来的に子供を産む。子供を産んでその子供を「守る」のです。生来、そういう風に身体ができていますし「母性本能」と言われるように「守る性」という側面が大きい。これが「女子選手」として伸びるかどうかの大きな要因に関わっていると考えています。
選手たちにも他県の選手の様子を思い出させました。強い選手というのは短髪となり大きな声をだしてかなりの存在感を示します。「見た目」を気にするのではなく「競技のために」という意識が強いのです。男子選手と見間違う選手もたくさんいます。スポーツ刈りまで短くするのは私はちょっとどうかと思いますが、それでも競技に対する「覚悟」が表れています。それが全ての部分に影響してきます。これは間違いない事実です。
以前うちの全くの無名だったうちのチームが一気に飛躍した年があります。この時は中国大会に行って予選落ちした後、次の練習の時には全員が髪が短くなっていました。これまでは髪をくくっていたのが一気に髪を切りました。別に髪を切れと指示したわけではありませんが、選手たちが他県の選手を見て「形」から入ったのだと思います。それ以後、見違えるほど強くなりました。もちろん甘さは多々ありましたが、この選手たちがいた2・3年は本当の指導をするのが楽しかった。それだけの「覚悟」を持っていたからです。
「女を捨てろ」という話をしました。「女子選手」であり続ける限り目指すレベルには届かない。女子を意識し続けていれば女性ホルモンの分泌も多くなりどれだけトレーニングをしても筋力が上がりません。女子選手は女性ホルモンの分泌が多くなればそれだけで脂肪が付きやすい身体となります。つまり簡単に太る。体重オーバーを招くことは競技力の停滞を招きます。中学生と同じ体系のままの選手も少なからずいますが、そのような選手も間違いなく時期が来れば「女性の体格」へと変わっていきます。高校で伸びなくなる原因の一つだと考えています。
「守る性」ですから練習中に追い込むことができません。力を使い切ってしまうと「守る」事ができないので自分自身を「守る」ために知らず知らずのうちに自分の力をセーブしてしまう。追込み練習でも苦しい場面で力を残してしまいます。男子は1本でも追い込むことができますが女子はそれができないのです。だから本数が多くなってしまう。少ない本数で最高の負荷をかけることができれば故障もしなくなります。このことを理解して競技に取り組むことができるかで大きく変わってきます。
典型的な例があります。追込み練習の時になると「怖い」と言う選手がいました。走り込みの前までは高いスピードを出していたにも関わらず、突然スピードが鈍ります。60mでは大差で勝っていたのに150mになると最初の60mで逆に差をつけられる。走り込みで疲れるのが「怖い」のです。そのためどれだけ練習をやっても効果が出ません。当然です。持っている力をほとんど使わずに7割以下のスピードレベルでしか練習ができないのですから。この状態で強くなれるほど甘くはありません。女子特有の「守る」という姿勢が前面に出た例だと思います。本人は一生懸命にやっているつもりでも実際は負荷が足りないのです。
「覚悟」を持つ。もちろん簡単なことではありません。それでも「女を捨てる」という部分がこれから先の競技を大きく左右すると思っています。それくらいの「覚悟」がなければ結局だらだらで終わってしまう。先が見えます。それなりの練習をしてそれなりの結果を残すというのでは面白くありません。
それだけの「覚悟」を今のチームに求めるのは厳しいものがあると思っています。それでも求める。できないのであれば自分たちで練習をすればいい。それだけの話です。これは私自身の「覚悟」にもつながると思っています。中途半端な「覚悟」で競技をやるのを私も止めなければいけない。退路を断つ。これができないチームであれば県内で終わり。それでも良いという指導者もいると思いますが、今の私はそこで終われません。自分自身の「考え」の部分ですが・・・。
どこまで伝わるか。伝わらないならそれまで。「覚悟」を決めたいと思います。
この日は久々に「女子選手」について話をしました。男子選手と女子選手の違いです。これも数年間ほとんど言いませんでした。その状態にさえ上がってこない状態でしたから。インターハイに行った選手はいつの間にかこちらが求める状態になっていて「陸上に賭ける」という姿勢がありました。それでも思うように走れずに苦しんでいましたが、あの時「女子選手」という状況のままでいたら間違いなく終わっていたと思います。苦しいときに泣き続け、誰かが助けてくれるのを待つ。そういう「女子選手」では絶対に強くなりません。
「男子選手」と「女子選手」の違いは何か?選手に質問しましたが答えられませんでした。難しく考えすぎです。もっとも基本的なこと、これは「性差」だと思っています。性別が異なれば物事に対する考え方も間違いなく変わってきます。女子は将来的に子供を産む。子供を産んでその子供を「守る」のです。生来、そういう風に身体ができていますし「母性本能」と言われるように「守る性」という側面が大きい。これが「女子選手」として伸びるかどうかの大きな要因に関わっていると考えています。
選手たちにも他県の選手の様子を思い出させました。強い選手というのは短髪となり大きな声をだしてかなりの存在感を示します。「見た目」を気にするのではなく「競技のために」という意識が強いのです。男子選手と見間違う選手もたくさんいます。スポーツ刈りまで短くするのは私はちょっとどうかと思いますが、それでも競技に対する「覚悟」が表れています。それが全ての部分に影響してきます。これは間違いない事実です。
以前うちの全くの無名だったうちのチームが一気に飛躍した年があります。この時は中国大会に行って予選落ちした後、次の練習の時には全員が髪が短くなっていました。これまでは髪をくくっていたのが一気に髪を切りました。別に髪を切れと指示したわけではありませんが、選手たちが他県の選手を見て「形」から入ったのだと思います。それ以後、見違えるほど強くなりました。もちろん甘さは多々ありましたが、この選手たちがいた2・3年は本当の指導をするのが楽しかった。それだけの「覚悟」を持っていたからです。
「女を捨てろ」という話をしました。「女子選手」であり続ける限り目指すレベルには届かない。女子を意識し続けていれば女性ホルモンの分泌も多くなりどれだけトレーニングをしても筋力が上がりません。女子選手は女性ホルモンの分泌が多くなればそれだけで脂肪が付きやすい身体となります。つまり簡単に太る。体重オーバーを招くことは競技力の停滞を招きます。中学生と同じ体系のままの選手も少なからずいますが、そのような選手も間違いなく時期が来れば「女性の体格」へと変わっていきます。高校で伸びなくなる原因の一つだと考えています。
「守る性」ですから練習中に追い込むことができません。力を使い切ってしまうと「守る」事ができないので自分自身を「守る」ために知らず知らずのうちに自分の力をセーブしてしまう。追込み練習でも苦しい場面で力を残してしまいます。男子は1本でも追い込むことができますが女子はそれができないのです。だから本数が多くなってしまう。少ない本数で最高の負荷をかけることができれば故障もしなくなります。このことを理解して競技に取り組むことができるかで大きく変わってきます。
典型的な例があります。追込み練習の時になると「怖い」と言う選手がいました。走り込みの前までは高いスピードを出していたにも関わらず、突然スピードが鈍ります。60mでは大差で勝っていたのに150mになると最初の60mで逆に差をつけられる。走り込みで疲れるのが「怖い」のです。そのためどれだけ練習をやっても効果が出ません。当然です。持っている力をほとんど使わずに7割以下のスピードレベルでしか練習ができないのですから。この状態で強くなれるほど甘くはありません。女子特有の「守る」という姿勢が前面に出た例だと思います。本人は一生懸命にやっているつもりでも実際は負荷が足りないのです。
「覚悟」を持つ。もちろん簡単なことではありません。それでも「女を捨てる」という部分がこれから先の競技を大きく左右すると思っています。それくらいの「覚悟」がなければ結局だらだらで終わってしまう。先が見えます。それなりの練習をしてそれなりの結果を残すというのでは面白くありません。
それだけの「覚悟」を今のチームに求めるのは厳しいものがあると思っています。それでも求める。できないのであれば自分たちで練習をすればいい。それだけの話です。これは私自身の「覚悟」にもつながると思っています。中途半端な「覚悟」で競技をやるのを私も止めなければいけない。退路を断つ。これができないチームであれば県内で終わり。それでも良いという指導者もいると思いますが、今の私はそこで終われません。自分自身の「考え」の部分ですが・・・。
どこまで伝わるか。伝わらないならそれまで。「覚悟」を決めたいと思います。