週が明け「授業」と「三者面談」が並行して行われる状況になっています。進学希望者が総合型選抜などの関係もあって早めに面談をして準備をしていかなければいけません。午前中授業、午後から面談。他の学年は普通に授業をしている中で3年生は面談。通常出れば夏休みの間に実施されるので問題はないのですが・・・。落ち着かない中での面談です。
初日の月曜日は午前中授業の後、ひたすら面談。空き時間を作りませんでした。希望を優先して組んでいくとこの形になる。練習メニューも作る必要があるのかかなり悩みました。自分の時間さえもない状況でどこまで自分を犠牲にしてメニューを作る必要があるのか。本当にやりたいと思っている者から頼まれたらやるかもしれませんが、「作ってもらって当たり前」と思っていたり、「メニューがあるから練習をする」という感覚の者がいれば別にやってもらわなくてもいい。そう思っています。
が、それさえも伝わらないと思います。だから言いません。きちんとやる選手に合わせる。それに付いて「やっているだけ」の者は自動的に練習メニューが提示される。本当にそこまでしてやってもらう必要があるのかなという気はしています。言っても伝わらないとは思いますが。
私が練習に参加した時にはほぼメニューは終わりかけ。最後の種目だけとなっていました。雨が降っていたので「室内」での練習でした。走れないという状況の中で少しだけ工夫しました。スピンバイクと走練習の組み合わせ。これは「意欲の差」が歴然と出ます。どこに合わせるのか。「やらない者」や「手を抜く者」に合わせるつもりはありません。というかもうメニューさえも作る必要があるのかという葛藤さえあります。それでも「我慢」しながらやる。これって本当に意味があるんだろうか。考えさせられます。
スピンバイクをもう1台購入しています。使えるのが2台。これといろいろな種目を組み合わせることで「走れない」状況を打破したいない。ほとんど走る練習がない状況でどうやって「走れる状況」を作るか。ベースになる部分が不足しているなと感じていたのでそこを補うべく練習を考える。
走練習の替わりに2人1組でスピンバイクをこぐ。競争するという意味ではないですが1台ずつやるのは非効率的なので。2台ずつ使いながら流れの中に入れていきました。①スピンバイクを25秒全力でこぐ。ここで重さの調整などは任せました。負荷をかけていく選手もいれば軽いのでこぐ者も。ここに関してはこちらがどうこう言う話ではないと思います。自分の練習ですから。バイクが終わって少し休息して30mB走。続いて40mスプリント。休まずにもも上げ50回。最後にもう一度40mスプリント。これを3~4サイクルとしていました。
スピンバイクの後の30mB走で上手く走れなくてガタガタになる者もいたので途中からバイクの後にもも上げを入れて「つなぎ」のようにしました。そこから徐々にスプリントにつなげていく。選手にとっては初めてやる練習です。こちらも「効果はどうか」を見ながらやりたいなと思っていました。こういう練習は「差」がでやすい。全体的な力をあげようと思ったら「一斉に走る」ほうがよいのかもしれません。が、「差」が大きすぎてそこまでやる必要性はないなと感じています。
「追い込むために」やったわけではありません。走れない部分をどのように補うのかです。スピンバイクを全力でこいだ後に走る。予備負荷をかけてそれをどうやって走りとつなげていくか。ここも難しいと思います。やってみて今後どのようにするかも考えていきたい。これが雨の日に適しているのかどうか。2台しかないスピンバイクをどのように利用するか。
一応モチベーションは低い中で「工夫」はしたいなと思っています。私自身、指導をどこに合わせるのかだと思っています。「本気でやりたい」と思っている選手を見捨てることは絶対にできません。そこだけは大切にしたい。そう思っています。
色々と難しいなと思っています。本当に。