kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

支部大会7

2016-04-26 | 陸上競技
どれだけ書くのか・・・。

最後に全体に話をしました。

努力は報われるとは限らない。しかし、努力しない者には成功する可能性さえない。

今回の大会で県総体に出場できる者、この大会で上への道が閉ざされた者と様々だと思います。が、唯一言えるのは「本気で努力してこの場に立てなかった者は結果を望めない」ということ。最大限に努力して初めて「可能性」が生まれる。高校生の一番大きな目標は「インターハイ」だと思っています。インターハイに向かう道を全力で進んでいくこと。ここに尽きると。駅伝や国体などもありますが「インターハイ路線」でどれだけ戦っていくのかだと思っています。

実際に総体に行ける者がどれだけ努力したのかは本人にしか分かりません。逆に行けなかった者が努力をしなかったとも言いません。が、普通の選手が「県総体に出場する」ためにはやはり「できることを最大限にやる」という姿勢が必要になります。適当にやっているようではダメ。私は「中途半端にやる」ことを認めません。やるからには速い遅いは関係なく「全力で努力する」ことが重要だと思っています。そこが出来なければ「勝ち上がれる可能性」はないのです。

世の中のことなんて大半が「上手くいくかどうか分からない」のです。100%成功するから頑張れる、という考え方をしているようでは絶対に成長できません。上手くいくかどうかは分からない。しかし、本気になって取り組めなければ「成功する可能性さえない」のです。物事にチャレンジする間に諦めていたら強くなれるはずはない。成長できるはずはない。そう思います。

県総体に向けてやっていく。県総体に出場できない者は「他人事」ではないのです。一人でも「自分は関係ない」と思っているような選手がいれば「チーム」の雰囲気が悪くなります。そうなると「上手くいくものもいかなくなる」というのが世の中の常なのです。そうならないようにどうするのか。ここが重要だと思っています。人数が多くなればなるほどそういう部分は難しくなります。自分には関係ないから手を抜いてやろう、自分は走らないから適当でいいや。こういう考え方をもっている者が集団の中にいれば「本気でやる者を邪魔する」だけです。そうならないようにしなければいけません。

とりあえず自分のできる部分を私もしていきたいと思っています。総体を走れない3年生も出てきます。走れないからと言って腐らずにやる。他の選手が活躍できるように献身的に取り組む。そういう姿勢が学べなければ「高校の部活動」に意味はなくなると思っています。走らないから関係ないというのは学年関係なく許されるべきではないと思っています。


また、短距離にはもう少し話をしました。金曜日に「応援をすること」「サポートすること」を求めました。が、実際は決勝に残った選手に対する声掛けもできない。本当にそれでいいのか?私の言っていることを理解できているのか。こういう大会は「チーム力」が問われると思っています。「総合得点で何位になった」というのが「チーム力」だとは思いません。戦うためにチーム全体として支えあえるかというのが「チーム力」です。このような状況では戦う資格さえないと思っています。自分のことだけやればいいというのではない。

本当に強くなりたければ「私の言葉を信じて全力でやること」です。言われたことさえやらない、できないという状況では「強くなる可能性」というのは著しく低くなります。今年は女子の4継で中国決勝が目標になると思います。そこまでいけば「インターハイ」を目標に掲げろと言われるでしょうが。遠すぎる目標と感じるかもしれません。私はそうは思いません。48秒5を全力で切りに行く気持ちになれれば可能性はあると思っています。チームとしてそこをどのようにとらえるか。全体でそこに向かえるか。走る選手以外の選手がどれだけ「その気」になれるかです。

簡単なことではない。だから「目指さない」というのは違います。自分たちの可能性を引き出せるか。私に言われることを信じて全力でやっていくのかどうかです。「そんなこと出来っこない」と思っているような選手は「自分で自分の限界を決めている」のです。そうであれば「やってもやらなくても一緒」だと思います。そういう感覚でやっています。もっと強くなれるチャンスがあるならそれを自分で磨かなければいけない。そうなれば驚くくらいの力になる。

そんな話をして最後に個別に何人かと話しました。これからに向けてです。本気になれば「行動」が変わります。考え方が変わります。そこまでなれなければいつまでも同じまま。そういう感覚を持ってもらいたい。もっと強くなれるのです。こういう「経験」が自分を変えるきっかけになる。そう信じています。

チームとして大きく変わってきたと思います。まだできることはある。そう思ってやっていきたいと思います。
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支部大会6

2016-04-26 | 陸上競技
更に続き。

男子の100m。決勝に残った時点で県総体への出場権獲得。とはいえこれで終わりではありません。ここからどこまで記録を短縮できるかです。せっかく決勝に残ったのだから多少なりと戦って欲しいなと思っていました。レースはスタートからまずまず。隣に力のある1年生がいましたが途中までさほぼ同じ。いつものパターンからすればここから遅れてレースが終わるのですがこのレースは指導を始めて1年間で始めて「こちらが狙う走り」が出来ました。最後まで大きく離されることなく走りきりました。向い風に加え気温が下がっていたのでタイム的にはそれほどではなかったのですがレースとしては良かったと思います。本当であればこれを昨年のうちにやって欲しかった。4位となり県総体出場権を得ました。シード云々を別にして「着順」で総体ですから悪くはありません。

とはいえ、もう少し走れるようになってもらいたいですね。このままではリレーで勝負はできません。少しでも可能性を上げようとするなら中心となる選手が力を発揮してもらえないといけないと思います。あくまでこれくらいの走りは「最低ライン」でなければ。認めてはいます。だからこそもっと高い水準を求めているのです。まだ満足する話ではない。

女子100m。なかなかのメンツです。県で決勝に残ってくるような選手が複数います。この中で勝ち上がるというのは簡単なことではありません。それでもやっていくしかない。2週間前の記録会では上位を独占されていますから一矢報いたい。女子の100mが始まる少し前から強烈な向かい風が(笑)。吹き流しが真横。ビュービューいっています。記録という意味ではほぼ不可能なレベル(笑)。勝負だけですね。

レースは県チャンピオンが最初からリード。現時点では太刀打ちできない強さがあります。うちの1年生2人はまだまだ準備段階です。この時点では「圧倒的な力の差」があるというのは確かです。それでもNさんスタートで多少遅れるものの予選と比べると圧倒的にスムーズでした。そこから「中間疾走」で本来の力の一端を見せ前を走る選手に追いつく。そこから並んでフィニッシュ。向風2.5mの中で13秒05でした。合格点です。「たられば」の話になりますが順当な風が吹けば12秒7くらいは確実に出ていただろうなという走りでした。トップが12秒6。タイム差が0.4秒ですからそれなりの走りだと思います。まー今はまだいいと思っていますから。少しでも県トップに追いついていきたいですね。

Mさんは「走ることができる」という状況に戻ってきただけで合格。無理はさせたくありません。予選で動きが崩れながらも向かい風の中で13秒41。本来の走りではありません。「練習は正直」です。どれだけ調子が良かったとしてもきちんとした練習が積めなければ「走れない」のです。春先にかなり手ごたえを感じていただけに本人も「納得できない」と思います。それでも「ここが最低ライン」だと認識すればいい。これからどうするかのほうがもっともっと重要です。万全の状態でレースが迎えられたらどれくらいの走りができるのか。正直楽しみです。

男子はマイルに出場。1年生男子が400m個人で決勝に進めなかったのでマイルを走らせることにしました。どちらにしても「出場する」と決めていましたが。1走を1年生にして流れを作りました。個人のレースでの課題をここで克服する為です。今回はかなりいい走りをしていました。52秒台のラップくらいではないでしょうか。これくらいで走れれば秋には面白くなります。

が、2走の2年生が「消極的」でした。1走が流れを作ってきましたが「距離に対する不安」もあったのでしょう。恐れずに行かなければいけない。実は「ここが課題」だと思っています。100mの個人でも11秒台に入りました。とはいえ「力を出し切れていない」のです。本当であればもっと記録が出るはずです。「守りに入る」というか「自分から前に出る積極性が足りない」のです。そこに関してはレース後に指摘しました。そのために走らせたのです。それができれば大きく変わると思っています。良い経験になったと思っています。

3走・4走は3年生。3走が少しずつ前との間を詰めて4走が逆転。タイム云々は到底戦えるレベルではありません。しかし、今回は「3年生として走らせる」ことが重要でした。全体で応援する雰囲気がない中で「マイル」に出場することで短距離が一か所に集まって応援する。個人レースの決勝に同じチームの選手が残っていたのにも関わらず「声だし」ができませんでした。これはいただけません。そういう意味でも上級生が走る姿を全員が応援するという経験をさせたかったのです。

「400mの練習をしていないから走れない」というのは嘘だと思っています。1日に3本走れと言われたら難しいかもしれませんが「1本だけ」ならそれなりに走ります。レストなどを考えながらメニューを組めば短短の選手でもそれなりの走りをすると思っています。秋以降、可能であれば女子もマイルを考えようかなと思っています。女子に関してはあくまでウエイトは「4継」ですが「両リレー」で勝負できる水準にもっていかないと面白くないですからね。

そう思っています。競技に関してはそれなりに手ごたえを感じています。まだまだ「勝負できるのか」と言われたら足りないかもしれません。それでも「勝負するための練習」をするきかっけづくりにはなりました。2年生女子は「目の色が変わる」という感じがあります。自分たちが「戦える」という感覚を得られたのだと思います。新入生の加入がチーム全体に刺激を与えているのは間違いありません。これからです。

また書きます。お付き合いください(笑)。
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支部大会5

2016-04-26 | 陸上競技
続き。

2日目には100mと400m。さらには高跳び。何とか県総体への切符を確保してもらいたいと思っていました。

朝の早い段階でしっかりとアップをさせました。勝ち上がるためには準備が必要です。ラウンドを重ねるたびに記録を上げていく。そうなるのは本意ではありません。何度何度も言い続けています。前回の記録会の時に様子を見ていると1次アップの時にこちらが指示した本数を減らしている者がいました。「疲れるから」とのこと。まーそうでしょうね。ここは考え方の問題だと思います。記録会の前の日には本来必要だと思う刺激を入れていません。今回は入れています。さらにレースの流れの中での1次アップの刺激。これも重要なことだと思っています。

ハムストリングに微妙な感じが残っている選手。3週間経過したのでほぼMAXで行けると思っています。が、やはり初めて痛めたということもあり不安があります。練習再開してダッシュができたのが数日前。その中で「100mの出場権を得る」という大変なことを目指しました。こちらも3週間できることはすべてやってきたと思います。話を聞くと家でのケアもかなりやってくれていたようでした。私自身もその「想い」に応えないといけません。当然の話です。ケアするためのものをかなり準備しました。できる限りのことをする、と約束しています。

女子の100mは3人出場。2年生女子は少しの向かい風の中なんとか13秒台に入りました。私の感覚としては13秒6くらいまでは出ると思っています。この子の伸びがリレーでの伸びに直結します。プレッシャーも大きいと思いますが・・・。それでも「勝ち上がる」ためにはこの子の力が必要です。個性の強い(!?)メンバーをまとめていくのはこの子しかできませんから。女子チームがまとまりつつあるのはこの子がずいぶん成長してくれたからだと思います。今度は「力」を上げてそういう部分でも全体を引き上げてもらいたいですね。

Nさんはは無難に(??)に予選通過。役員の関係でスタート局面を全く見ることができなかったのですが振り返ってみるとかなりの遅れ・・・。おいおいこのままではまずいのでは?という感でしたが挽回して着順で決勝へ。「力」の出し方ですね。練習と同じスタートをしてもらいたい(笑)。心配していたMさんもなんとか決勝へ。本来の走りとはかけ離れています。当たり前の話です。全力で走る練習がほとんどできていないのに簡単に記録が出るわけがありません。これは私の配慮不足が原因。それでも決勝へ進んでくれたのは大きいですね。

男子は3年生エースが1組目。有力選手の棄権もありなんとか決勝に残れるのではないかという感じでした。練習のスタートを見て「気負い」を感じました。が、声掛けはできず。女子100mと同じようにスタートしてから振り返ってみるとまずまずのスタート。練習と同様上半身が突っ込んでしまっています。これでは・・・。それでも何とか先頭争い。結果的には2着となりましたが11秒56の自己ベスト。もっと記録は出せると思います。なかなか流れができません。
2年生は向かい風の中なんとか11秒台へ。が、本来の力が出せているとは思いません。もっと走れるはずです。これに関してはまた別に・・・。もう一人3年生が出場しましたが練習のスタートを失敗してしまいそれを引きずってしまったようです。思うように走れなったとのこと。走る機会が少ないのでなんとか記録を出させてあげたいなとは思います・・・。

そして高跳び。前の記事も書きましたが「棄権」です。足の状態を見ながらでしたが。「無理して出る必要はない」と繰り返し話したのですが「出たい」とのこと。テーピングを張って対応しましたが踏み切ることができません。試技が始まる直前に棄権。やはり強引にでも辞めさせておけばよかった。時間の有効活用にはならないからです。県選手権も無理をさせない方向でやっていきたいとは思っています。意味のないことをやる必要はありませんから総体で結果を残すことを考えていきたいと思います。

400mは2人出場。一人は400mHに出場した選手です。スピードがそれほどないのでなかなかレースについていけません。かなり走りましたが力及ばす。この選手も個人での出場枠を確保できませんでした。自分の競技をやりながらサポートをしていくことになると思います。それも「チームの一員」としては必要なこと。

1年も出場。かなりの力を持っています。あとはレース展開だけ。もちろん、まだまだ練習を始めて2週間程度ですからそれほど良い記録が出るとは思っていません。400m系は特にです。前半はかなり良い感じで入ってきました。気持、速いかなというレベルでした。そこから少しずつ遅れていき思うような流れにはできませんでした。後で確認をすると「前半行き過ぎたなと思ったので200から300にかけて落としてしまった」とのこと。ここの部分に関しては戦略的な部分です。細かくは書きませんが「やってはいけないレース展開」になったことは間違いありません。今後に対しての「勉強」だと思っています。真面目ですからきちんとやっていけば飛躍的に記録が上がると思っています。今は我慢の時。

うーん、一つ一つ書いていたら長くなりますね。これが私の最大の(?)課題かなと思っています。もっと端的に書けるようにならないといけない。長すぎると読む方も書く方も疲れてしまいます。駄目ですね(笑)。

記事を変えておきます・・・。
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支部大会4

2016-04-26 | 陸上競技
続き。

最後にリレーが行われました。この大会の一番メインといっていいほどの種目。

男子は出場するかどうかを考えていました。これは前の記事に書いています。「何が何でも治す」という所まで気持ちがいっていないというのもありました。更には個人種目での出場権獲得を優先するべきではないかという部分。指導する側として考えさせられました。本気でやっていると思います。しかし、それが「全て」に対してではないのではないか。そうであればこちらとしても考えないといけない。昨年と比べてきちんとできている。そんなものは当然です。厳しい言い方かもしれませんが。

昨年、総体で失格しました。なるべくしてなるという感じだったと思います。この手のことを書くと批判されるのかもしれませんが。練習が全くできない選手を使わざるを得ない状態でした。案の定そこの区間で失格。リレーに対する想いがあったのかどうか。それくらいの失格でした。それと同じ事をするわけにはいきません。そんな考え方の選手はいないと思いますが。「出場することに意味がある」と言われるかもしれません。が、狙うものがあるかないかは大きな話です。

ある程度戦えると思っていました。最低でも44秒中盤かなと。1走は1年生。スタートで出遅れました。半年ぶりのレースですから仕方ない部分があります。動きがキレません。私はフィニッシュ地点から見ていましたが2走が動き始めた時点で明らかに届かない。「待て、待て」と私が叫びましたがもちろん声は届きません。ほぼ止まった状態でバトンが渡る。それ以後はよく走りましたが45秒03という微妙な記録。あれだけバトン練習をしていてこのバトンではさすがに厳しいですね。早出だったのか1走が思ったほど動かなかったのか。ここも判断が必要です。走れていなかったとしてもあれだけ流れることはあり得ません。

先ほど(blog書きながら)その区間の動画を見ました。一番近くで撮った動画があったので。見てみると明らかな原因があります。ここには書きませんが。マークは見えませんが「これでは早く出るよね」という感じです。2走にエースを配置していますからこれだけミスをすると勝負にはなりません。

ここに到達するまでにきちんと流れが作れなかったのが大きな要因だと思っています。「出場するかどうか」を直前に議論しなければいけないという時点で上手くいかない可能性が出てきます。もっと考えないといけません。どれだけの事をやろうとしているのか。そこに対する意識が上がらないと走れるのものも走れない。考えて行かせたいと思いますね。このままでは戦えません。

女子。こちらもベストメンバーでは臨めませんでした。1走を変更。走力的には1秒近く違うのではないかと思っています。それでもこちらはバトン練習が1回で済みます。ここに関しては3週間前から頭に入れてやっています。アンカーに2年生を配置していますから経験を積ませないといけません。男女でメンバー変更に関して言い方が違うと言われるかもしれませんね。1人が走れなくてもそれなりに対応できる水準にいる。そこは違うかもしれませんね。

1走が出遅れるのは分かっていました。かなり緊張していたようです。中学校の時には一度もリレーを走ったことがありまけん。個人で走ったことさえないのでは?昨年は14秒8。それなりに走れるようになってきています。多少他チームに遅れたかもしれませんが役割を果たしてくれました。そこからはバトンもスムーズに渡って行きました。結果は51秒02で2位。このメンバーで50秒台に入る直前まで来ました。1年生が2人走っていますからあと1ヶ月あればまだまだ戻ってくると思います。

リレーで戦えるというのが分かったのは2年生にとっては大きいと思います。それも2年生が2人走ってこの結果です。ある程度の自信になるはずです。これまでノーマークだったチームがそれなりに注目されるようになるかもしれません。最低でも1.5秒は上げていきたい。メンバー変更だけでかなり短縮できると思いますが。とはいえ1年生2人が所属していた中学校のタイムよりもまだ悪いですから手放しで喜ぶわけにはいきません。必死にやっていって中国で48秒台が出せたら理想です。

とはいえ「過剰にやらない」というスタンスは持ちたいと思います。まーいつもやり過ぎてますからその時点で突っ込まれるかもしれませんが。

ある程度の手応えはありました。1年生が入ってきたから劇的に変わったとは思っていません。1年間かけて「受け入れる土台」を作ってきたからだと思っています。強い選手が来たからといって「チーム」として機能していなければ戦えるようにはなりません。周囲がどう思うかは別にして私的には上級生が作ってきた雰囲気が1年生に安心して競技に取り組める環境を提供してくれているのだと。「練習やりたくない」とか「キツイから嫌だ」とか「先生が嫌だ」というマイナスで競技に全く役に立たない発言が無くなっているというのは大きなことだと思います。変わったなと。

とりあえずここまで。また書きます。
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支部大会3

2016-04-26 | 陸上競技
では。大会について触れておきます。出場した選手に対して全て触れておきたいのですがさすがに。そして「個人情報だ」と言われるかもしれないのである程度の内容になるのかなという気はしています。書いていたら大きく内容が変わるかもしれませんが。

1年前、ほぼ私にできることはなく支部大会を迎えました。1ヶ月弱の期間で何ができるのか?と言われるとできないことの方が多い。不協和音が響く中での支部大会だったと思います。なんせ「なんでこんな事をやっているのか?」という雰囲気があったので。戦うという部分よりも「参加する」というのが大きかった。実際に勝ち取った出場権は本当に少なく「力」で総体に上がったのは出場権は男子ショートスプリントで1人と女子高跳。女子幅跳びがなんとか潜り込んだという感じでしょうか。

今年は新戦力の加入もありある程度「戦える」という目処が立ちました。だからといってそこにだけ頼るのは避けたい。1年間かけて「チーム」としての取り組みができるようになってきたと思っています。「競技力」という部分でもある程度は上がってきています。もちろん「全員が総体に進める」という水準には達していません。 以前と比べ走れるようになってきていますが「力不足」は否めません。それでもできる事をしっかりとやりたいと考えていました。

この日は400mHから始まる。なんとか総体への切符を手にできたらと思い、一人出場させました。ヨンパの練習はやっていません。それ以外の練習の方が必要なので。人数が少なければいけるかもしれないと思いましたが思っていた以上に参加者が多く残念ながら届きませんでした。

あとは200m。男子はやはり厳しかったですね。200mを走るための練習ができていません。故障が続き思うように走れない選手もいました。その中でなんとかここにたどり着いたという感じです。男子は個人で勝負するのが厳しい状況でした。このから目をそらす訳にはいきません。「力の差」がある中でどうするかです。23秒台を持っている1年生が入って来てくれましたがまだまだ練習不足です。長い目で見てやっていかなければいけないと思っています。かなり遠くからわざわざ「競技をやりたい」と考えてうちを選んでくれています。その「想い」には応えていきたいですね。ベストとは言い難い状態ですが少しずつやっていけたらと思います。

女子の200m。2人出場。2年生は中学2年生以降ケガが続き思うように走れない日々が続いていました。3年前に通信陸上で決勝に残っていますがそこからケガをしてしまいほとんど練習できない状態だったとか。ここ最近少しずつ身体が動くようになってきていますが本人的にはまだまだなのだと思います。が、今の走りが自分の走り。少しずつレベルアップしてもらいたいと思いますね。28秒台で走れるところまで戻りました。何とか早い段階で27秒台を出せるようにしたいと思います。大変なのは分かっていますがやるしかないと思っています。

女子の200mには1年生が出場。こちらはかなりの力を持っている選手です。とはいえ1年生。まずは総体への出場権を得られればいいと思っていました。前日の練習で足のマメが破れてしまい走ると痛みが出る状態。ベストとは言い難い所ですが走るしかないと思っていました。予選で27秒1。すでにこの日の目標としていた水準は突破。27秒5が切れたら合格だと思っていました。なんせ150mでさえ走っていないのですから。決勝では26秒91。さらに記録を短縮しました。電気計時で26秒台で走れたというのは驚きです。潜在能力を引き出すことができれば早い段階で25秒台に入るかもしれません。とはいえ焦らずやりたいとは思っています。安定した練習ができれば周りも驚くくらいの水準になるでしょうね。楽しみです。

やり投げ。何度もBOSSに練習を見てもらっていました。何とか形になってきたのであとは「県総体への出場権を得る」というのが大きな目標となりました。シード権を持っている選手もいますからある程度投げれば総体に進めるのではないかという感じがありました。役員の関係もあり全てを見ることはできませんでした。23mを超えました。出場権獲得です。素人からスタートして少しずつ走れるようになり最終的にやり投げ。大きな成長だと思います。次の目標は「測定ラインを越える」こと。これから1ヶ月、しっかりと練習を積んでいかなければいけません。筋力的なものをどう克服するか。秋には決勝が狙えるところまでやっていけたらと思っています。やることはたくさんあります。

うーん。長くなりましたかね。記事をかえておきます。
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