日曜日、前日からの強風は収まることもなく。九州地方では地震が頻発。ただでさえ眠れない夜が続いているのに。教え子の親友が熊本出身でした。前回会った時に「週末は地元の大会で走る」と言っていました。戻っていたら被災している可能性もあります。心配になって教え子に連絡を取りましたが、帰省する前に地震の影響で中止になっていたようです。無事で何より。
前日の練習開始時に熊本震災について話をしました。こうやって「やりたい事」ができるのは当たり前ではないのです。自分達と同じ高校生が避難生活を余儀なくされている。インターハイで活躍をしたいと思っている選手も多く含まれる。その子達は練習をしたくてもできないのです。まずは「生きる」事が最優先。その感覚が分かるかどうかです。練習が出来るのは「当たり前」ではない。
そんな中で自分が何をするのか。活動を自粛するというのも選択肢の一つかもしれません。が、今自分達は生きている。いつ震災に合うかわからないけど今は自分達のやりたい事ができている。だからこそ自分ができる事を一生懸命やらないといけない。それが出来なければ人として良くないと思っています。こんな事を高校生に話してもなかなか意味が伝わらないかもしれません。それでも伝えていく義務があると考えています。競技の話だけではなく「物事に対する考え方」が重要だと思っています。
テレビだけで見ていたら「どこか遠くで起きている事」という感じがあります。今回は我々が住んでいる地域でも揺れを感じ、自分達にも関係のある事だと認識できる。しかし、家が倒壊したわけでもなく普通の生活をしている。だからこそ「一生懸命になり切れない」と思う。そのまま「生きている時間」を最大限に使えないのは決していい事ではない。
私の話が選手に伝わるかどうか分かりません。真剣に聞けない選手はそこまでだと思っています。力が有る無し関係なく「人として大切な感情」を持てないようでは決して強くはなれない。「心」が素直でなければ選手として大成しないと思っています。大切な事を素直に聞ける選手でなければいけない。簡単な事ではありません。他人事として話を聞いているようでは強くなれる可能性は低い。どれだけ才能溢れていても「心」の才能がなければ伸びない。
伝えたい事がある。それは今の仕事としては大切なんじゃないかと思っています。1日も早く地震が収まり九州地方の方々が落ち着いて生活できる日々が来る事を心から祈ります。私はわたしに出来る事を最大限にやっていく。それ以上でも以下でもない。そう思って生きていきます。綺麗事かもしれません。震災にあった方々の気持ちに寄り添う事が出来ているとは思いません。それでも出来る事をやるしかない。そう思います。
前日の練習開始時に熊本震災について話をしました。こうやって「やりたい事」ができるのは当たり前ではないのです。自分達と同じ高校生が避難生活を余儀なくされている。インターハイで活躍をしたいと思っている選手も多く含まれる。その子達は練習をしたくてもできないのです。まずは「生きる」事が最優先。その感覚が分かるかどうかです。練習が出来るのは「当たり前」ではない。
そんな中で自分が何をするのか。活動を自粛するというのも選択肢の一つかもしれません。が、今自分達は生きている。いつ震災に合うかわからないけど今は自分達のやりたい事ができている。だからこそ自分ができる事を一生懸命やらないといけない。それが出来なければ人として良くないと思っています。こんな事を高校生に話してもなかなか意味が伝わらないかもしれません。それでも伝えていく義務があると考えています。競技の話だけではなく「物事に対する考え方」が重要だと思っています。
テレビだけで見ていたら「どこか遠くで起きている事」という感じがあります。今回は我々が住んでいる地域でも揺れを感じ、自分達にも関係のある事だと認識できる。しかし、家が倒壊したわけでもなく普通の生活をしている。だからこそ「一生懸命になり切れない」と思う。そのまま「生きている時間」を最大限に使えないのは決していい事ではない。
私の話が選手に伝わるかどうか分かりません。真剣に聞けない選手はそこまでだと思っています。力が有る無し関係なく「人として大切な感情」を持てないようでは決して強くはなれない。「心」が素直でなければ選手として大成しないと思っています。大切な事を素直に聞ける選手でなければいけない。簡単な事ではありません。他人事として話を聞いているようでは強くなれる可能性は低い。どれだけ才能溢れていても「心」の才能がなければ伸びない。
伝えたい事がある。それは今の仕事としては大切なんじゃないかと思っています。1日も早く地震が収まり九州地方の方々が落ち着いて生活できる日々が来る事を心から祈ります。私はわたしに出来る事を最大限にやっていく。それ以上でも以下でもない。そう思って生きていきます。綺麗事かもしれません。震災にあった方々の気持ちに寄り添う事が出来ているとは思いません。それでも出来る事をやるしかない。そう思います。