前の記事の続き。火曜日の午後は学校で。本当は競技場で走りたかったのですが休館日となっていたので諦める。やりたいことがたくさんあるので競技場よりは学校のほうがよかったかなという感じはありましたが。
最初は全ての選手が同じメニューで。足運びから始めました。直線的な足運びをしたいというのがあります。ここが徹底しないと後ろ側で足が回ってしまいます。最近はスティックを使いながらやっていましたがこの日は静止した状態で丁寧に足運び。そこからチューブを使って少しずつ歩行で進む。どうしても「前に出す」という感覚になるので斜め上への引き上げから「開いて前」という動きになってしまいます。この部分を修正したい。感覚的なものかもしれませんが「足の回転運動の時間」というのは限られていると思っています。「直線的に運ぶ」と書きながらも「回転運動」という表現はわかりにくいと思っています。最初から「回転運動」を意識するのではなく「直線的に運ぶ」中で結果的に「回転運動」になるのだと。うーん、難しいですね(笑)。
足が後ろで回っていたら前側で動かすことが難しくなります。後ろで回る動きをすると前に進まない。膝が前まで出てこない感覚があります。中間疾走では自分の身体の前で足を動かすのだという感覚が必要かなと。分かりにくいですね。丁寧に運ぶ練習をしてからチューブを使ってのもも上げ。直線的に運ぶ練習です。チューブで引っ張ると直線的な動きが意識しやすい気がしています。前に進むと開いていくので締めながらもも上げ。この動きを丁寧に。
そこから壁を使ったハードル抜き。膝が前に出たとき腰が移動する感覚。ここ最近の走りは「切り替え」がメインになっていて膝が前まで引き出される前に足の入れ替えに意識が行ってしまっていました。重心の移動が小さい。そうなると努力度の割には前には進みません。直線的に運ぶ動きができても膝が前まで来なければ中間の走りができないと思っています。膝が前に引き出されるから重心も移動する。細かい話になってしまいますがこの部分の練習が不足気味になっていた気がします。もちろんやってはいましたが意識の中で膝の引き出しが弱くなっていたかなと。
ハードル壁をやってからハードル抜きを。膝が前に出たときに少しだけ腰の位置が進む。ここの「感覚」です。自分の身体のポジションがどうなっているのかを覚えてもらわないといけません。微妙な表現ですが「待つ」という感じでしょうか。これも指導する人によって違うのですが「もも上げ」ではなく「もも下げ」をするという感覚でやっている方もいると聞いています。私自身は「もも上げ」かなと思っています。実際に走るときにそれほどももが上がるわけではないので「もも上げ」は無意味だと思われるかもしれません。それでも前に出していく感覚は重要かなと。前に出すほうに意識を置いています。
底からはいつも通りの流れでやっていきました。スパイクを履いてからスキップ。これも切り替えだけではなく「引き出した時に前に進む」という部分を意識させました。足がついている時間をできるだけ短くしますが進んでいる時間は「滞空時間」というか「ためる」というか。それをさらに意識するために「シザース」を。これも前任校ではアップの中に必ず入れていました。空中での移動時間を体感してもらうためです。そのポジションを覚えるためにチューブを使って姿勢作りもしました。シザースをすると膝締めが甘い選手は伸びきってしまいます。それでも「重心移動」を重視するのであれば細かい部分よりも狙いとする部分を明確にするほうがいいかなと。この日は連続シザースにしましたが間に走りを入れながらのシザースでもいいかなという感じはありました。検討です。
この段階で「一つ一つ積み上げる」という感じでした。「広く浅く」というよりは「広く深く」という練習です。時間を要しますがそれでもやる意味はあるかなと。
そこからはいつも通りのチューブ走をやりました。グランドが緩いので少し走りにくい感じがありました。急きょ、スタブロを準備して前足側をスタブロにかけて出るように。滑ると走りにくいので最初に力を入れる部分だけはスタブロ。数本やってからフリーで60mを2本程度。加速段階の動きと中間での意識の違いを持たせました。さらにそこからはトゥトレ。無理やりにでも重心移動を作り出しました。目的を持って練習を組み立てました。狙いを明確にしながら練習をすることは重要だと思っています。これが私の自己満足だとしても「走るだけ」の練習と比べると大きな差があると思っています。引っ張った後に並走を1本ずつ。感覚的に自分の走りにつなげておきたかったので。かなり走れていました。これで4継がタイムが出ないというのはどうなのか。考え物ですね。まだやることがたくさんあるということなのでしょう。
ここまでにかなりやっていたので最後は折り返し走。全員同じ本数としました。可能であれば5往復から6往復したかったのですがある程度スピードが維持できる状況を作っておきたいと思ったので4往復で我慢。走り的にはかなり良かったと思います。やりたかったことはほぼ全てできたかなという感じでした。どうしてもやりたいことが多いと走る時間が少なくなります。走っておくことも重要ですし基礎作りをしておくことも大事。どちらか一方に偏るのではなく計画的に両方をやっていくことが重要だと思っています。
間違いなく一般の人が見ても面白くない記事ですね。それはそれでいいと思っています。自己満足ですから。また書きます。
最初は全ての選手が同じメニューで。足運びから始めました。直線的な足運びをしたいというのがあります。ここが徹底しないと後ろ側で足が回ってしまいます。最近はスティックを使いながらやっていましたがこの日は静止した状態で丁寧に足運び。そこからチューブを使って少しずつ歩行で進む。どうしても「前に出す」という感覚になるので斜め上への引き上げから「開いて前」という動きになってしまいます。この部分を修正したい。感覚的なものかもしれませんが「足の回転運動の時間」というのは限られていると思っています。「直線的に運ぶ」と書きながらも「回転運動」という表現はわかりにくいと思っています。最初から「回転運動」を意識するのではなく「直線的に運ぶ」中で結果的に「回転運動」になるのだと。うーん、難しいですね(笑)。
足が後ろで回っていたら前側で動かすことが難しくなります。後ろで回る動きをすると前に進まない。膝が前まで出てこない感覚があります。中間疾走では自分の身体の前で足を動かすのだという感覚が必要かなと。分かりにくいですね。丁寧に運ぶ練習をしてからチューブを使ってのもも上げ。直線的に運ぶ練習です。チューブで引っ張ると直線的な動きが意識しやすい気がしています。前に進むと開いていくので締めながらもも上げ。この動きを丁寧に。
そこから壁を使ったハードル抜き。膝が前に出たとき腰が移動する感覚。ここ最近の走りは「切り替え」がメインになっていて膝が前まで引き出される前に足の入れ替えに意識が行ってしまっていました。重心の移動が小さい。そうなると努力度の割には前には進みません。直線的に運ぶ動きができても膝が前まで来なければ中間の走りができないと思っています。膝が前に引き出されるから重心も移動する。細かい話になってしまいますがこの部分の練習が不足気味になっていた気がします。もちろんやってはいましたが意識の中で膝の引き出しが弱くなっていたかなと。
ハードル壁をやってからハードル抜きを。膝が前に出たときに少しだけ腰の位置が進む。ここの「感覚」です。自分の身体のポジションがどうなっているのかを覚えてもらわないといけません。微妙な表現ですが「待つ」という感じでしょうか。これも指導する人によって違うのですが「もも上げ」ではなく「もも下げ」をするという感覚でやっている方もいると聞いています。私自身は「もも上げ」かなと思っています。実際に走るときにそれほどももが上がるわけではないので「もも上げ」は無意味だと思われるかもしれません。それでも前に出していく感覚は重要かなと。前に出すほうに意識を置いています。
底からはいつも通りの流れでやっていきました。スパイクを履いてからスキップ。これも切り替えだけではなく「引き出した時に前に進む」という部分を意識させました。足がついている時間をできるだけ短くしますが進んでいる時間は「滞空時間」というか「ためる」というか。それをさらに意識するために「シザース」を。これも前任校ではアップの中に必ず入れていました。空中での移動時間を体感してもらうためです。そのポジションを覚えるためにチューブを使って姿勢作りもしました。シザースをすると膝締めが甘い選手は伸びきってしまいます。それでも「重心移動」を重視するのであれば細かい部分よりも狙いとする部分を明確にするほうがいいかなと。この日は連続シザースにしましたが間に走りを入れながらのシザースでもいいかなという感じはありました。検討です。
この段階で「一つ一つ積み上げる」という感じでした。「広く浅く」というよりは「広く深く」という練習です。時間を要しますがそれでもやる意味はあるかなと。
そこからはいつも通りのチューブ走をやりました。グランドが緩いので少し走りにくい感じがありました。急きょ、スタブロを準備して前足側をスタブロにかけて出るように。滑ると走りにくいので最初に力を入れる部分だけはスタブロ。数本やってからフリーで60mを2本程度。加速段階の動きと中間での意識の違いを持たせました。さらにそこからはトゥトレ。無理やりにでも重心移動を作り出しました。目的を持って練習を組み立てました。狙いを明確にしながら練習をすることは重要だと思っています。これが私の自己満足だとしても「走るだけ」の練習と比べると大きな差があると思っています。引っ張った後に並走を1本ずつ。感覚的に自分の走りにつなげておきたかったので。かなり走れていました。これで4継がタイムが出ないというのはどうなのか。考え物ですね。まだやることがたくさんあるということなのでしょう。
ここまでにかなりやっていたので最後は折り返し走。全員同じ本数としました。可能であれば5往復から6往復したかったのですがある程度スピードが維持できる状況を作っておきたいと思ったので4往復で我慢。走り的にはかなり良かったと思います。やりたかったことはほぼ全てできたかなという感じでした。どうしてもやりたいことが多いと走る時間が少なくなります。走っておくことも重要ですし基礎作りをしておくことも大事。どちらか一方に偏るのではなく計画的に両方をやっていくことが重要だと思っています。
間違いなく一般の人が見ても面白くない記事ですね。それはそれでいいと思っています。自己満足ですから。また書きます。