kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

合同練習

2017-05-08 | 陸上競技
日曜日、何校かで合同練習をすることに。昨年度の冬期練習から合同練習をするようにしています。別に深い意味はなく。今まで自分が身に付けてきたものを他者に還元する必要性を感じているからです。そのやり方が「合わない」というのでれば一緒にやる必要はないですし、「合う」と思えば一緒にやればいい。指導方法は人それぞれですから。

先日の県選手権の女子リレーで大幅チームベストを更新したtkm高校。何度かバトン練習を一緒にやっています。ある程度上手くなっていました。全体が強くなることは必要だと思っています。「自分さえよければよい」という気持ちもありますがそんな「器」が小さいことを言っていたら底上げにはなりません。高いレベルで競り合って勝ち上がるから次につながると思っています。「とにかく中国に行けばいい」という目標設定をしたくはないですから。

跳躍×2人、やり投げ×1人、短距離&ハードル×1人というスタッフで練習会。高跳びとやり投げは最初から別メニュー。短距離&ハードル&幅三段は途中まで一緒に。アップはダブルダッチ&DM投げ。20分くらいかけて実施。その後ハードルリズムをやってからドリル。人数もそれなりにいましたし競技力にも差がある。説明をしなければいけない場面が増えます。普段よりは時間がかかります。それでも一緒にやる意味があると思っています。

ドリル終了後はウインドスプリント。スパイクを履いて片足スキップ&両足スキップ。うちの選手は前日のダメージがあり身体が思うように動かないようでした。とはいえ、やります。トレーニングを少しやったくらいで筋肉痛になるということは「基礎筋力」が低下している可能性があるのです。その部分はしっかりと見極めていきたい。できないとはいえ「やらない」という選択肢にはなりません。

10バトンを数本行ってからマーク走。これもそれぞれの学校がそれぞれの目的でやっていると思います。私は私なりに考えることがあるので実施。加速段階の動きを作りたいと思っていました。前日は中間の局面を意識した練習にしていました。他の指導者もいたので「加速段階」を意識した練習を。どうやって加速段階を作るか。ここをある程度考えながらやりたいと思っています。この局面が上手く走れるようにならなければいけない。数本繰り返しました。

ここで別れる。跳躍系とハードルは専門練習。スプリント系はバトン。ハードルは昨年度から何度も指導させてもらっている選手がいます。なんとか中国大会に進んでもらいたい。そのためにこちらもやれることはやりたい。今の課題を聞いてそれを意識する練習。何度かお手本を示しました。おかげさまで信じられないくらいの腰痛。衰えています。

ショートハードルは踏切とインターバルの走り。400mHは「歩数の切り替え」の部分。マークとフレキを使って走りの感覚を覚えてもらいました。単純に走って切り替えるのではなく「ストライドの調整」を意識した走り。自分で考えなさいではできないので。シーズン中なので35mで実施しました。もう少し段階を追って練習をしてもいいかなという気はしますね。持っている者は他者に伝えていかなければいけない。本気でやろうとする若い指導者に何かしら与えられたらなと。ショートハードルも「教科書通り」ではない感覚で。インターバルを刻む。本当にそれができる選手が県内に何人いるのか。違う方法でしっかりと戦えるようにしていきたいなと。何とか中国大会に進んでもらいたい。

スプリント系はバトン。合わせにしました。2本ずつ。ハードルと同じタイミングで見ていたので細かい部分まで見れませんでした。tkm高校のバトンの修正はいくつかありました。以前に比べて「意欲」が高まっている。そうであればこちらも前向きに教えないといけないと思います。うちのバトンのこともあります。もっともっと精度を高めていきたいと考えています。単純走力だけではない。もっと「リレー」に向けて何をすればいいかですね。

最後に80m並走。2本実施して終了。本数的には少ないかもしれません。もっと走りこむ必要がある?しかし、それよりはコミュニケーションをとりながら練習を進めていく方法をとりました。良いのか悪いのかは分かりませんが。身体の状況をみながらですね。

うちの選手、筋力低下が気になります。もう少し詰めて練習させなければいけないなと感じています。もっともっとできることはあると思います。考えます。
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もう一度・・・

2017-05-08 | 陸上競技
土曜日、この日は練習としました。特別追い込む気はなく通常通りの練習を。

体力的な部分もありもう一度いろいろな意味で作り直したいなという気持ちがありました。これまで避けていた部分も導入しながら。今のままでも「ある程度」は戦えるかもしれません。しかし、それでは面白くない。大会に参加することだけを目指してやっていくつもりはありません。「勝負する」という感覚。そのためには準備を必要とします。

ルールを守る。この手の話をする。そうであればチームとしてはあまり成熟していないと思います。周りから見ればそれなりに評価されるかもしれません。また、「批判」もあるでしょう。ある者が時間を守らない。それも3度目。なぜ集団に属して何かをやろうとするのか。問いましたが明確な返事はありません。練習に参加してもらう必要はない。そう思いました。

「裸の王様」という童話があります。王様は様々な服を買い集める。権力を示す。そういうい意味合いもあったのかもしれません。周りから「すごいね」と言われることに価値を感じていたのでしょう。あるとき、「バカには見えない布で服を作る」という職人の存在を知る。ものすごくきれいな柄の布。それを自分が着たらもっと素晴らしいことになると思って作らせる。が、実際に完成したものは自分には見えない。見えないことを認めたら「バカだ」と思われる。誰も見えるはずがない「洋服」を着たことにしてパレードをする。周りも「素晴らしい」と評価し続ける。ある子供が「王様裸じゃない?」と素直に答える。それにより全員が我に返る。見栄や権力を重視するあまり「現実」を認められれない。

私がこうやって書く。blogの存在意義かもしれない。「できていない」から書かない。「できている」から書く。それでは自分を美しく着飾ろうとする王様と同じでは。できていないこともある。失敗もする。それを全て含めて生きていきたい。だから指導をします。「同じ事柄」であっても立場や視点が異なればその「事柄」は全く別のものに思える。そう思います。

「絶対に強くなる」と思って部活に入ってくる者だけであれば簡単。そうではない。「裸の王様」にならないようにしたいなと思います。私は別に自分の指導がすごいと思う気はサラサラありません。特定の人からは非難されているという話も聞きます。その部分が正解なのかどうかは分かりません。受け入れていく部分も必要です。全部を気にしていたら終わってしまう。多くの人の意見が正しいかどうかは分かりません。考えながら指導はしたいなと思います。

基本的なルールを守らせる。この部分は続けていきたいですね。

この日の練習はダブルダッチをしてからアップメニュー。そこからDM投げ。フロント投げバック投げを実施。終わってからおんぶダッシュ。これはダッシュから少し距離を伸ばしてみました。ここはこれまでと違う部分でしょうか。全力で走る練習は必要だと思っています。それでこれまでスプリントを作ってきました。しかし、これまでの選手には合っていたのかもしれませんが目の前の選手には合わない部分があるかもしれない。そう感じる部分が出てきました。少しスピードレベルを落として動きの確認をする練習。タイミングを合わせるような練習ですね。

ハードルドリルをしてから往復走。4往復やってからシャフト補強。まずまずの負荷だと思います。

スパイクを履いてから80m程度のウインドスプリント。これができません。普段やらないからできないというのもありますが上手くタイミングがとれません。バウンディングになる者まで」・・・。悲惨です。余裕のある動きを入れていく中で少しずつ感覚が作れたらいいなと思っています。終わってからは10バトンを2本ずつ。ショートの感覚づくりは外せません。

そこからグループに分かれて「タイヤ走」と「DM走」をかなり長めの距離で実施しました。本数は抑え目で。余裕をもって走りたい。とはいえ動きのタイミングは変えたくない。難しい部分なのですが。この2つの練習をうまく組み合わせながら後半のリズムを作りたいなと思いました。最後に60mのショートスプリントを実施して終了。各自で3本としました。

本数的にはそれほど走っていません。これがいいのか悪いのか。筋肉にダメージを与えていく形の練習。しんどいと思います。こういう練習の中で1から作り直していく。

練習の内容的にはそれほどやっていません。と私は思っています。それなりにきついのかなとは思いますが。

思うことは山ほどあります。書きたいこともある。それでも何となくぼやかしながら書くことになるので面白くはないのですが。
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