kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

意識の変化・・・

2006-06-20 | Weblog
 最近、強く思うのは2年生の女子の意識が変わったということ。「強くなりたい」という気持ちが前面に出るようになりました。それはkanekoの力というよりも、「悔しさ」を経験したことによる成長か。自分たちでかなり動けるようになったし、kanekoが話しをする時にも集中して聞くことができるようになりました。はっきりいって「当たり前」のことですが、それが今までできていなかった。練習中の行動も以前に比べるとテキパキ動けるのは意識の問題。練習で走る時にだけしっかりと集中してあとはダラダラではチームとしてダメになる。それを自覚している様子。気持ちが前面に出てくることで「こんなんじゃだめだ」と口に出るようになった。遊んでいるんじゃない。それが分かってきたのかな。

 1年の男子はまだまだマイペース。この辺が違う。素人でも周りの雰囲気を読むことは必要。今日のウキョー↑も半分もできません。前半は3年生が見てくれていたのにもかかわらずのんびりワイワイ言いながらやっている。それでは今のチームの様子が見えていない。どれだけ必死になっているのかを見なければ。

 いつも言っていることですが世の中「陸上」が全てではない。陸上競技を通じて学ぶことは多いが、他の手段でも学ぶことはできる。その手段を選ぶのは本人。だからkanekoは陸上競技をやる以外にやりたいことがあるのならそちらをやってもらっても構わないと思う。「無駄」に時間を費やすのではなく何か他の事ができるのならそっちのほうがよっぽど効果がある。「股関節が硬いね」とずっと言ってきた。それが未だに改善されない。それは、まだ「甘さ」が残っているのでしょう。「陸上」は全てではない。しかし、そこから何かを学ぶためには練習の効果を最大限に高めるために「一生懸命」にならなければいけない。速く走るために股関節の柔軟性を高めなければいけないとずっと言われているのにも関わらず何も改善されないのは、必死になりきれていない部分があるのでしょう。最近はあまり言っていないので今日話をしてblogに書いたことで改善されていく可能性はありますが。

 中国大会を経験して何を学んだか?地区大会で終わっていたら学べないものがあることに気がついたのではないか?3年生の男子は中国に一番近いところまでいって寸前で失った。そこから学ぶことがあったはず。そのために様々なものを犠牲にしてきたはず。目標に届かなくてもそのプロセスは評価できる。
 
 2年の女子は大きく変わった。おーまちはみなみの意志を引き継ぐために行動できるようになった。ともは自分に足りないことに気がついて絶えず前を向いている。りのぷーはものすごく自分に厳しくなったし、周りに気を配るようになった。一番の変化はりのぷーでしょう。やまもとは自覚はあるようだが、全体的に余裕がない。「自覚」が芽生えただけでも大きな変化。1年の女子は「気持ちが前面に出る」ハルと「実はこっそり燃えている」ながひー↑がいる。女子は本当に変わった。Ryoji先生に褒めてもらえるくらいね。Ryoji先生はかなり厳しいですからね。その人がちょっと認めてくれたのはkanekoも嬉しい。

 今の男子はその分、まだ差がある。女子は中国を経験して100%変わった。でも男子は4月から練習を始めたばかり。その中でどうやって意識を変えていくのか?まずは周りをみなさい。りのぷーが最近どれだけ変わったかにお前達は気づくか?ともの意識の変化に気がついているか?ストレッチにしても基本動作にしても全てに関して「甘い」。kanekoの求めるものは以前に比べると間違いなく厳しくなってます。遊んでる暇はない。カノムラ、お前がしっかりしなさい。自分のことで手一杯なのは分かる。でも、男子キャプテンとして今のままでは差がつく一方だよ。もりき、おーた2、しもせ、きちんと周りをみなさい。動きなさい。

 「考え方」は意識をして行動しなければ決して変わりません。いつもいうことですがご飯を食べる時のはしの持ち方も何もしなければ変わらない。意識して変えようと思わなければ絶対に変わらないんですよ。必要と思うかどうかで意識できるかどうかは決まってくる。今の自分たちに何が必要なのかを考えてみなさい。

 今日の練習できっと明日は筋肉痛でしょう。これで筋肉痛になっていなければ「無駄」に時間を使ったことになる。どうでしょうか?股関節の柔軟性も高まるか? 
 
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あえて言わない再スタート

2006-06-19 | Weblog
 今日から次に向けて練習を再開。3年生が引退したため、練習参加人数は8人(本当は9人だが1人休んだので)。やっぱり少ないね。でも、これまでのように3年生に頼っているようではダメ。おおたがいなくてもみなみがいなくても誰かが引っ張っていかないといけない。それは誰か?答えは明確でしょう。分かっているのか?

 最初にミーティングをしようと思ったが、諸事情により諦める。

 練習では少し意識を変えてみる。kanekoの周りにいる元スプリンター(Ryoji先生&Ogawa先生)は中間が全て。なぜならスタートの動きよりも他の部分がレースの大部分を占めるから。kanekoなんか特に身体を起こしてハードルに向かうのでその辺が弱い。昨日の夜から睡魔と戦いながら(実際は完全に負けてました)が、動きを分析してみました。少しですが見えてきた。ちょっとスタートの意識を作ってみました。あとはこの辺からの動きの変更(加速区間や中間疾走の違い)を意識できればかなりよくなりそうな感じ。

 メインは悩みましたが、あえて「5×150m」を。こちらからの指示は全くなし。どう動くのかを見ました。なぜこの練習にしたか。明らかに苦しいのは先日の練習で本人達も分かっているはず。中国を経験し、3年生がいなくなって本人達がどれだけ自覚をしているのかを測りました。普段なら今日は休みでも良かったのですがあえて挑んでみるのにはそれなりの意味がある。逃げるのは簡単。でもそれに挑むことができなければ勝負の舞台には立てません。

 どういう意識で走ったのかは選手がきっとコメントに書くでしょう。書かなければそれまで。それ以上の進展はない。今日はうちの部にとって大事な日なんですよ。他の日には書けなくても今日は書くべきでしょう。

 りのぷーは悩みながらも前を向いています。きっと強くなる。自分の意志が明確だから。kanekoにできることは最大限にやっていきますよ。それがkanekoの義務です。これだけ本気になっているのにkanekoがサポートしないのは罪です。責任重大。

 「目標設定」と「時間の使い方」の話しをする。

 「目標」は誰かに与えられるものではない。kanekoが与えるのは簡単。でも本人にその気がなければ意味がないんですよ。今の2年生が冬期に入る前に「目標」を設定した。半年間の冬期練習を越えて400mで「たった」1秒の短縮を「目標」に掲げた。その時kanekoは「その程度の目標を設定するなら5ヶ月後に練習に来てくれ」と話した。はきりいって練習はきつい。その練習を経験して「たった」1秒なら1ヶ月本気で練習したら達成できる。ずっとやってきて女子で400mを56秒で走る選手にとってはその1秒は大きい。しかし、ほとんど素人同然の選手が一冬越えて1秒はあまりにも「目標」が低すぎる。ながひー↑が「マイルで61秒で走る」と言った。それはもう達成されているので「目標」ではない。これからの3ヶ月を考えてながひー↑が同じレベルでは勝負にはなりません。もっともっと強くなる可能性を秘めていることに気がつきなさい。男子の目標は何だ?明確さが足りない。自分で「目標」を決めなさい。「目標」とは「最大限に努力してなんとか到達可能なもの」だと言ってきたはず。分かってますか?

 「時間の使い方」も同様。人間に与えられた時間は「1日24時間」。2時間の練習のうち「たった」10分間集中できなくて適当にやってしまった。でも残りの1時間50分はものすごく良かった。だから評価できる?それは違う。その日は10分でも1週間で60分、40週あれば40時間のロスになる。それが積み重ねなんだ。2年間やって行く中で練習時間を80時間ロスしている選手と全てを練習に使えた選手、どちらが強くなるかは明確。どれだけ努力をして良い練習をしてもたった1日で無駄になる。だから練習中はしっかりと意識をもたないといけない。

 ハルが目標設定に「残り1本走らせてあげることのできなかったみなみ先輩の分まで自分も強くなる」と書いていた。これがみなみからもらった力でしょう。他の選手も最後のミーティングではいい顔をしてました。それが持続すれば間違いなく強くなる。まー「来年また中国に行く」という部分がもの足りませんが・・・。今日のハルは強かったですよ。悔しさが力に変わってますね。今のところうちでは一番強い。それは間違いない事実です。ハルひーは27秒中盤の選手にビビっているレベルではない。気がつきなさい。

 あとは2年生の自覚だけですね。男子も女子も。男子はこの4月から始めたばかりなのでまだ未熟。もちろん女子も未熟な部分が多いがそれでもうちで一冬越えてきたんだよ。しっかりと引っ張りなさい。お前達がこのチームを強くするんだよ。kanekoではない。

 これから秋まで死にものぐるいで臨む気があるか?それがあればきっと強くなる。もちろん休む時は休みます。でもやるときは必死でやりなさい。強くなる土台は3年生が作ってくれた。あとは今の選手がやっていくしかない。どうなるのか・・・。何を目指すのか?よく考えて欲しいね。
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中国大会最終日

2006-06-18 | Weblog
 今日は最終日。うちは出る種目はありませんが、マイルの雰囲気をしっかりと味わってくれたはず。

 特に一番印象的だったのが宇部高のマイル。予選でバトンを落とし、そこから這い上がって準決勝進出。400系で絶えずアウトレーンを引き続ける不運(ある意味強運)が続きましたが、4分3秒台で準決勝を通過。
 決勝の前には「山口県応援団」ができて、山口県の選手団が唯一の希望に思いを込めて応援をしていました。あの姿をみて、「みんなからの期待」を強く感じ選手にこっそりと「山口県選手団が応援してるから」と伝えておきました。
 実際のレースではそれぞれが自分の力を出し切って見事5位。インターハイです。様々な「悪条件」がある中で実際に自分たちの「夢」を掴んだ姿勢に強く心を打たれました。うちが「中国大会出場」を目指したように、同じ県内に「インターハイ出場」を目指して勉強との両立をしながらその「夢」を掴んだチームがいる。すごいことです。さすがkuboi先生。見習うべき事は多い。

 また、男子ではインターハイ出場を決めたチームが泣いていた。優勝できなかった事に対する悔しさで。この姿勢にも学ぶことは多かった。やはりすごい。

 kanekoはまだ甘い。実際に新チームになって「宇部には勝てない」と決めつけている部分があった。なんとか表彰台に乗ろうというのを新チームの目標にしていた。これじゃダメだ。目の前にいる「蛍光黄色」に勝たなければインターハイはない。力的に「これくらいでいい」なんて考えていたら絶対に無理だ。kanekoの目標は「宇部高に勝つ」ことに設定します。それは競技面だけでなく選手の競技への取り組み方でも。同じ県内に強いチームがいるんだからそこに勝つことがインターハイへの近道。「宇部には勝てない」と決めつけていたら残りの枠は5つしかない。宇部高からその切符を奪い取る位の必死さがあって初めて可能になる。必死に、がむしゃらに、なおかつ冷静に強くなろう。まだまだ伸びる要素は多い。強くなりたい選手はともに上を目指そう。近いうちにkuboi先生に挑戦状を送っておきます(笑)

 選手はどう感じたのだろうか・・・。場の雰囲気に慣れたのは確か。これをどうやって次につなげていくか。Ryoji先生に「良いチームになったね」と言ってもらえました。うちの最初の段階から知っている人がそうやっていってくれるのはやはり成長した証でしょう。ここで満足するのか?それとももっと強くなるのか?kanekoが与えるものではない。選手1人1人がどう感じるかだ。きっとうちは県内でもまだ無名です。ほとんどのチームがうちの存在を意識することはないでしょう。勝負できるチームになりましょう。みんなに応援してもらえるチームになりましょう。宇部高のように。

 良い大会でした。久々に高いレベルのレースを見て楽しくなりました。また頑張ります。
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中国2日目 パート2

2006-06-17 | Weblog
昨日は書きながら寝てしまったので続きを。

ハルがラスト沈んだが、あれくらい走らないと勝負にはならない。次につながる走りです。

ながひー↑は前を行く平野を追い掛けました。前に人がいたら本当に強い。ラストで逆転して5位に順位を引き上げました。エライぞ。

実際のレースは所々しかみていませんでしたが、選手が泣いている姿はみました。みなみの最後のレース。2本走らせてあげたかった。その気持ちの涙でしょう。kanekoも2本走れたらいいなーと思っていたが、それはあくまで「希望」だった。選手には何度も言っていましたが「可能性がある」というレベルだったんだよ。それを目指していたから全員が力を出し切って+αが出て初めて達成可能。みなみ・おーまち・ながひー↑は力を出し切ったでしょ?今の力としてはそれで十分。ハルの走りは+αを生み出す走りだった。最後切れたけどそういうリスクを背負って勝負を仕掛けるしかなかった。

泣かなくてもいい。胸を張っていよう。だってここまで来れたんだから。全くの無名のチームが中国で準決勝を狙って走れた事は誰に恥じることもない。みなみと共有した時間は一生忘れられないだろう。それが次につながる。応援に来てくれた3年生の気持ちがあったからこそチームとして中国にチャレンジできた。おーた、いしべ、なかむら、まつむら、本当にありがとう。3年生が基礎を作ってくれたからここまできた。
下級生はそこから何かを感じなければいけない。おーまち、とも、りのぷー、やまもとは今の段階で何かを1年生に伝えることができるか?足りないものはたくさんある。みなみや3年男子から学んだものを伝えなければいけない。

1年生はまだお客様。本当に強くなるのはこれからです。いろいろな意味で大変ですよ。

応援して下さった皆様、本当にありがとうございました。目標には届きませんでしたが今できる最大限のレースはできました。これから更に競技力&人間性の向上を目指して頑張ります。これからも応援お願いします。
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中国2日目

2006-06-17 | Weblog
最初に結果から。4分13秒でチームベストに届かず。準決勝には進めなかった。結果としては選手は納得できないかもしれない。でもねkanekoはそれでもいいと思うんだ。

レースではみなみがきちんて走ってくれた。本人は不満みたいだけどkanekoはそれで十分だと思う。うちのチームが存在するのはみなみのおかげ。みなみがいたから中国に参加できたと思う。みなみがいなければうちに中国はなかった。みなみがチームを引っ張ってくれたからここまできたんだと思う。小さいけど存在は大きいんだ。他の学校の先生からも「みなみがいたから」と言ってもらえる。それだけチームには大事な存在だった。

おーまちは自分の役割を十分に果たした。62秒ちょうどくらいだったけど力は出し切った。もっと上がるかと言われたらわからない。でも力は出し切った。

ハルは間違いなく「気負い過ぎ」。みなみには話ましたがやはり「みなみとの最後になれかも」という思いがあったみたい。kanekoはこういう気持ちが好きです。やっぱ脚が速いだけでなく「誰かをおもいやる力」がたいじ。
ラストは完全に脚がとまる。スピードがないのに無理をし過ぎた。よく考えなういて。

また詳しく書きます今日は眠いのでお休み。また確実にかきます
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明日が勝負

2006-06-16 | Weblog
中国が始まりました。みんなで目標にしてきた舞台です。誇らしいですね。

中国チームは選手か補助員か分からず働く。実は補助員ではないかと思うくらい活躍。よく頑張った。

レベルの高いレースを目の当たりにしてもなんとか最大の武器は忘れてないようです。「明るさ」はどこへ行っても忘れないようです。最初はちょいと緊張してたみたいだけどなんかそんなこと忘れてる感じ。普段通りの雰囲気になってました。さすが。

最後の刺激として150mを走りましたがまー素敵な感じ。力がついてます。ハルひーの競り合いはやっぱりすごいや。結局それに引っ張っられておーまち&みなみ&ともが激走。ここまできたらもうどうにでもなれです。スピードが上がっているのは間違いない。あとはなんとかするしかないでしょう。

ハルは相談の結果ハードルに出ることに。1本限定の約束で。3週間ぶりにハードルを跳んだけどなんとかなりそうな形で終わりました。スプリントが上がったからその分余裕がある。うまくいけば今年の時点で上が狙えるけど本人も「マイル頑張る」と言っているので問題なし。無理はしません。

なんだか雰囲気的にはかなりいいですよ。うちの「チームらしさ」が全開!切羽詰まった感はないし、楽しんでくれている感じ。うちのチームは若い。だから周りの人からは「秋からは楽しみ」と言われる。確かにね。
でもkanekoとすれば「今のチーム」でも頑張りたい。理由は明確。「みなみと1本でも多く走りたい」、それだけです。何度も書きましたが今のチームがあるのはみなみのおかげ。みなみが1人で女子として頑張ってくれたから今のうちがある。だから少しでも多く時間を共有したい。全員が力を出し切ってそれでも少し可能性があるレベル。でもやるしかないでしょ?

うちにはエースはいない。みんな同じ力でやってきてます。だから秘密にすることもないし、戦略もない。エースがいない分、各自の自覚が芽生えた。人間的な成長もかなりあった。その「チーム力」で勝負するしかない。というかそれが最大の武器だから。
今回、男子の4継が中国に来れなかった。その悔しさを力に変えて欲しい。男子の分まで走ろうよ。明日は応援に来てくれるみたいです。ありがたい。

力を貸してください。うちのチームに。神様がいるならkanekoの寿命を1年削ってもいいから選手が納得できる走りをさせてやって下さい。kanekoの力なんて無いに等しい。頑張ってくれたのは選手です。うちに力を貸してください。

100%の自信を持って言えるのは「良いチームになった」ということ。他から何と評価を受けようがkanekoはそう思います。良いチームにみなみがしてくれました。本当にありがとう。

きっとみなみにとって、3年生にとって忘れられない大会になるのは間違いない。なんとか力を…。

明日またみんなで頑張ります。力を貸してください!!
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ついに

2006-06-15 | Weblog
中国大会の前日を迎えました。ここまできたら何が出来るわけでもなく。自分達の力をだすしかないわけで。

大会参加者の練習時間は昼の1時から。うちはその時間に合わせてアップ。競技場がつかえなくなるのはあらかじめ分かっていたので1時までにアップをすませていきなり流しから。まずまずの動き。

刺激として250mを走る予定にしてましたが、ハルの脚の調子を考えてハルだけは150m。スタンディングからの150で初めての19秒台。マジで速い。

250mは勝負。ハルがいない分、ながひー↑とおーまちの一騎打ち。2人ともかなり速い。みなみが遅れた上にともに後ろから追われる。みなみは不発か…と思っていたら、それどころではない。ながひー↑はおーまちと競り合いの中でまだ自分の力を出し切らない様子。最後仕掛けておーまちを引き離す。やはりスピードではおーまちはながひー↑に勝つのは難しい。別にそれはきにしてません。おーまちの強さが発揮されるのは競り合いの中ですから。
みなみが遅れたと思ったら事項ベストでした…。どれだけ周りが速いのか…。嬉しいことです。
1番の収穫はともが37秒台で走ったこと。本気で次につながります。ともにはプレッシャーをかなりかけてますがともが走れなければ、みなみが準決勝に引っ張ってくれても次につながりません。なんとかしなければ…。

総体前と較べると間違いなく強い。1本でも多くみなみと時間を共有させてください。

強くなった…。それいじょうはない。またあした選手と話します。
できること全てやってから勝負をしたいですね。
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勝負の場へ

2006-06-14 | Weblog
 中国チームとミーティング。これまでの経過とこれから先目指すものをメンバーで確認。全体的に練習のタイムが350mで総体前と比べ上がっている。4人のトータルで2秒5の短縮。それが何を意味するか?準決勝に残る必要性は?みなみに与えられた役割は?下級生4人が何をすべきなのか?それぞれに考えさせました。

 もちろん、単純に350mが速くなったから400mのタイムが上がるとは思ってはいません。そんなに甘くはない。でも、厳しい練習に耐えてきたからこそこの2秒5がある。実際はもうちょっと上がる気はしてますが。そこは自信を持たないといけない。もちろん、これはレースでの2秒5の短縮を意味するわけではない。決勝のタイムではみなみが1秒、ハルが2秒この走りより悪い。最大限の力を発揮できれば最低5秒はあがるでしょう。嘘みたいな話しですがkanekoはそう信じています。最近の練習の雰囲気から行けば5秒短縮も可能だと。

 今、みなみがすべき事は自分の力を最大限に発揮してなんとか準決勝にメンバーを連れて行くことです。はっきりいってうちが決勝に残る可能性はありません。顧問としてこのような話しをしていいのかはわかりませんが現時点では無理です。それはうちの選手にも話しています。エースといえる存在はいない。個人種目で県総体の決勝に残ったのはハルだけ。でも、マイルで中国大会に行くことができた。他のチームとは持ち味が違います。みなみの役目は今のメンバーで準決勝に進めるようにチームを最後まで引っ張ること。中国地区で8番をかける争いの雰囲気を身をもって体験させることがみなみの最後の仕事です。中国大会にすら出たことのないチームがいきなりインターハイを目標にするのはやはり難しい。でも、中国を経験すればきっと可能性が出てくる。そのための道を切り開くことが唯一女子で短距離を走っていきた選手の役割でしょう。

 このことはチーム全員が理解していることです。今のうちのチームに4分00秒を出す力はありません。最大限の力が発揮できて+αが重なって4分07秒前後がMAX。「何とか頑張ればインターハイに行けるかも・・・」と選手に嘘をついても仕方ない。今の力でできること&次につなげていくためには最大限の力を出す必要がある。実際は、各選手がベストを尽くしても「準決勝にいけるかもしれない」レベルです。それでもチャレンジする意味はある。全員が力を合わせて勝負する意味はある。

 「インターハイは無理だ」という発言はきっと指導者としては不適切なんだろうと思います。批判を受けるのは覚悟の上です。それでも、このblogを通じて皆さんにメッセージを送り続けます。うちの選手に、引退している3年生にメッセージを送ります。

 持っている最大限の力を発揮して勝負をしてきます。下級生はそれがここまで引っ張ってくれた3年生全員に対しての「礼」を尽くしなさい。惜しくもこの場に立てなかった男子の気持ちを感じなさい。今までの道を示してくれた3年の男子に感謝して、彼らの気持ちの分まで走りなさい。おーまち、ハル、ながひー↑、ともはこれまで時間を共有してきた3年生にしっかりと力を見せなさい。みなみが気負って硬くならないように、他のメンバーでしっかりとカバーしなさい。安心して引退できるように。
 みなみは下級生を最後まで引っ張りなさい。それが最後の役目です。準決勝に進み、おーまち達にインターハイへの道を示すきっかけを作りなさい。その積み重ねが遠い道への1歩になります。今の下級生は伸びる余地が多い。まだ未完成です。その選手達が自分たちに磨きをかけようとする「気持ち」を持たせてあげること。

 明日から勝負の場へ行きます。この大会で何を得るのか?それは今の時点では分かりません。今回のマイルメンバーの課題は「次につながる勝負をすること」です。

 選手とともに緊張感を楽しんできます。
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地道なトレーニング&楽しい練習!?

2006-06-13 | Weblog
 いやー、暑かった。なんでこんなに暑いのか・・・。泣きそう。

 それとは全く別件ですが、今日は卒業生が講演ををするために来てくれました。先日、日記に書いたkanekoが担任をしていた子で今は美容師を目指している子です。知らない人の前であれだけ話ができるというのは立派。目標を持ってやるべき事を考えると人間は大きく成長します。目標もなくダラダラ勉強をそこそこするよりは、しっかりと自分の目標を定めそれに向かって必要な力を身につけていくことができるのは立派。嬉しくなります。少なからずkanekoの影響を受けている生徒がこうやって「自分の夢」を語れるようになったことがkanekoは心から嬉しい。

 今日の練習は強化練習チームはひたすら基礎力をアップ。加速段階の動きと基礎筋力を上げることを目標にしました。最近中国組にかかりっきりだったので地味な基本動作をしっかりと指導。なぜかいしべ&なかむらの動きが良くなる。今来ている3年生の男子短距離はこの2名ですが、この2名が伸びるのはやはり自覚ができているから。無駄に時間を費やすわけにはいきません。圧倒的に良くなりました。良い感じ。こちらのグループはまだ1年生の動きが甘い。走る動きもだが、それ以上に周りを見ることができていない。昨日話して今日同じ事では・・・。反省しなさい。

 中国組は必死。良い動きができるようになってきた。ここまできたら「調子が良い」のレベルではない。間違いなく「力がついている」のでしょう。まず、雰囲気が良い。今のところkanekoに怒られる部分がない。あれだけ逆鱗に触れていたメンバーとは思えません。350mはみなみが必死でアウトレーンから逃げる。みんながそれに引っ張られてものすごい勢いで走る。3年生として大きな仕事をしました。ラストの50mで他の選手とかぶってしまい少し減速してしまったのが残念でしたね。これはkanekoの責任です。レースを意識して2レーンで走っていたのですが、早い段階で競技場を使用されている皆さんに投げかける必要があった。「レーンを空けて!」と言っても普通は外に逃げます。ハル&おーまち&ながひー↑&ともは(あ、みなみ以外全員だ・・・)少なからず影響を受けました。それでも大幅な記録更新。競り合ったら本当に強い。みなみは最後の直線でさすがにばてましたがそれでも土の上で初めて56秒4。これで4番手ですから大分チーム力は上がっています。良い練習ができました。ともが地味に58秒2。前が速いので目立ちませんが、「やっと」冬場の走りに近づいてきました。あともうちょっとでリレーメンバーだったんですけどね。惜しい(笑)

 その後の250mはあえて時間を取って走りました。先日の土曜の反省です。選手に1人1人声をかける。

 ハル→「ながひー↑には負けるな」 ながひー↑→「ハルには負けるな」
 おーまち→「あの1年生に対して一回は仕掛けろ」
 みなみ→「負けたら交代ね」 とも→「(みなみを指して)あいつをやっつけろ」

 競争心をあおってみました。いやー楽しい。こうやって練習で緊迫した雰囲気を出せるのはやはりチーム力が上がってきたから。kanekoが楽しそうにしているとハルも楽しそう。こういう緊張感が好きなんでしょうね。Restの時にハルひー↑が言い争いをまたやってました。どっちが速いか?さーどっちでしょうか?400mでは①ハル②おーまち③ながひー↑④みなみ⑤ともですね。短い距離はおーまちは勝てません。この2人に勝てたら100m選手に転向させます(笑)。

 みなみの土の競技場での最後の250mです。皆で良い走りをしなさいといって送り出しました。必死で走りました。これまでで一番の走りだったでしょう。ながひー↑以外はベスト更新。今回の走りでハルとながひー↑のベストが同タイムになりました。いやー争ってください。短い距離で稼いでおかないと後からキャプテンに追いつかれるよ。おーまち&とも&りのぷーの自覚は半端ではない。それが間違いなく記録の短縮&投げにつながってます。甘く見たらいかん。うかうかしてると本当にやられるよ。
 ここまで女子が来たのはなんだかんだいってみなみのおかげでしょう。女子1人でしたから。それがここまで来たのは何度も1人で怒られてきたみなみがいたから。下級生は感謝しなさい。今来てくれている3年生が雰囲気を作ってくれたからここまで来た。良い練習ができるのもみなみが引っ張ってくれたから。1本でも多くみなみと走るためには各自が最大限の力を発揮するしかない。それでも届くかどうか分からない準決勝進出・・・。あとは気持ちだけですね。心から強く「準決勝へ」と思えば道も開けるでしょう。

 そういえば最近タイム載せてないな~。中国が終わったら日誌の方にきちんと記録していくようにしますね。お許しを。以前はきちんと報告していたのにな~。手抜きか!?手抜きの割には日記が長い。というか長すぎる。見る人の気持ちにならないといけないですね。もう少し短くしましょうか・・・。
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練習はぼちぼち?

2006-06-12 | Weblog
 練習はほとんど見てません・・・。今日も会議×2セットだったので。仕方ない部分でしょう。

 午後からちょっとだけ商工に行ってみました(もちろん会議で)。そしたら遠くでハルが歩いていた。おースゴイ。学校生活は全くみないのでちょっと新鮮。廊下で打ち合わせをしていたらこれまた遠くでながひー↑がこちらを見ていた・・・。まるで珍しいものを見るようにこっそりと。確かに珍しいものかもしれませんね。

 練習はぼちぼちだと。うちの加速走のタイム測定は間違いなく怪しい。自信があります(涙)。大体フィニッシュしてからピッと鳴ります。kanekoはいませんでしたがみなみがフィニッシュしたあとにその状態になったらしい。近くで「遅っ・・・」という声が聞こえたとか(もちろん走るのがではなく押すのが)。うーん、改善されませんね。走る指導よりも数倍難しい。何度も言っていることなんですが・・・。どうも100mの加速の時にハルにトラブルがあったみたいですが、書いたらきっと怒るので黙っておきますね(笑)

 最後の250mはkanekoが自分で測りました。実際の走りを見たいのですがラストの10m程度は見れません。仕方ない部分でしょう。いしべは走りが良かった。体調が悪かったらしいがその割には最後まで走れてました。カノムラは少しずつですが走れるようになってきました。まだまだですけどね。

 女子は加速段階ではハルが速い。しかし、カーブに入るとどうも接地が長くなる(これの理由は明確なので全く気にしていません)。そこからはながひー↑が速い。それもかなり速かった。合同練習時より2秒速い。疲労度は違いますがそれでもこれくらい走れるのは良い感じ。短い距離は強いですよ。実はおーまちが地味にスピードが上がっている。本当に地味に・・・。今の1年生は訳も分からず速くなるので他の選手の伸びが目立ちませんが、おーまちもしっかりと伸びてます。さすがキャプテン。練習メニューを覚えられなくてもキャプテンはこういうところでしっかりと力を見せてます。
 今一番ブームなのが「マイルのメンバー争い」ですね。いやー、みなみが必死になるとともも必死。250mでは最後の直線まで互角。最後みなみが引き離して0.5秒程度勝つ。どっちも必死。気は抜けませんね。ともが強くなることで間違いなくチームは強くなります。着々と秘密計画が進んでいるのでその効果が出てきています。

 しかし、男子に元気がない。3年生が来ないと本当に元気がない。人数が少ないのはありますが、完全に女子の勢いに飲まれてます。女子に引っ張ってもらって強くなるのか?それじゃー面白くないでしょ?自分たちでしっかりと前に出てきなさい。練習をすればいいというわけではない。これが日常生活にも出てくるはず。
 こうやって成長していかなければ、練習を積み重ねても無意味になってしまう。いつも言うことですがうちは「速くなること」だけを求めているわけではありません。それを忘れてはいけない。男子とりのぷーは「目標」を定めなさい。それができなければ「やるだけ」の練習になってしまう。なぜ、練習をしているのかをもう一度考えなさい。「目標」とする記録でも姿勢でもいいので明確にしなさい。

 ながひー↑が「針間だから針が長い」と言ってました。おー、笑えない。だってkanekoだから「お金持ち」というのと同じレベルです。顧問に似て笑いのセンスが高いので誰も笑ってくれません。うちの「笑い」は実は低レベル?いやー、これじゃいかん。kanekoの目標は「笑いが取れる陸上部」です。kanekoの今年の一番の目標は「県内で1番笑いを取ること」に設定しましょうか?まーkanekoの笑いのレベルからすると難しくない目標ですが。先日、防府からの帰りに「しかし、合宿の時の先生は可哀想だった。誰も笑ってなかった・・・。」と言われてしまいました。そういえば・・・。実は一番実現が難しい目標か!?
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