kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

走り込み(往復走)

2016-10-05 | 陸上競技
火曜日、前日に引き続き代休のため午前中練習としました。翌日から私自身が岩手に行くため中国新人まで練習を見ることが出来ません。この状況の中できちんとやっておかなければいけない事がいくつもあります。練習もですが中国新人の事もある程度準備してから行かなければいけません。戻ってきて何かやるというのは到底無理ですから。

練習はドリルから。昨日の練習のためかなりダメージが残っている様子でした。当然ですね。60mくらいの距離を20本近く走ってるのではないかと思います。もちろん並走なども含めてですがかなり走っています。単純に走るだけではなく全力で走るようにしていますからかなり疲労すると思います。「60mを20本」という表面的な部分だけではありません。まーなかなか分かってもらえないでしょうが。

そういう部分もあり「重心移動」の間隔をもう一度確認したいと思っていました。地面反力をもらうことを体感してもらいたいというのもありました。ジャンプ系のアップをしました。その流れの中で「ドロップからの反発」というのもやりました。難しそうに書いていますが単純に踏み切り板からドロップしてその力をうまく利用してからジャンプ系の練習をしただけなのですが。
更にはスティックドリルも踏み切り板利用してから動きにしました。普段は自分の力で進もうとしていますが足が降りてくるという感覚の中で重心移動を作り出します。前日の練習の中で「強く足を落とす」という感じがあったりしたのであえて「力を使わず進む」という感覚を作りました。

他の動きに関しても「何故やるのか」に関して話をしながら進めていく。何度も何度も言い続けていることですが、動きを確認する必要性はあると思っています。そのままの流れてスキップとチューブ走。この日はあえて「腰を進める」動きも入れました。チューブ走でチューブが緩んだ所で「スーッと進む感覚」を意識した後で腰を押して前に進む感じをつかませました。上述のように疲れていますから思うように腰が進みません。疲れているからこそ「腰が進む」という部分を感じさせたいなと思いました。元気な時には勝手に進むのですがこういう疲れがあるときこそ意識的にやれると思っていたので。

そこから並走と合わせ。合わせは女子の4継中心に。男子には内側のレーンを走ってもらいました。早出をさせたり、並んで走ってきても慌てずに出れるようにするためです。あえて簡単な指示を出して少しその場を離れました。「一緒に走ってやって」としか伝えていません。こちらの意図を汲み取ってやれるかどうかも見たいなと思っていました。まー考えてやっていましたね。
が、女子のパスが安定しません。各区間のパスを2回ずつやりました。1-2、3-4、2-3でトータル6本。が、このうち半分くらいは「待て」がかかりました。出のタイミングが安定しません。元気な状態ではありません。それを差し引いても不安が残ります。この日が県新人前の最後のバトンになる部分もあります。その話はしていたのですが。

とはいえ、本数を増やすわけにはいきません。予定通りの本数で終えてNはスタート練習へ。春先に比べると随分良くなってきています。もちろん前半型の選手やスタートが速い選手と比べると「遅い」ですが(笑)。今の段階では十分かなと思っています。これくらいのスタートが切れればベスト更新も十分可能だと思いますね。中間以降の強さはそれなりにあります。スムーズに加速できればかなり面白いと思います。ベスト更新して準決勝進出。なんとか達成させたいなと思います。速くなっているのだけは間違いありません。

他の者は少し休息してから往復走。本当は120m程度の走り込みをしたかったのですが気持ち的にも動き的にも持たないなと感じたので切り替え。前日にG先生と話をしていたのですが私は「細かいメニューを立てない」スタイルでやっています。これが良いかどうかは分かりません。練習のバランスが悪くなる可能性もあります。が、練習を見ていて「ここは変えた方が良いな」と判断した時に修正するための練習をします。長めの距離を走るよりはショートスプリントでやる方が効果が高いだろうなと思ったので変更しました。上述のドリルなども「思いつき」が多い。良いのか悪いのか。

ということで往復走。400のOは4往復。Sは今後の事も考えて3往復。それ以外は2.5往復としました。最初の2セットは連続にならないようにしました。久々に実施しますし気持ちを切らさないようにする事も必要かなと。しんどい部分はあると思いますがここはやるしかないと思っています。あえて短い距離で実施しています。長い距離よりもある意味きついのではないかと思います。動かなくなる中で意識して動かす。キレイな練習ではありませんがこういう部分も必要だと思いますね。

3セット目は全員連続としました。2セット目が終わった時に1人座り込んでいました。歩く元気がないとのこと。こういう意味でタフさが足りないですね。まだまだ弱い部分があります。こういう部分を冬の練習の中で克服できるかどうかですね。「キツイ」というのが頭の中にあります。身体的限界よりも心理的限界が先に来ます。これを意志で越えていけるようになれば強くなると思います。連続でやるとそれぞれの適性が見えて来ます。きつい中でもしっかりと動けるような選手はロングスプリントに対応できます。見極めていきたいですね。

良くやったと思います。こういう部分が出来れば本当に強くなると思っています。他校云々というよりも今はうち自体が強くなることを考えなければいけません。これからのチームです。こういう経験を積みながら強くなっていきたいと思います。

私が不在時に何するか。この話もしました。勉強も練習もしっかりとやっていかなければいけません。見えない所で何をするか。ここですね。自宅で出来ることをしっかりとやっておいてもらいたいと思います。壁での重心移動もできるはずです。そこの部分は各自の意識だと思います。何をするか。ここを考えてもらいたいですね。

国体が始まります。出来ることを最大限にやっていきたいと思います。
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課題を持って走る

2016-10-05 | 陸上競技
書きたいことはあるのですがまずはやった事を記録しておきたいと思っています。忘れてしまうので。

月曜日は代休のため朝から練習ができました。勉強もしっかりとさせなければいけませんから午前中練習としました。本当は今後のことを考えて1日練習をしておきたいくらいなのですが。まーやり過ぎても仕方ないので今できる事を精一杯やっておこうという感じでしょうか。競技場自体はほぼ専用使用状態。朝から競技場で練習する人はほとんどいません。ある程度こちらがやりたいなと思うことができます。

この日は基礎的なドリル確認をしっかりとやりました。時間があるときにしっかりとやっておきたいというのもあったので。ハードルを持って行って動きの確認を丁寧にやりました。そこからチューブ腿上げとスティック腿上げ。スキップ走も実施。チューブ走を行ってからマーク走。時間があるときにしかできないこともあります。加速段階のリズムが上手く作れないと良くないなと思っています。感覚的なものですが。

普段はチューブ走をやってすぐに並走に入ります。しかし、前に進む動きをしたいのでこの部分だけで終わりたくないなというのもあります。マークがあれば半強制的に前に進みます。見ていて腰の進み具合が足りないなというのもあったのでここの部分は翌日やることにしました。いかにして進む感覚を作るかだと思っています。あの手この手を使いながらやっていこうと考えています。

そこから並走。終了後にバトン合わせをしました。スタート練習も兼ねてバトンをしました。ホームストレートが追い風だった事もありこちら側で全員実施。Nが国体で不在になります。そのため2日間しかバトン練習はできません。どれだけ集中にてバトン練習ができるかです。この日の走りは全体的にまずまず。進む感じがありました。何人か微妙な感じがあったのでそこの部分はまた後でという感じでした。動きのリズムが悪いのと前で動かせない感じかあったので。

Nは別メニューでスタートの動きの確認。以前に比べるとマシになってきました。それでも起きるのがかなり早いのでそこの部分の練習。こちらが伝えようとしている内容がなかなかできません(笑)。後脚を前まで持ってくるという部分が出来ず。筋力が足りたいというのは明らかですからこれは一冬越えてなんとかするしかないかなと思っています。個別にやっていきました。ここ数日間スピードが上がってきている感じはあります。気のせいではないと思いますね(笑)Nはこれで終わり。調整ですから無理はせずにそれなりに。

他のメンバーはマーク走をしました。加速段階のマークと中間マークを。走りの中で重視する部分があります。上手く進む選手と進めない選手との差を埋めていくためにはあえてマーク走。調子が良いときには何も意識しなくても前に進むがしれません。が、リズムが崩れたりタイミングが合わなかったりするとここが出来なくなります。そのため半強制的に意識できるようにしました。

力みがある選手はバタバタ走ってしまいます。力が入り過ぎてしまって膝が引き出される前に足が落ちてしまう。さらには回転が後ろになってしまいます。そのためマーク走を行って身体の前で動かず感覚を作りたいと思っていました。マークがある事でそれなりに意識することができるようになります。「マークを越えたら降ろす」という感覚ではなく「前に前に」という感じで意識させています。最初は無理やり動かしていた選手もやっていくうちに力みがなくなってきています。Sの走りがうちの女子リレーの鍵を握っていると考えています。3走が良い走りが出来れば流れが止まらずに勝負することができます。そういう部分もありこの日はSに何度も話しかけました。一本ずつ本人と感覚を確認しながらです。本数的にかなり走っていますから翌日は練習厳しいだろうなと思いながらもあえてやりました。感覚的には鋭いので改善されつつありました。まだやることはたくさんあります。少しずつですね。

午後は夕方からN工業へ。翌日に棒高跳の練習を見てもらうためにポールを輸送。色々と話をしながら練習を見させてもらいました。他校の練習を見ることはなかなから面白い。もちろんなんの意味があるのかを確認しながらというのが大切だと思いますが。跳躍系の話を聞きながら見学。面白いですがなかなか興味が持てません(笑)。

そこからは各方面に少しずつ電話。こちらとしてもこれからのことを考えてやっていかなければいけません。チームを作りそれを続けていくためにはそれなりにやらなければいけないことがあります。真面目に考えています。全体の流れを変えていくためにはうちが引っ張っていくしかないとかってに考えています。自意識過剰と言われようとやるしかない。真剣なチームを作りたいと思いますね。やります。見守ってください。

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