kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

今日から検定課外

2007-01-12 | 考える
 昨年の同じ時期の日記をそのまま引用。

今日から検定課外開始。しっかり勉強しなければ。

 せっかく時間を使うのだから受かるための最善の努力をすべきだと思う。勉強しなくて受からなかったのと最大限の努力をして受からなかったのでは意味が違う。結果は同じだがそのプロセスが全く違う。なぜなら「勉強をしなくて受からなかった」のは最初から逃げ道を準備している。「勉強しなかったから受からなかったんだ」っていう言い訳をすることができる。

 でもね、検定を受けるのにも受験料がかかる。その受験料は保護者の方が働いて稼いだお金なんですよ。2時間以上の労働の対価を無駄にして良いわけがない。自分で働いて手に入れたお金なら無駄にしても良い(良いわけではないが自己責任だから)。でもね、他の人が働いたお金を意味もなく使うのはやはり人として良くない。その辺の自覚は持たないといけないと思う。

 今の生活をしているのも保護者の方が働いてくれているから。携帯電話の使用料や食事代、学費もすべてその中から支払われている。そのことを当たり前だと思ってはいけない。やはり「感謝」の気持ちを持つべき。その気持ちがなければ、自分自身で働いて携帯電話の使用料や食事代を払うべき。その気持ちがなければ部活動をやっている場合ではない。部活の時間を自分自身の働く時間に当てて生活に必要なお金に当てた方がよいのでは。

 「部活があるから」というのを言い訳にするのなら部活動に参加してもらう必要はない。2週間、その時間を勉強時間に使って構わない。1~2時間他の人よりは別の時間に自分の時間を使っている。「部活があるから勉強ができない」のであれば、その逃げ道を無くしていかなければいけない。部活の練習よりも何よりも保護者に対する「感謝」と「責任」を感じてもらう方がよっぽど大切。

 本当に時間がないか?携帯でメールをする時間、テレビを見る時間があるのに勉強をする時間がないというのはおかしいのでは?検定のための勉強を自主的にできないのであれば、携帯の使用料は自分で払うべき。保護者が働いてくれたお金で支払われているものに対しての「責任」が欠如している。テレビはビデオにとって時間があるときに見ればいい。「今」でないといけないはずはない。


 これは別の日の日記。

  商業高校にとって一番厳しい時期の「検定週間」。実は強くなるチャンスが潜んでいるんですよ。そのチャンスを手にするためにはなにをすべきか?何を意識すべきか?どう取り組むべきか?そこは自分たちで感じ取って欲しい。目の前の課題に全力で取り組んでください。逃げ道を作らず自分自身との勝負に勝ってください。それが「強くなるため」にどれだけプラスになるのか。身をもって感じたはず。数日で変わるんですよ。変わらない選手はいつまで経っても変わらない。チャンスがあること自体気づきません。もったいないね。


 この意味をもう一度考えて欲しい。昨年はこの段階で「勉強をする」と約束して結局やらずじまいだった者もいた。kanekoが言いたいことは全く理解してもらえなかった。今日、同じようなミーティングをしてから練習を実施したが、今回は意識の変化が見られた。あくまで「今日1日」だが、こちらが求めるものに近い意識でできていたと思う。これが継続できるかどうかにかかってます。どうなるか?これが今年のシーズンに大きく影響する気がします。

 どちらに転ぶかは選手の自覚次第。しっかりと見させてもらいます。
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当たり!?

2007-01-11 | 考える
なんだか素敵なものが当たったみたいです。当選者はランダムに選んであるみたいです。なんと、何もメリットのない「職員評価アンケート」が当たりました(涙)。当たらなくてもいいものはかなりの確率で当たります…。職員で5名だけなんですが…。これは意図的に当てられているんじゃないかと思っているんですが、聞いてみるとランダムに選ばれたとのこと。うーん、本当かな…。

何故疑うかというと、昨年も「ランダムに当たるアンケート」が当たったんですよ…。昨年も「5人だけ」だと言っていたのに当たって、今年も…。確率としてはどんなもんだろうか?かなり低いと思うのですが…。手間がかかるものばかり当たって狙っているものは当たらない…。そんなもんかな~。欲を出すとやはりいいことはない。期待していない(望んでいない)と当たるのかな~。

先日の日記にも書きましたが、「福御くじ」を初詣で買った時は、「絶対当たる気がする」と思っていたのに「8等」。宝くじは「300円」しか当たりませんでした…。去年もアンケートが当たった時に「今年は当たり年だね!!」と言われましたが、特に何も当たらない。今年も同じ事を言われましたが、当たる気が全くしません…。

本当に「ランダム」に当たっているんだろうか?怪しいな~(-.-;)

練習はひたすら補強。ウキョー↑で足りない部分を補いました。股関節の補強の練習をしていたら、「変だから止めて~」とひー↑に言われてしまったので涙を飲んで止めました。おかしいな~。以前に比べると補強に対する取り組みが変わってきたような気がします。なんだかんだ言いながらきちんとやってます。「誰のためか」を考えさせている効果が少しは出てきたのかな~。半分やけになっている人もいますが、やるべき事はやってます。随分成長した感じがします。

明日から奥さんの実家に行こうと思っていたのですが、「土曜日でいい。」と言われてしまったので明日の予定は変更。大好きなウキョー↑の手伝いでもします(笑)。明日も筋肉痛に襲われているんだろうな~。心配だo(^-^)o
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誰のために?

2007-01-10 | 考える
 ある機会に、「人間は自分の都合の良いことしか耳に入らない」という話をした。自分に都合の悪い話(他者からの忠告)は聞き逃してしまう。これでは人間成長はしない。誰かからの忠告は自分を成長させるチャンスだと思ってしっかり話を聞いた方が良い。kaneko自身、何度も忠告をいただいています。その都度、自分の行動や考え方、取り組み方について考えるようにしています。鵜呑みにしてはいけないが、「自分には関係ない」と聞き逃すのでは何も変わらない。誰のために言っているのかを考えれば分かるはず。忠告は言わなければ言わないで済む話です。それでも何かを言ってくださるのはその人のことを思ってのこと。それをどう受け取るか?人生の先輩の話は聞いて損することはない。しっかり人の話を聞くようにしなければいけませんね。話を聞くという話題のついでに今日の出来事→「コーンまでウォークラン、そのあと引きつける方向を意識して走る」を「ウォークラン」「ダッシュ」と勘違いする人が近くにいました。まー日本語は難しいですからね(苦笑)。

 新学期が始まったので久々に夕方の練習。やっぱり寒いね~。kanekoは極端な寒がりなので、気温が下がると身体が辛くなります。脂肪がついていないからじゃないかという話もありましたが、結構脂肪はついている気がします。食べる量と消費量が間違いなくかみ合っていませんから、どこかにくっついているはずです。しかし、寒さに弱い(涙)

 練習自体は大分「らしく」なってきました。内容云々は省略。特に変わったことはありませんでした。最近細かい所まで指示を出しません。自分たちで考えて欲しいからです。何をすべきかをいつも与えられているようでは、何も変わりません。大事なところで「誰のために?」「何のために?」を確認して走るとその1本の動きが変わる。それまで力を残していた分けではありませんが、「やっていることの意味」を考えたとき、必要性が出てきて練習の質が上がる。どれだけ1本に集中できるかでしょう。しっかりと1本1本集中しておかなければいけませんね。

 身内ネタを。以前からみなみが「チキショー」と思っていることがありましたが、今日、ハルに引き継がれました(パチパチパチ)。「絶対に負けん!!」という気持ちが引き継がれました。自分たちが言われたら嫌なことは絶対に発言してはいけない。他者の気持ちを思いやることが必要。忘れてはいけないね。
 こうなったらなんとか勝負をしかけてやろうか!?そんなことしたらひー↑が慌てるから検討を必要としますが、「秋」ではちょっと遅いので「チキショー」といいう気持ちを少しは晴らせる機会があればいいな~。
 
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次のステップへ

2007-01-09 | 考える
新学期が始まりました。1月は商業高校にとって検定が続く厳しい月になります。練習時間がなかなか確保できなくなります。何をやるかをしっかりと考えておかなければ、時間だけが過ぎてしまい何も残らないという事になってしまいます。自覚が大切ですね。

簡単にミーティングをしましたが、「当たり前」の事を確認しました。何度も何度も言っている事です。時間の使い方は「使う本人次第」です。やらされる練習では何も残りません。「何のためにやるのか」を本人達が自覚しなければいけない。進むべき方向を決めるのは自分自身です。その方向に力を与えるのは…。これはミーティングで話した通りです。今までblogに何度も書いているから分かりますよね!?

あと3ヵ月、どんなチームを作るのかは選手次第。全ては「自分が望むもの」にしかならない。「強くなりたくない」と思っているのに強くなることは100%ありません。やるべき事は限られています。以前と比べるとミーティングでの「眼」に力があります。話を聞こうとする態度に変化が見られます。こちらが成長のための「種」を与えても、それに「水」「肥料」「太陽の光」を与えるのは自分自身であり、チームの仲間です。植物の芽は「太陽の光」に向かって伸びていきます。自分にとっての「太陽の光」は何ですか?しっかり考えて下さい。

現在、kanekoは「肥料」になるための資料を作成中。「肥料」は一人ではできないので、協力を得ないといけません。そのための資料作りo(^-^)o  kanekoとしても楽しい作業です。効率を上げるためには必要不可欠ですね!
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なんだかんだで…

2007-01-08 | 陸上競技
田部合宿の2日目終了時点から、出産の可能性があるので後は他の先生方にお願いして実家へ…。長女の誕生日が7日だったので「同じ日になれば…」という淡い期待を持っていましたが、結局産まれず。まーそんなもんですね(笑)

合宿は途中までしかみていませんでしたが、良く走っていたと思います。
ハルはトップにしっかりついて走れていました。午前終了後からかなりの体調不良に襲われたため、動きのキレが全くなくなり走れなくなりましたが、午前の勢いのまま走れたら面白かったろうな~。自分で「走れます!」と言い続けて走る姿は大きな成長。走力云々よりも大きな進歩が見られます。
ひー↑は基本的にパワーが無いので坂は苦手。なかなか前に進みません。それでも夏には全く歯が立たなかった大学生と互角以上に走れるというのは大きな成長か。課題は身体づくりですね。この辺りを自分で積極的に意識して取り組めたら3ヵ月後には戦えるようになるでしょうね。
モリッキーは男子1人の参加でしたが、他の学校の先生から「いい目をしている」といってもらいました。いくら力があっても自己満足で終わるようでは何も意味がありません。モリッキーは力はまだまだですが、ひたむきにできることが周りの心を動かします。あとは積極性かな。力のあるなしは全く関係ない。自分から積極的に前に行く姿勢が身につけば確実に変わります。
やまもとは練習すること事態が4ヵ月ぶり。どこまでできるかわかりませんでしたが、「できるところまで」と指示を出して、明らかに無理な所でこちらからストップ。考えてみれば最初から合宿で走るのは無理なんですよ。それでも残された数ヵ月しかない時間の中で「治るまで待つ」というのは自分のためにもチームのためにもならない。何故、参加して走ったのか、自分にできることは何なのかを考えるきっかけになるといいですね。

合宿で何を学んでくれただろうか?指導者側から与えられるものではなく「自分で感じるもの」であって欲しい。「意味がある」「意味がない」を判断するのは参加した自分自身でしかない。目指すレベルはどこだ?何をするために合宿に参加したのか?たった2年3ヵ月しかない高校陸上で、「考える」「感じる」ことができなければあっという間に時間は過ぎ、何も得るものがないまま終わってしまう。「趣味」でやるレベルなら1人でもできる。なぜ「チーム」としてやっているのか?その辺りまで考える事ができるようにならなければ時間の無駄遣いになってしまう。

他校の先生が「やっぱりリレーは楽しい」と言っていた。現時点ではうちはリレーなんて組む事すらできません。これは明らかに「きちんとチームを作って勝負をしよう」という挑戦状です(笑)。人数がそろった時に「勝負する力」があるか、「戦おうとする意識のあるチームになるか」を試され、期待されています。チームとして機能して「自分はTOKUSHOのメンバーだ」という自覚を持ってあと3ヵ月間行動ができれば、きっと勝負ができます。
人数がいなくても春は「4継で中国」を目指します。できないと思ったら何もできない。チーム作りがきちんとできれば可能性はあると思います。もちろん、選手が思って信じて行動しなければ何もできませんが…。
なぜ人数が足りないチームへ挑戦状を送るか?足りないんだからできるわけない?うーん、違いますね。新しい力が加わった時に「このチームだったら勝負できる」と新戦力が思うチームの雰囲気を作り出すのは、今いるメンバー以外にはいません。この3ヵ月で雰囲気を作れなければ新戦力が加わっても1からのスタートになるので間に合いません。「新戦力が加わらなかったら…」なんて考えていても始まりません。必死に目指すチームを作って欲しいですね。

結局、全員がそろって練習した日は冬休み0。意識がどこまで統一できているでしょうか?明日からの練習で示して欲しいですね。


合宿でお世話になった先生方に心から感謝するとともに恩返しをするために日々精進して「チーム」を作っていきたいですね。
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田部合宿1

2007-01-06 | 陸上競技
今日から田部合宿。温かく迎えていただけたので参加させていただきました。合宿のコーチ陣が全て国体のコーチであり、県合宿の指導にもあたるメンバーです。かなりレベルの高い指導が行き届く合宿になり私自身の意識にも変化が生まれます。多くの事が学べるこの合宿で選手は何を学ぶのか?

練習自体は基本的な動きの確認を徹底的にやる。股関節の使い方や動きの意識等学ぶことは多い。誰のためになるかは明確。この場で練習させてもらえることに対して何を感じるか?やはり感謝の気持ちが大切でしょう。

全体的に動きは良かったと感じています。補強の弱さが気掛かりなくらいかな。まーやるべきことは変わらないので基本的な身体づくりをしっかりやらなければいけない。力は上がりません。評価できるのは1年生が積極的に前に出たこと。こんな場所では学年は関係ありません。前で積極的に話を聞かなければ教えてもらうことの意味は伝わりませんし、理解もできません。他の選手よりも1本でも多く走って動きを身につけようとする姿勢が必要。何をしにきたのかを考えれば後ろでのんびりしている場合ではありません。まだまだ甘い部分は多いのは確かですが、強くなる要素は間違いなく持っていると思います。

日付が変わってしまったので今日はここまで。また明日学ばないといけないことがたくさんあります。その辺りの意識を持ってくれることを期待して終わります。
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大切なこと

2007-01-04 | 考える
最近よく話している内容についての文章があったので紹介を。

『心をひらく』
どんなに賢い人でも、一人の智恵には限りがある。どんなに熱心な人でも、一人の力には限度がある。

だから、人と人とが相寄って働き、組織を作って仕事をする。智恵を出し合い、力を寄せ合う。

ところが人がふえ、組織が大きくなると、得てして個々の智恵と力とがスムーズに出しにくくなる。生かされにくくなる。智恵の集め方が下手なのか。力の合わせ方がまずいのか。

それもあろうが、まず一人ひとりが、一人の智恵、一人の力に限りのあることを素直に認め、だからみんなの智恵と力とをぜひとも集めねばならぬのだという素直な強い思いにあふれているかどうかである。

その個々の智恵と智恵、力と力とを強く結びつけるもの、それは結局はお互いの信頼である。信頼があれば心がひらく。心がひらけばさらに信頼が深まる。衆知の高まりと協力の姿もそこからおのずと生まれてくる。

『心をひらき合おう。
 人みなの智恵と力とを
 自由に伸び伸びと発揮できる
 信頼の場をつくろう。

 そこに繁栄への道がある。』


これは松下幸之助の文です。もちろん松下電気の創立者で、様々な分野でその考え方が紹介されたり使われています。たまたま購入した本にかなり良い表現がかなりあったのでそれを紹介させてもらいました。もちろん選手にも。

「組織」を「チーム」に、「仕事」を「練習」に置き換えて考えてみると理解しやすいでしょうか。どれだけ陸上に関する「知識」と「熱意」があっても一人でやるのは難しい。だから「チーム」ができて皆で時間を共有して補い合いながら「練習」をする。
しかし、人が集まり集団になると余計な部分で気を使い過ぎてしまう。「熱意」にも「目標」にも差があり、どのレベルに合わせるのかが問題になったりする。「熱意」があっても一人だけ高くて、他の者が低ければなかなか合わせるのは難しい。結局なかなか「チーム」として機能しない単なる「集団」「お友達」になってしまう。
集まった「仲間」が同じ方向を向いて、成長するためには「仲間」の良さを認識してみんなでやっていこうという気持ちが必要となる。それぞれが「仲間」を必要として同じ目標を共有する。

それを支えるのが『信頼』だ。一人一人では小さな力でも『信頼』できる『仲間』と共に力を合わせれば大きな『力』を発揮できる。また指導者との『信頼』も「力」を上げていくためには必要不可欠です。「チーム」に属する全てのメンバーが『信頼』で結ばれていなければ機能することはありません。

これが私が掲げたかった『信』という文字の意味するものです。

どうすれば『信頼』が生まれるのか?弱い者に手を差し延べ、自分以外の者を目を向け、発言に責任を持つ。ひたむきに目標に向かって努力ができる。それ以外に何があるだろうか…。これは私が顧問になって以来ずっと言い続けていることです。
今まで言い続けてきたことがどれだけ「当たり前」の事だったのか痛感すると共に間違っていないんだと思った。松下幸之助と同じ事を言っているから「自分は正しい」というのではなく、「当たり前」のことを「当たり前」だと思っていた事が大事な感覚なんだと。

いつもいいますが、「自分が正しい」なんて思っていたら何も変わりません。様々な人達から学びながら「当たり前」を身につけていく事が大切。感覚的におかしい部分を様々な角度から修正していく事で人は成長する。

また機会があれば紹介しますね。ちなみにこの文章が記載されている本は「大切なこと」という本でPHP研究所から出ています。私はローソンで見つけました。興味があればぜひ!
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悲劇の練習初め…

2007-01-03 | 陸上競技
今日から練習開始。身体を動かすことから始めようと思い、近くの神社まで散歩がてら行ってきました。初詣と運試しを兼ねてます。基本的にこういう場面での運試しは大好きです。何の根拠もありませんが当たる気がします(笑)最初の時点で「景品」が何かなんて興味がなく、とにかく1等が当たる気分でいました。3日なのでくじも少なくなっていると思っていたんだけど、箱一杯にくじがある(-.-;)。私が引く前に選手が引いていたが、みんな「8等」だったので「私くらいは…」と思ってチャレンジしたが、「8等」で撃沈…。無念(>_<)

今年も「絵馬」を書きましたが。それぞれが自分の定めた目標を神様に宣言。最近はずっと言っていますが、宣言するからには「責任」が伴います。それを理解した上での宣言をしてくれたはず。ちなみにひー↑が気を利かせて「先生が奥さんと幸せになりますように」と絵馬に書いてくれたので(汗)、なんとかそうなるように最大限の努力をします!!

その後、やはり「三社参りだ」ということで、隣の市にある「HANAOKA」という神社へ。最初から「新年だから神社で走ろう」という意味不明な誓いを立てていたので走る事に。神社の階段を見て後悔…。いやー思った以上に急で長い…。やると言ったからにはやらなければ!ということで私も2本参加。しかし…、1本上がった時点から後悔(T_T)「脚が生まれたての小鹿」のようにプルプル(T_T)驚きだ…。正月三が日から参拝者にまじって脚がプルプルしているジャージ集団です。選手は3本行きましたが、この時点で「三社参り」は断念。HOFU天満宮まで行って走る計画は諦めました。間違いなく無理でした…。

最後に簡単にミーティング
「原点に戻る」
昨年の競技成績は忘れよう。あくまで「去年」速かっただけであって、「今」の時点の力が自分の全てだということを理解してほしい。いくら去年強くても、「今」力が無くなっていたらそれが自分の力でしかない。原点に戻ってもう一度やるべき事をしっかりと理解して欲しい。それができなければ今年の成長はない。

「『信』について」
昨年末、話をしたが今やっている事を信じて欲しい。他の学校と比べても何も生み出さない。今の練習はkanekoが効果があると思ってやっている。その内容もやる本人が「効果がある」と思わなければ何も生み出さない。今やっている事を「信」じて欲しい。私はみんなを信じる。互いに「信」じる事で初めて「信頼関係」が成立する。これが無ければ人間同士の関係は継続できない。互いに信じてもらえるような行動を取ろう。

「やっている事の意味を理解する」
どこでも練習はやっている。どうやって差をつけるか?それはやっている事の意味を理解するしかない。今のうちには300mの距離は必要ない。それは何故か?そこを理解しなければ練習の効果はほとんどない。それを誰よりも理解しなければいけないのはパートリーダーでしょう。それを周りのものがサポートするという関係が成立して初めてチームとして機能する。自分だけでなく他者へ説明できるようにしっかりと練習を理解してほしい。
それに伴い、自分がやることをできるだけ「具体的」に示すこと練習日誌は「その日にやったこと」を記録しておくものだが、大切なのは「何を感じたか」「何を意識したか」だ。「勉強する」「頑張る」ではなく、「~がポイントだから、○○の場面で××を意識した」の方が次につながる。そのほうが「自分でやっている」という心構えになるはず。


最初のミーティングですが大切な内容だと思います。「意味の理解」に関しては大分できるようになってきています。基本の確認の時に「何故その動きをするのか」を意識して自分達の中て理解しようとしています。これがあと3ヵ月続けることができれば間違いなくレベルアップします。「誰のためなのか」を理解しておくことが最低限のルールですね。ちょっと期待ができそうな雰囲気がありますね。合宿でどこまで出せるか?その辺りが今年を大きく左右しますね。

また様々な事がありそうな部活ですが、ひたむきに前を向いて選手と共に成長していきたいですね。
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考えないヒント

2007-01-02 | 考える
ものすごく私の考え方に近い本を見つけた。新しいアイデアを出すために様々な話をしたり本を読んだりしますが今回はあまりの一致に驚いてます。その本は「考えないヒント」(著:山薫堂 出版社:幻冬舎新書)というものです。

「~最近オフがないなあ、休みたいなあなんてことは、まったく思いません。逆に、何もしていなかったら罪悪感を覚える。オンと言っても、「仕事をしなきゃいけない」とは思わない。していることは確かに仕事なんだけれど、もっと楽しいことなので仕事と呼ぶのはちょっと違う、そんな感じか常にあります」

これは全く同感。今やってる事を「仕事」だと思っていません。もちろん、職務としてやるべき事をやらずに遊んでいるからというわけではなく、「やらされている」感がほとんどないからです。苦手な業務もありますが、それもなんとかできるし「やらされてる」感はないですね。

「結局、僕がアイデアを出す目的は、どうすれば日常が面白くなるかという一点に尽きるように思います。…最後には、自分の作った企画を、向こうが面白いと思うか、面白くないと思うか、最後はやはりそこで決まるんだと思います。」

これまで何度かblogにも書きましたが、基本的にやることの基準は「面白いかどうか」「楽しいかどうか」です。企画する本人達が「面白い!」「楽しい!」と思えない事は他の人が「面白い!」「楽しい!」と思えるはずがない。そう信じていなければ何も生み出せないと思います。そうやって思って過ごしています。

世の中には「楽しくない」「面白くない」事だってある。押さえなければいけない基本や記憶しなければいけない情報は「楽しい」「面白い」ものではない。しかし、それを使って「何か」しようと思えば将来的には「楽しい」「面白い」ものにつながるでしょう!?そう考えたら「全ての事」が大切で貴重なものに思える。

勉強も練習も「何かを得るための手段」だと考えたら楽しい気がします。私は「楽しい」の意味を間違えてはいけないと感じています。先日、カラオケに行く機会があったんだけど(8年ぶりくらいか)、無駄な時間を過ごしているな~と感じた。これは私の価値観なので否定的な意見もあるとは思いますが…。誰かが歌を歌っている間に自分が歌う歌を選ぶ。時間を共有するなら話をしたほうが「価値」があると思います。他者の話を聞く事で自分の成長があると思うから。私は人と話す方が何倍も「楽しい」と感じます。個人的な価値観ですが…。

ハレとケガレの考え方(哲学的な話しになるので興味のない人は飛ばして下さい)では、ハレがお祭りでケガレが日常生活です。昔は辛く退屈な「農耕生活」があり、その気晴らしをするのが年に1度の「お祭り」だった。だからその「ハレ」の日が楽しい。毎日が「ハレ」だったらその意味は全くない。毎日「お祭り」だったら間違いなく飽きてしまいます。人間ひたむきに努力し続ける日々があって、何度か「ハレ」があるから価値があるのでは?勉強するのは嫌、辛い事をするのは嫌では何をして成長するのでしょうか?「楽しい」を最大限に満喫するためには、それ以外の日々の過ごし方が大切になる気がします。

また、話が長くなりましたね~。身内に「あんたはblogが長い」と言われたのであまり長くならないようにしますね(笑)

なんて事を考えて過ごしました。考えない日から一転して考えてます。こんな日記を他の人が読んで楽しいのか??基本的に「自分の考え」をまとめるために使っているのでお許しを…。
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あけましておめでとう

2007-01-01 | 考える
新年明けましておめでとうございます。今年もこのblogを時間があれば見てやって下さいm(__)m相変わらずのスタンスでやっていきます。

去年も書きましたが「1月1日」になったら何か新しい自分になるわけではありません。生徒にもいいますが「3月1日」に卒業式を迎えたからといっていきなり社会人になるわけではありません。その日を迎えた時に何を考え何をするかが大切だと思っています。ある日を迎えるまでに何をしてきたかでしかその人の「存在」は変わらない。何か思ったからといって変わるわけではありません。その日からどう行動に移せるかが大事だと思ってます。選手には今日「目標」を設定するように話をしています。決めた「目標」に対して責任を持って行動できるように個人の「目標」と「チーム」としての「目標」を決めて、そのために何をすべきを考えてもらいたい。やはり「考える」という行為は人として成長するためには必要不可欠だから。無理だと思うものを「目標」として掲げるのは「ポーズ」であって何も意味はないと感じています。誰かに認めてもらいたくて「目標」を設定したり、宣言したりするのはあくまで「見た目」や「他者からどう思われるか」であって自分のためには何もプラスにならない。他者から認められたり、「頑張っている」と思われることに「本当の成長」は伴わないからね。

この日に何故「目標設定をするように」話したかというと、区切りの日に「自分自身」について考えて欲しかったから。まずは自分の力がどれくらいで、最大限の努力をすればどこまで力が発揮できるのかをしっかりと考えて欲しかったから。それがこの先の「生きる力」につながると思うから…。

私自身は「挑戦」というテーマもとに様々な事に取り組んでいきていきたいと思ってます。「できるかどうか分からない」「効果があるかどうかわからない」と不安に思うより、自分自身の「考えてきたもの」を信じて行動してみたい。できないと思ったものは「100%」できない。やる本人が信じていないものができるはずがない。本人が「どうかな~」なんて考えているものに対して周りの人が信じて力を貸してくれるはずがないですから。
今考えている新しい「挑戦」は周りから見たら「本当に意味があるの?」と言われるかもしれない。新しい授業展開に対して「前例がない」のでどうなるかわからないと否定される可能性はある。でも私自身は絶対的な自信を持っています。目に見えない「力」を身につけるためには絶対大切です。

練習に関しても「量」も「質」も「姿勢」も求めていきます。何か「1つ」だけやるのはきっとそれほど難しくない。でも「生きていく力」を身につけてもらうためには様々なものを求めていく必要があると考えます。それに対しては「責任」も伴うので、私はできることを全てやります。それが最終的に「自己満足」だと言われるかもしれませんが、手を抜いて後で後悔するよりは目の前の選手や生徒のためにできることを全てやりたい。
どれだけやっても選手や生徒に気持ちが全て通じるわけではないというのは昨年の反省から分かった。でも、手を抜くのは私の「自分らしさ」では無くなってしまう。やるべき事できる事は全てやります。限られた時間を預かる立場から「中途半端」にやるなら最初からやらない方がいいと思ってます。やるからには徹底的にやりたい。どんなことがあっても「信念」は曲げません。それが私を信じてついてきてくれる人間に対しての「責任」だから…。

新年1回目の日記としては重い?うーん、だってこんな日にしか本気の「初心表明」はできないでしょ?年の途中で私の「信念(新年)」がブレたら注意をしてやってください。絶対にブレないように1年間過ごします。

全ての人が納得できる1年間を過ごしてくれり事を心から祈りながら2007年最初の日記を終わりたいと思います。
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