鹿児島国体4日目。女子の100mH。県総体で14秒54を出していました。中国大会では8位となりIHに出場できず。その後、不注意により2か月競技会に出れない状況に。せっかく流れができかけていたのに勿体ないなという印象です。skyの悪い部分がもろに出ている感じですね。これでは戦えない。
その後、微妙に復調してきましたが県新人は散々な結果に。15秒かかっていました。最後まで走り切れない。それでも中国新人は14秒41まで。通常の2年生レベルで14秒4で走れれば合格点だと思います。中国のレベルも上がっているのでこのタイムでは確実に来年IHに届くという感じではありません。やることは多い。県新人以降は5歩ハードルなどを入れながら走る練習をしてきました。感じとしてはかなり良くなってきていたかなと。
国体は月曜日なので日曜日入り。昼前に到着して少し食事をとって。ショートハードルの練習ができなくなりました。時間帯的にバトン練習などが入るのでホームはハードル設置がない。これはなかなか厳しい。もっと早く練習させれば良かったのですが。諦めてショートスプリントのみ。これは仕方ないかなと。同じタイミングで4継の練習が入っていたのでその練習を見ることに。こればっかりは仕方ない。
月曜日は朝からメイン競技場へ。前日中に入れていないので入っておきたいなというのがありました。成年のヨンパ選手にも手伝ってもらいながら。彼女はショートハードルで13秒6まで出しています。見てもらうことで何か刺激をもらえたらなというのがありました。朝早くから手伝いにきてくれて本当に助かりまさに。
今回はハードルの距離を補助員が調整してくれるということになっていました。最初の5歩ハードルで「1足詰め」でお願いしました。これが恐ろしいことで補助員がハードルの高さを1つずつ上げていきます(笑)いやいや、それは「詰める」ではなくて「上げる」ですよね。さらに3台目は3足詰めに。意味がわかりませんでしたが多分1台目から一足ずつ詰めていくと思ったのだと。毎回きちんと設置されないので結局自分でやることに。せめてハードルのことが分かる人が役員、補助員につくと良いのかなと。大変だとは思いますが他県の先生方と苦笑いしながら。
アップの感じとしてはかなり良いなという印象でした。ハードリングに関してはかなり良くなっています。まだ左肩が開くというのがありますがそれでもハードルのリズムも良くなっています。これで走れれば14秒2台は出せるのでは?という感じでした。ヨンパ選手も「かなり速いですよね」と評価してくれていました。14秒4ではないなという感じ。少し自信を持ってくれたら良いなと。
実際のレースは2人欠場。同じ組にIHチャンピオンがいます。このレベルで4組1着取りですから決勝進出は厳しい。タイムをどうするかという話になります。PBを出して14秒3台で走れれば良いなという感じでした。レースは前半からかなり攻めていくことができました。9台目で少しバランスを崩しましたが最後まで大崩れせずにフィニッシュ。3着でしたが前を2着の選手とは大きな差はありません。まートップは13秒39だったのでこれはどうにもならないのですが。かなり記録が出たなという手応えがありましたが、速報で追風2.3mという放送が。残念。公認にはなりませんでした。
それでもタイムは14秒19でした。これは今までの感覚からしたらかなり速い。ハードルを始めて1年足らずです。この状況でこれくらいのタイムが出せるというのは凄いことだと思います。非公認ですがタイム的には1.2年生ランキングで20位前後まで上がります。一冬きちんと練習ができればIHで戦えるのではないか。それくらいの感じを受けました。
が、次の組で2年生が公認で13秒38と13秒42(笑)このハイレベルはなんなのか?決勝では4位の中国地区の選手が13秒52。追風参考とはいえこのレベルでないと決勝に進まないのか?と思うとしんどいですね。決勝進出ラインが13秒9なのでそこは目指せると思います。13秒6を切ろうと思ったらやはり根本的なスプリント能力が足りないなというのが顕著に出ました。この冬の課題はとにかくスプリントを上げるのみ。県記録の更新は視野に入ったかなという気がしています。
それでもハイレベル。それだけは間違いない事実です。諦めるのではなく戦うためにどうするかを考えていけたらと思っています。本人もある程度の手応えを感じてくれたと思います。追風参考とはいえ14秒19ですから。
今回3人がskyの短距離として走りました。IHでは全く太刀打ちできませんでしたが、今回はある程度のの手応えを感じでいます。夏の不調の時期を乗り越えられたかなと。走るスピード自体は上がっています。これを冬季でどう持っていくか。私自身も色々と考えることがあります。戦うためにどうするかをきちんと見極めていけたらと思います。