kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

考えさせられる

2010-12-23 | 陸上競技
とにかくとんでもない状態です。詳しくは書きませんし、書けません。考えられないストレスを感じているのは間違いない事実です。正直、夜寝ることが出来ません。ここ最近は5時には目が覚めます。私に至らない部分があるも確かだとは思いますがとにかく考えられない。うまく表現できませんが・・・。

ここ最近の教育事情について考えなければいけないと思います。一生懸命やることが本当に報われない状態になっています。何か一つでも落ち度があればそこを徹底して攻撃する。マスコミがそれを助長しているのは間違いない事実です。公務員と学校関係者は攻撃の対象になります。反論することが難しいからです。社会的に見て「いじめ」に近い部分があると考えています。弱い部分を徹底して責める。学校が1つでも思い通りにならないことをやればそこに原因を求めていく。これで本当に教育というものが成り立つのか。誰のために教育をするのかを考えたい。

また、私も常識がないかもしれない。色々あって「これは・・・」と思うことがあったが我慢した。私の考え方がおかしいのではないかと思って我慢した。あまりにも限度を超えたので抗議した。多くの共感を得ることが出来た。絶対におかしい。今までの経験上、社会通念的にみてもおかしい。そう思う。そう思うこと自体が「間違っている」のかもしれない。だから我慢する。それ以外にない。今の状態で「やれ」と言われて何が出来るか。

我慢。我慢。我慢。それ以外にない。ストレスを感じているのは確かです。本当に夜眠れません。眠りが浅い。悔しくて、もどかしくて、眠れません。

練習は全く見ていません。3年生、卒業生が手伝ってくれているのでなんとか乗り切っているという感じです。火曜日は少しミーティングをして水曜日は0。意欲的になってきている部分があるだけに申し訳ないと感じます。部活動だけをやっているつもりはありません。周りからはそういう目で見られているのだなというのも感じました。情けないことです。目には見えない部分が多いですから・・・。

ちょっと鬱気味かもしれません。前向きにやらなければ・・・。
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ハードル練習と接地

2010-12-22 | 陸上競技
さらに追い詰められています…。かなりしんどい。それでもやるしかないという事実は変わらないので…。教職員に対する批判が多いですが現場の状態を全面的に知ってもらったほうがいいのではないかと思いますね。

県合宿の事を書きたいなと思っていたのですがもう忘れつつありますから、月曜日の練習について書きます。他の事が多すぎて数日間の記憶が曖昧になっています。月曜日の練習はハードルをやると決めています。この2~3年間ずっとこのパターンです。ハードルを使ったトレーニングにより股関節周辺の筋群を鍛える事と柔軟性を高めるという意味で最初にリズムスキップを入れています。加えて軸を意識するために抜き足ドリルのような動きも実施しています。まだタイミングが遅くなってしまうのでこちらが狙いとしている動きは出来ませんがやっていくうちに身に付いてくればと考えています。

ここ最近は動きの中で鍛えたいというのがあります。できるだけ複合的にやっていきたい。やりたいことがたくさんあるのでそれを実現するためにはこのような形で動きながら鍛えたり、技術的な事を意識させるのが良いのではないかと考えています。ハードルを使うことで接地ポイントを意識しやすいと思っています。練習をさせていると抜き足が上手く抜けなかったりリズムか上手く取れない者もいます。が、気にしません(笑)。上手くできたらその方が良いですが「ハードル選手」になるわけではありませんから多少の事は目をつぶらないといけないと思います。身体の軸がぶれてしまうのはかなり注意をしますが。股関節が硬い選手はできません。抜き足を持ってくるために身体を傾けないといけないからです。これでは本当の練習の目的は果たせません。実際の合宿などでもできないハードル選手がたくさんいます。これは問題点だと思いますね。股関節が上手く使えないというのは良いことではありません。もう少し自分で努力をしていく必要があります。

練習ではハードルドリルも実施します。実際のハードル選手に教えるような動きです。実は接地ポイントや動きの切り替えを意識させるために非常に効果的な練習だと思っています。教科書に載っているような動きではなく「実践的な動き」を意識しますから接地やフォローの切り替えも身につくと考えています。なかなかできない者が多い。動きの中で膝が開きます。こういう動きの中でも膝を締める意識を常に持たせておきたいと考えています。繰り返し繰り返しです。一歩ハードルまでは実施。出来る者と出来ない者の差はありますが、あくまで「走りに結びつける」ことが狙いですから出来ない者は出来るようになればいいかなと。

最後にハードル走とタイヤ引き(ショート)とスプリントを連続してやりました。意識する事は同じ。繰り返し繰り返し接地ポイントと膝の引き出しを意識して取り組ませます。ハードル系をやると少なからず脚にダメージがあると思いますが、それでもしっかりとやる必要があると考えています。1セット目のショートスプリントはかなり良かったと思います。直線的な動きが身について来ているのかなと。まだまだ筋力的に膝を引き出す部分が出来ずに脚が後で流れてしまう者もいますがこれは本当に時間をかけて作っていくしかない部分だと思います。「流れているから直せ」といっても直りません。問題点は別の所にあるのですから。ここを直すために色々な努力をしていきます。中学時代はそれでもある程度走れますが、高校になると様々な要因により走れなくなります。「成長期」を過ぎた者は他の部分できちんとやらないと記録は伸びません。大切な部分です。

簡単にblogを書いていたら少し気持ちが晴れてきました(笑)。抱えている大きな問題と別の所に目を向けることで気分転換になります。どれだけきつくてもblogを書くことで救われているのだなと改めて感じています。毎日更新をきちんと継続していきたいですね。
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県合宿で指導

2010-12-20 | 陸上競技
土曜日、県内の選抜合宿が実施されました。私も一応指導者として参加させてもらいました。残念ながら一日だけしか指導はできませんが出来る限りのことはしたいという気持ちはありました。色々積み重なっていたのでモチベーションは最低レベルになりつつありました。一個人としてかなり疲れがありましたし、辟易するような出来事が多くあれこれ言われるのにストレスを感じている自分がいました。合宿に行く前にやらなければいけない業務を片付けないといけなかったのでギリギリまで職場で仕事をしていました。かなりテンションが低い中ででのスタートでした。申し訳ないなとは思いますが、今はなかなか難しい状態です。

とはいっても「強くなりたい」と思って合宿に来ている選手には関係ないことですからきちんと指導はしないといけません。どれくらいの競技レベルなのか分からない選手が多いのでどう対応しようか考えましたが、基本的な部分をしっかりとやっていくことが一番かなと判断し体幹を使うための動きを繰り返しました。ハードルを使って様々な動きをする事で股関節周辺の強化につながります。見ていると体幹が弱い部分が目立ちます。一朝一夕で身に付くものではないですが意識させることが出来れば今後変わっていく可能性があります。
午前中は全く走らず基本的なドリルだけ。ハードルドリルをする前の準備といった感じでしょうか。やろうとする動きに必要な筋力を身に付けないと先には進みません。股関節周辺の強化をしながらもハードルの基礎的な考え方を話していきました。抜き足の運び方がきちんとできないと身体が回転運動をしてしまいます。意識するポイントを伝えながらでした。午前中だけで股関節のダメージは大きかったと思います。選手は全く走っていないと不満(?)を言っていましたが大切な要素にも目を向けて欲しいですね。

午後はひたすらハードル練習としました。「やればいい」という練習はあまり好きではありません。とにかくポイントを説明しながら意識をさせました。ハードル練習はスプリントドリルにつながる部分があります。これを走りに結びつけていく事ができれば間違いなくスピードが上がっていきます。リズム系の動きをやると体幹の弱さが目立ちます。抜き足が開く者も多かったですね。この部分を繰り返し話しましたが、意識してやっていくしかありません。繰り返して自動化する。これは簡単な事ではありませんがやることでしか身に付かないと思います。
基本的な動きの繰り返しとしました。リード足の運びが悪い者が多い。開いて入るので降り下ろしが遅くなる。効率が悪いですね。あとは抜き足が途中で落ちてしまう、股関節が硬いため縦抜きになってしまいハードリングが浮いてしまう者がいました。これは午前中の練習の時から見ていてわかりました。出来ないだろうなと感じていた者は案の定できない。前段階ですね。すぐには改善できませんが持ってくる方向性を定めれば変わってくると思います。

最後は1歩、3歩、5歩、7歩ハードルをかなりやりました。同じハードル練習でも歩数を増やしていくとまた違う部分の強化につながります。強制的に走らないといけない状態になりますから負荷としては高いと思います。最後はバテバテでしたが集中を切らさずしっかりと取り組めたと思います。

ひとまず練習概要だけ書いておきます。また書きます。眠い…。
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金曜日

2010-12-19 | 陸上競技
金曜日、朝からかなり身体の調子が良くてもどこまでも歩けそうな感じがありました。散歩を始めて3週間くらいになりますが身体が慣れてきたのかもしれません。で、調子に乗ってハイペースで散歩へ。一緒に歩いている3年生2人は強制的にそのペースに合わせることに。私は普通に歩くペース自体がかなり速いのでそれから更に上げて歩いていますからしんどいと思いますね。途中からほぼ無言(笑)。気にせず歩いていましたが最後は無理がたたって疲労困憊…。調子に乗りすぎましたね。

で、またも5時間授業…。朝は別件対応で1時間、午後はどうしてもやらないといけない業務があったので自分達で木工作品の作成をさせました。とにかく余裕は全くありません。

放課後もバタバタ。練習は加速段階の動きとショート。加速段階は色々な動きをパターン化して実施して最後にスタブロからの出の確認。これを何度も繰り返しました。とはいっても私が見たのはラスト1セットですが。少しずつ動きも良くなってきているかなと いう感じです。まだ筋力的に不十分ですから時間がかかります。やろうとしている動きに筋力不足があってついてこない部分があります。やるしかありません。

終了後、今度は短い距離での走りを繰り返しました。以前から課題となっている4継のバトン、ここを克服するために金曜日はしっかりとバトン走をやろうと考えています。やらないといけない課題を明確にしています。これまで4継は二の次のような形になっていましたが、色々な意味できちんとやっていこうと思っています。集中して高いスピードを出すためにも良い練習となります。2年生不在の時にある程度やってみて良い感じをつかんでいました。
当たり前ですが負荷的にはかなり高くなります。その日は良いのですが翌日かなりのダメージが残ります。土曜日の練習開始までは12時間程度しかありませんから回復するのは難しいでしょうね。まー関係なくやりますが(笑)。冬期練習中ですから、翌日の疲労を意識していく必要はそれほど無いと思います。目的とする動きさえ意識出来れば問題なし。疲れは抜かないといけませんが、それはきちんとやる。長期的にみてしっかり回復させれば良いと思います。幸い今のところ故障者はいません。このまま怪我人なく冬季を越えたいですね。全く違ってくると思います。

練習後、しつこく女子にはウエイトコントロールについて話しました。怪我をしてもいけませんし、かなり意識しないと出来ない部分があります。やるしかありません。どこまで本気になってくれるでしょうか。ここにかかっています。

色々な意味で疲れました。テンションは低い…。
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木曜日

2010-12-19 | 陸上競技
もう若干忘れつつありますが(笑)。

放課後練習に行く前に外部の相談係(表現が分かりづらいですが分かる人には分かるはず)と約2時間話をしないといけない状態。前日は6時間中5時間授業、うち2時間は別件で会議(のようなもの?)、木曜日も同様に5時間授業で合間を縫って多方面と打ち合わせ。精神的にかなり疲労していました。

疲れ果てて練習に行けたのはだいたい6時半前ほぼ終わっていました。仕方ありません。メニューは身体作りですし、ある程度同じことを繰り返していますからスムーズになってきています。プラスアルファでロープ登りを少しだけやりました。少しは出来るようになってきた感じがあります。まだまだ体幹は弱いですからしっかりとやらなければいけません。

終わるころにまたも卒業生が来ました。何故かジャージで来て補強をすることに。選手も何人か残っていたので栄養学の話をしながら補強をしていました。今回思うことがあって保護者向けに栄養学の講義をしようと思います。もう一度勉強し直して大切な要素を理解してもらおうという考えです。バタバタの日程で案内文を作りましたが開始時間を記載するのをすっかり忘れていました…。余裕なし。情けないことです。

選手が帰った後も卒業生とmikiと3人で補強をしました。主たる目的が何か不明ですが基礎代謝を上げるためにやっていると位置づけています。地味な補強をしばらくやりました。私も基礎筋力を上げていかないといけません。特に意味はありませんが。最近散歩しているせいか少し動きが良い(笑)。大切なことかもしれません。

とにかく疲れ果てていたので帰宅後は飯、風呂、寝るくらいの流れでした。何もしていません。blog更新の余裕は全くなし…。
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水曜日の練習

2010-12-18 | 陸上競技
とにかく余裕と余力がなくblogを書く元気が全くありませんでした。ここまでくるとかなりヤバイですね。今まで冗談半分で言っていたのですが「トラブルを引き寄せる磁力」を持っているのではないかと本気で思っています。あまりにも多すぎる…。当たり前のようになってきているのでもう笑えません。何をやっているのか分からない状態になります。

水曜日、ここは外せないので走り込みを実施。予定通り進みました。問題なし。練習途中に卒業生が来たので少し話をしました。選手とは練習時にあまり話をしませんが、3年生や卒業生とは話をしています。選手は練習に集中しないといけませんからね。ある意味これに救われている気がします。特に今は精神的にキツいなと思うことが多いですから、朝の散歩と雑談は気分転換になっています。

卒業生が今でも時々先生の話を思い出すと言っていました。仕事をしていたらやっぱり辛いことが多いが、「あの練習を乗り越えたのだから他の事は何でも出来る」と思って何とかなっている。そう話していたので「辞めたら練習参加ね」と伝えておきました。かなりキツいメニューをやっている最中でしたから「絶対に頑張る」と言っていました(笑)。

卒業生も3年生もこうやって来てくれるのは何かしらの思い入れがあるのでしょう。一生懸命に取り組んだ部分が見えない何かとして本人達の中に残っているのかもしれません。嬉しいですね。

走りのメニューなのでしっかりと負荷をかけました。休みを与えずにやっているのでダメージは大きいと思います。少しずつですが取り組みに変化も見られます。これが本物になるかどうかは本人達の意識次第。1年生、走れるようになってきました。もちろんまだまだですが、冬期に入った当初と比べるとかなり成長してきています。あと3ヶ月きちんと出来れば面白いと思いますね。

前回同じメニューをやった時に比べると効率が良くなってきたと思います。しかし、必要なものをしっかりと準備をしていない部分が目立ちました。こういう部分ではまだ甘さがあります。ここが出来なければ良い練習が出来ても意味がなくなります。求めているレベルはまだ先です。これでは戦える水準には届きません。練習が良くてもそれ以外が出来なければ意味がありません。何が大切なのか分からなければいけません。
1週間前に比べると少し早く終わることができました。プラスアルファのメニューができました。かなりキツいと思います。それでもやるしかない。

土曜日にこれを書いていますが、意欲の高い選手がいて合宿で関わることが出来たので若干元気は出てきました。また書きます。
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必要なモノは何か?

2010-12-16 | 陸上競技
かなりキツいですが記録として残しておきたいので…。

火曜日、2年生が修学旅行から戻ってきて初めての練習でした。一応本人達からの申し出があり2部練習にすることにしました。午前中は最初に1年生に話した内容と同じ事をもう少し詳しく話しました。どうやって身体を作るのかしっかりと考えないといけない。どれだけの自覚を持っているのかを確かめました。とはいっても私が一方的に話すだけでしたが。

午前中の練習は前日に1年生に実施した内容とほぼ同じ。1人は最初の段階から全く動けません。問題です。修学旅行中にどれだけ意識的に身体を動かしていたかどうかです。それなりに動かしていたのかもしれませんが実際の練習で少し動かした程度でばててしまうというのでは意味がありません。どう見ても身体の切れがない。問題です。女子は他の部分でも「?」と思うことがありました。ちょっと認識が甘いのではないかと。うーん、難しい。

午後は身体作りに充てました。これはかなり効率が良くなってきた感じがあります。同じことをやっているので当然なんですが。プレートを使った補強をやっているとesaki先生から動きについてのアドバイスをもらいました。きちんと負荷がかかる動きにするためにどうすれば良いかです。私はmikiと一緒に身体を動かしながら確かめてみることにしました。10のうち私が2でmikiが8位の割合でやったのですが(笑)。これまでやっていた補強をアレンジして体幹の負荷をかけたいと思います。やろうとしている事を理解してもらっていますから、客観的に見て改善が必要な部分を指摘してもらえます。感謝ですね。

全ての練習が終わった後に女子を残して話をしました。「今のままでは無理」だと。認識が甘い。どれだけの覚悟が必要になるかを理解しないといけない。「頑張っている」という自己満足を求めているわけではありません。結果を出すための努力が必要なのです。かなり厳しい言葉で言いましたが、本当に強くなろうとするなら中途半端な取り組みはできません。

これにより「今のままではダメだ」と私自身突き付けられました。意識が変わりつつありますが、どうしたら良いのかが分かっていない。ここを理解させるために今までやっていないことを試してみようと考えています。これが出来ればこの冬で「本物」になると思います。今はまだ戦う身体ではない。この状態で勝てるほど甘くはない。それを理解しなければ「強くなりたい」という気持ちが空回りしてしまう。

身体作り。この本当の意味を考えさせたいと思います。甘くはない。
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2010-12-16 | 陸上競技
病んでます…。朝4時に目が覚めて眠れず。まー乗り越えます。
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雨が降る…

2010-12-13 | 陸上競技
月曜日、朝から雨でした。ここ最近日課となっている朝の散歩が全くできない状態だったので仕方なく補強をしました。これは選手ではなく私自身です(笑)。今2週間散歩を続けています。少し慣れてきたかなという所で雨…。挫折しそうです。3年生と一緒に歩いているので何とか継続的ているという感じです。一人では無理(笑)。選手は階段で軸作りと脚運びを繰り返させました。3年生を監視役に置いて私は補強とストレッチ。

午後も雨。全く止む気配がないので予定していたハードル練習の一部をひたすら繰り返す形にしました。練習開始前に少しだけ話をしました。今やろうとしといる動きの意味を理解させるために連続写真を見せました。走りは現象ですから断片的に抜き出してできるものではありません。それでも視覚的に捉えることも必要だと思いました。どれだけイメージを持って出来るかだと思いますね。

サーキットをやってからハードルを使ったリズムスキップを実施。これまでやってきた動きですからある程度はできます。しかし狭い場所でやっているので思い通りには出来ません。仕方ないことです。脚を引き上げる動きをしっかりと繰り返したかったので時間を取ってやりました。やっていくうちに引き上げるだけでなく速く降ろすことも意識させる必要があると感じました。後半の持続が出来ません。まだまだです。

ハードルを使っての股関節を上手く動かすための練習をかなりやりました。軸を崩さないようにして股関節からの動きをさせました。股関節から動かせない者は軸がブレながらハードルを越えていきます。股関節の柔軟性も大きく影響していると思いますが、膝がたためないというのも関係してきます。下腿を大きく動かしてしまい、本来動かしたい部分である股関節が大きく動かない。だから軸が崩れる。見ていてはっきりと分かります。
また、骨盤部分が開いてしまって動きが遅れるのが目につきました。これはハードル選手だけでなく短距離選手め意識して改善していく必要があります。連続的な動きの中でここが出来ない者がいました。股関節の硬さと上手く動かせないのが明らかです。身長に関係なく股関節の動きが悪い者ができません。

繰り返していくうちに動きが明確に見えてきました。人数が少ないのもあって他者と比べながらどうすれば身体が上手く使えるかも指示しました。ある程度の水準までは出来るようになったと思います。このような動きをやっていく中で股関節の筋群の強化と技術的な修正が出来ます。重心移動とシャープな振り降ろし(ニュアンスが難しいですが)が身に付くと思います。近くで見ていてこれは良い練習になるなと感じました。

またハードルの抜き足のトレーニングも。これも股関節強化につながります。普段はここまでの時間を取れませんから貴重な練習になったと思います。かなりのダメージがあると思いますが、その後早い動きを意識させました。疲労した股関節に刺激を与えて神経系を活性化させていきたいと思います。走らなくてもトレーニングはできると改めて感じました。十分だと思います。

その後もう一度集めて話をしました。私が以前作成した資料を使ってどうやって身体作りをしていくかです。男子と女子では課題が違います。見えないところで何をしないといけないのかを理解しない限りは本当に強くはなれません。どれだけ話してもやるのは自分自身です。口にするモノが身体を作る。きちんと考えないといけない。コントロールしなければいけない。ここが出来るようになればかなりの確率で戦えるようになります。私が与える情報をどうやって利用するか。これで勝負は決まってきます。栄養学に関してもかなり詳しく勉強してきました。出来れば保護者の協力をえてしっかりと取り組んでいきたいと思います。

1年生だけの練習でしたがかなり雰囲気が良くなってきたと思います。あとはどれだけ本気になれるか。ここです。意識してもらいたいですね。
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疲れの中走る

2010-12-11 | 陸上競技
サーキットについて書いていただけで話が逸れてしまって練習について全く書けませんでした(笑)。

前日思ったよりも練習が長引いてしまいました。加えて短い距離を何本も走っていましたから疲れはかなりのものだと思います。短時間で本数をこなしている上にほとんど休みを与えていませんから。半日でまた練習となります。練習終了後にいかに備えるか?という話もしましたが不十分だと思います。動きにキレが無いのはある程度目をつぶらないといけないでしょうね。よく考えてみると日曜日も休んでいませんから疲れはピークかもしれません。

練習前半は道具を使って動きと速さを求めました。この冬期の課題はここに置こうと考えています。ドリルと動きの組み合わせが必要になると思うので様々な手段で身に付けさせたいですね。まだ改善はされませんが道筋はある程度ついてきたと思います。やろうとしている動きが出来ない者には共通点がいくつかあります。これを修正していくためにはどうしても時間がかかります。2ヶ月後にどこまで変わるかを見たいと思っています。本人達にも話をしていますから後は自覚して取り組んでくれるかどうかだと思います。

接地のイメージをしっかりと作っていきたいと考えています。これが単純に出来るようになるとは思えません。時間をかけなければ身に付かないと思いますがやるしかありません。これに速さを加えていって走りに結びつける。理想です。ここの結び付きが私の中ではかなりイメージできていませ。「上手くいきそう」というレベルではなく明確なイメージです。これに向けての方法を考えていきたいと思います。今やっている事でも対応できると思いますがもっと良い方法が見つかるかもしれません。補強の中にも「速さ」を求める動きを入れています。ラダーのような単純な「速さ」ではなく走りに結び付くものを実施していきたいですね。ラダーもやりますが(笑)。

技術的な事をやってから走ることにしました。タイヤ引きと走りを組み合わせました。練習形態をいくつか考えていたのですがしばらくはこの組み合わせでやっていこうと思っています。今のうちの選手は走りが上に抜けてしまう者、膝が十分に引き出されない者、腕が上手く使えない者がいます。これを改善していくためには重要な練習になると考えたからです。
タイヤ引きと走りを上手く組み合わせることで効果が高まると考えています。組み合わせパターンには幾つかあると思いますが、しばらくは今の形でやりたいと思います。休息時間をコントロールすることでかなりの負荷をかけることが出来ます。今回は気持ち長めに取りましたが短長のためにはもっとシビアな設定のほうがいいでしょうね。

短時間ですが間食の時間を取りました。間食は「お菓子」ではなく、カロリーメイトやおにぎり等の栄養補給の事です。以前この事を激しく非難された事を思い出しました…。今回の練習には全く関係ないですが。「間食を取るなと指導されているから何も食べない」と言われましたが全く意味が違います。練習が長くなるときには必要な事ですが、お菓子を食べることはあり得ません。当然です。まーもう良いんですけどね…。

土曜日はかなり練習が長くなります。トレーニング系がしっかりと出来る日が限られているので、出来るときにしっかりとやっておきたいと思っています。ほぼ一日練習です(笑)。もう慣れてきました。私も選手も(笑)。
通常のトレーニングメニューを淡々とやっていきます。ここ最近かなり声が出るようになってきました。1人ではなくペアでやっていく形にしましたから自然と声が出るのかもしれません。特に女子の取り組みに変化が見られました。これが本物になればかなり面白いと思います。練習だけ一生懸命になろうと思っても無理。私の話を理解して見えないところでどれだけきちんとした考え方、行動が出来るかです。ここが変われば来年本当に強くなっていると思います。

この1週間はかなりの練習をしました。ここ最近では最高レベルだと思います。1週間前は本当にどうなることかと諦め半分で見ていましたが何とか形になってきました。女子は県新人で総合2位になっていましたが、まだその水準には達していませんでした。今の取り組みが継続できれば大幅に越えていけると思います。まだかなり不安ですが(笑)。

練習終了後には今からの時間の過ごし方、身体のケアの仕方について細かく話しました。練習での負荷はかなりのモノですから普通に過ごしていても疲労は抜けません。ここを最大限の努力をしていく事で変わってくると思います。怪我をしてからでは遅いですから。理解してもらわないと取り返しのつかないことになります。まだ不安が残るので改めてこちらの話した内容をメールしました。しつこく繰り返し伝えていかないと分からないということが判明したので。これでもまだ十分だとは思いません。全ての部分で繰り返し言わないといけません。

かなり良い練習が出来たと思います。後は本気で回復させる努力をしてくれるかどうかです。1日出来ただけで満足してもらったら困ります。まだまだ目指すのは先です。理解してもらいたいですね。
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