kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

田島記念

2016-10-24 | 陸上競技
日曜日、山口で田島記念が開催されました。実施時期が難しく毎年大きく前後します。11月実施であれば参加しない方向で考えていますが今年は試合の合間なので参加する方向で進めました。県体があるのでそこに向けて準備をしたいという気持ちはあるのですがなかなか(笑)。

朝の早い段階で身体を動かしておいてレースを迎えることにしました。このアップの段階で腰の痛みを訴えている者が。話を聞くと数週間前から尾てい骨部分に痛みがあったとのこと。スクワットなどをやっています。姿勢が崩れたりすると痛みは出ると思います。もっとコミュニケーションを取って確認しておく必要がありました。前日動きが鈍いなと感じたのはこの部分が影響していたのかもしれないですね。気配りが足りませんでした。

レースも不完全燃焼。前半の流れを作ることができませんでした。ここはこの数週間の流れの部分だと思います。この冬の大きな課題になる。この子の競技力を上げるのは私としては絶対条件だと思っています。何がなんでもという気持ちがあります。私のスタイルで1年目に大成するのはなかなか難しいのですがもう少し何とかできたのではないかと思っています。

こういう性格ですから数人が上手くいったからといって納得する気はありません。預かった全員がきちんと力をつけてもらいたいと思っています。その事を考えると今の私はまだ力不足なのかなという感じがあります。理想論と言われるかもしれませんがやはり結果を出せるようにしたい。その気持ちだけは持ち続けたい。青いと言われるかもしれませんがその感覚は一生持ち続けたい思いますね。

男女の100mに関しては二次アップはサブトラックで実施。これも考え方ですが私はアップには極力付き合いたいと思っています。私にできるのは招集所に送り出すまで。そうであればアップに付き合うのは当然だと思っています。自己満足かもしれませんが。スタート局面の動きはまだ安定していませんから確認作業はしておきたいなと。前の記事にも書きましたが今は「前半型」の選手がいません。この冬の大きな課題です。冬を越えたからといって前半型にする気はありません。それぞれの特徴に応じてのレースパターンを作っていく。型にはめるつもりはありません。

100mに関してはまずまずかなという感じでした。昨年、高校のレースを見た時には同一校が上位独占でした。来年は何とかしたいなと思っていた記憶があります。足の痛みがある選手がいたので最大限の成果を出せたとは思っていませんが今できることはやれたかなと思っています。女子の1組目にうちから2人。完全な後半型(笑)。40m地点で何とかなるかなという感覚がありました。結果は最後に何とか交わして12秒62。向かい風の中でしたから合格点かなという感じです。0.01秒差で1位。Mも中間から追い上げ12秒86で4位。今の所は合格かなという感じです。狙って狙ってきているわけではありませんから。Nは今の県チャンピオンと約束しています。来年の国体で戦うために「他の選手には負けない」という部分。それくらいの気持ちを持ち続けてもらいたいですね。

男子は2年生が11秒66でベストタイ。相変わらずですね(笑)。昨年から比べると大きく記録を伸ばしていますから合格点。1年生男子は11秒71。こちらはスタートから中間への繋ぎか上手くいかない感じでしょうか。焦る気はありませんが本人達は面白くないでしょうね。何とかして11秒前半を数人にしないと戦えませんから。戦えるようにしたいと思います。

ひとまずうちの大会の結果だけを記しておきます。それ以外のことはまた書きたいなと。なかなか時間確保できなくて頻繁な更新には至りませんが今回の大会に関して書いておきたいことがいくつかあるので。様々な方と話をしたのでその部分も触れておきたい。大切な教え子が引退をするレースもありました。想うことは山のようにあります。

また書きます。中身がなくて申し訳ありません。次に期待を(笑)
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大会前日

2016-10-24 | 陸上競技
土曜日、田島記念の前日。雨予報のため練習場所自体を維新公園にしました。9時から練習ができるという事なのでその時間に合わせてです。昨年は参加していませんでしたが今年は参加の方向で進めました。連続で大会に出るとエネルギー切れを起こしてしまいます。ほぼシーズン終了していますから貯金もなくなってきています。こんな書き方をすると「やらしい」と思われるかもしれませんが田島記念は「アピールの場」にもなります。小学生や中学生が大会参加することになるので。

うちのように無名校は他のカテゴリーにはほぼ知られていません。何もしなくても知ってもらえる学校とは異なります。興味関心を持って県内の動向を把握されている方がいるなら分かってもらえるのかもしれませんが大半は「知名度」で判断されます。県内でうちの学校が競技を一生懸命にやっているというのはほぼ知られていないと思います。活躍する選手がいたとしてもそれが継続されるわけではありません。多少なりと活躍する姿を他のカテゴリーの方々に見てもらうことは大きな意味があります。

開始時間に合わせて集合し室内練習場で練習をしました。試合などの関係もありきちんと時間をかけて練習を見る事が出来ていませんでした。そのためこの日も動きをきちんと作ることから始めました。長時間にならないように少しずつですが様々な動きを確認しました。本当に申し訳ないなと思っていますが、国体などの関係で時間をかけて練習を見る事が出来ていません。県新人まではかなりの時間を共有できていましたがそれ以後はテスト週間に入ったこともありなかなか難しい状態。毎日グランドで選手と一緒に過ごすというのが大切なのですが。

室内練習場はほぼ貸切状態。並走をやってからバトン合わせまでやりました。やっている間に翌日の大会に出場する女子の招待選手も来ました。翌日参加する高校生も1人だけ。話によると学校の練習が終わってから来たようです。まー効率良く練習しようと思えば室内練習場でやるのが一番だと思います。特に雨が降って身体が冷えてしまう可能性がある状況での判断は大切になります。我々も雨の中で練習をしたくないので山口まで来ました。工夫することは大切な事だと改めて思います。

スタート練習も室内で出来たら良いなと思っていましたがさすがにそこは遠慮しました。招待選手は競技役員にアピールして室内でスタート練習をすることに。普通雨の中で走るのは嫌ですからね。彼女たちは午後から陸上教室もあります。これで体調崩しても仕方ないので。我々もどさくさまぎれて室内で出来ないかと思っていたのですが「特例」とのこと。招待選手と高校生での扱いの違い(笑)。

多少雨が降っていましたが屋外で走ることに。ロングスプリント走る200m。レース感覚で走ることに。もう少し速いスピードで入らないといけないなという感じでした。これはこれから先の課題だと思っています。今はまだロングスプリントのための専門練習が十分出来ているとは言えません。この冬で大きな飛躍をするための基礎的なことをやっていかなければいけないと思っています。本人と話をしながらやっていけたらと思いますね。

それ以外の選手はスタートの確認。中心選手が大腿に痛みがあるとのこと。無理はさせたくないなという感じでした。走りが少し変わって来ていました。指導している中で動きが変わると足の痛みが出る事があります。前任校では「新入生病」と呼ばれていました。ひざが前まで引き出させるようになってくると大腿四頭筋が痛くなる。相関関係がどれくらいあるのか分からないのですが動きが変わりつつある時には出てくるのです。この時期に来て痛みが出るのか。本来であればもっと早い段階なのではないか。ここの部分も考えていきたいと思います。確実に動きが変わって来ていたので様子をみたいなという感じでした。

スタート局面の動きを少しずつ修正して終了。スタートが上手くできない選手が複数名います。今は仕方ないと思っています。加速段階がある程度できるようになって後半に上手く繋げていければそれで良い。スタートが得意だからといってそこだけにこだわっていたらレース全体の流れが作れません。「スタートが遅い」のであればそれ以外の部分できちんとやっていく事が必要かなと。それで良いと思っています。来年に向けて課題があるというのは面白い事だと思っています。

また書けたら書きます。
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