kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

雨の中で

2018-09-09 | 陸上競技
土曜日。この日は朝から雨予報。屋外での練習は無理だろうと予定していたが雨が降る降っていない。他の部活が急遽練習試合を入れたというだったが対戦校が来るのはまだしばらくかかるとのこと。そうであればそれまでの時間に練習をしてしまえばグランドで走る事ができると判断。メニューを作って早々に練習を始めることに。

集合を8時にしていたので準備が出来次第すぐに開始。7時50分くらいだったのでは。そこからDM投げをアップにしてその場での縄跳び。これで足運びの確認。アップ不足になるので久々に縄跳び走。60mを3往復。3人1組で実施。それほどハードなアップではなく心拍数を上げるレベル。そのままハードルドリル。ワンステップハードルまで。

時間的な事も頭にありましたが、やっておきたいことがあったのでそれだけは導入。スイッチングの動きをしたいという考えがあったので「スイッチングハードル」を。一歩ハードルのような動きです。身体の前で脚を動かすという感覚作り。ハードルの要領でハードルを越えるのですが抜き脚は立て抜きでも構わないので前まできちんと持ってきて入れ替える。その動きの習得。短時間だからやればいいというのではなくやはり意識させたい部分があったので。そこからはスイッチングとスイッチングラン。前で動くというのを徹底したいなと。

そのまま加速段階の動きを。タイヤ引きとチューブ走を組み合わせる。この辺りから雨脚が強まってきました。8時40分くらいだったでしょうか。それでも走るメニューをやりたい。グランド時代は他の部が試合の準備をしていたので広くは使えない。そのため動きを作るために複合走を。この1週間で3回実施しています。これがどうなのか分かりませんが。県新人もありますが女子はリレーを組むことができません。男子も故障云々もあり練習ができていない状態なのでバトン練習は後回し。まずは走れるようになることが最大目標。

ここの部分はきちんとやれば大きく変わってくる感覚があります。極力動画で撮影しておくように心がけました。何が動きが変わる要因になるのか。ここは時間をかけて考えていかなければいけないと思っています。実際動きが変わっていくのは確か。感覚的な部分が大きいのですが。その理由がもう少し明確になるといいなと思っています。親しい指導者に連絡をして相談もしています。一方的にお願いしている部分もあるのですが。

雨の中で一気にやりました。見ていると確実に進むようになっています。面白い。最近かなり走れるようになってきている選手とこれまでとの違いについてやり取りをしました。これまでは「膝の引き出し」に意識を置いていた。今は「腰が付いていくようにしている」とのこと。これも微妙な表現です。元々やりたい動きはその動き。色々な回り道をしながらそこの感覚を感じてもらえたというのは意味がある。いつのまにか末端の動きになっていたのかもしれない。ここも含めてもう少し考えていきたいなと。

酷くなっていましたが最後にフリーで2本走って終わり。ずぶ濡れでしたがやりたいと思っていたメニューはすべてできました。この時点で9時くらいだったと思います。1時間ちょっとでやりたい練習ができたというのは大きいなと。気温も低かったのですぐに身体を拭かせて風邪をひかないように促す。

10時まではやることにしていたのでそこからは補強を。前日の補強で腹筋が筋肉痛になっている様子でしたがそれでも引き続きやる。動きながらの補強はかなりやっていますが、ベーシックな補強が足りなくなっている気はします。こういう部分は時代に関係なく必要なのではないかと。退屈な部分はありますが地道にやっていく。腕立て伏せなどはどこでもやる練習だと思いますが、少しバリエーションを変えながら実施するだけで負荷は変わってくる。

少しずつ本当にやりたいことが見えてきた気はします。インターハイで戦うことも大きな目標です。今はそれができないかもしれない。それでも目の前の選手のために何をするか。選手が集まる学校ではないので来てくれている選手を大切にしたい。そうであればこちらも考えなければいけない。そう感じている。

見ていきたいと思います。
コメント
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