kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

ざっと

2012-05-21 | 陸上競技
何かをやっていると記憶が飛びまくるので時間の確保をしてでもblogを書いておかないと大変な事になります。毎日更新するといいながらこのような状態で申し訳ないですね。なんとかかんとか更新します。

木曜日、中間考査3日目。この日が一番勉強としては疲れているでしょうね。ここは無理をする必要はないと判断をして午前中も午後も勉強会のみとしました。走る走るだけではやっぱりやっていけませんから。ずっと勉強をするのはしんどいだろうというのあったので、「整体に行っても良いから」とだけ伝えておきました。2人ほど自ら整体へ。「勉強をしたくないから整体へ」という感じでは困ります。まずはきちんと優先事項をやってからの「部活動」です。ということで練習は全くやらず。ひたすら勉強。

夕方からは卒業生と一緒に食事へ。二十歳になったということで一緒に食事に行くことになりました。卒業生の近況をゆっくり聞くというのは嬉しいものですね。部活で学んだことがある程度実践できるようになっているようです。とにかく色々な話をしたので記憶に残っていません(笑)。非常に楽しい時間を過ごしたというのは記憶しているのですが。途中、別の卒業生にも連絡することに。あっちこっちで卒業生が集まって話をしているというのは良いですね。3年ぶりくらいに話をした娘もいました。一生懸命に働いているようです。安心。

今の仕事をしているからこうやって卒業生を送り出し、そして一緒にお酒を飲みに行けるようになる。幸せですね。他の人がどれくらい卒業生と一緒に食事をしたり話をしたりするのかは分かりません。私が特殊なのかもしれません。しかし、形だけかもしれませんが慕ってきてくれるというのは嬉しいことだと思います。できるだけ多くの生徒と関わりを持つようにしていますし、向き合うときは一生懸命に話をしていると自負しています。形だけの仕事はしたくありませんから。

帰宅後すぐに睡眠へ(笑)。幸せな気持ちで眠りにつきました。こうやって卒業生との関係が続いていけばいいなと思います。
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忘れないように

2012-05-19 | 陸上競技
水曜日、考査2日目です。話を聞くと他の学校は木曜日開始の翌週の火曜日までという所が多いようです。そう考えるとうちは比較的恵まれているのかなーという感じがします。週末は練習ができますから。

考査終了時間がバラバラだったので練習開始は夕方からとしました。こちらの方が効率が良いですからね。うちにも跳躍をやる選手がいます。基本的に跳躍はよくわかっていません。教えてもらったことを私なりに解釈してから導入しています。全く跳躍にならないのでこの日は一人だけ別練習として昼間にやることにしました。個別にやらないと上手くできない部分がありますからね。
先日教えてもらった動きを確認してからやっていきましたが、全く跳躍選手っぽい動きになりません。よくみてみると全く動きのリズムが変わりません。普通に走ってきてそのまま跳ぶという感じです。確認してみると意識したことがないという話でした…。それくらいは私でも分かるみたいです(笑)。意識するポイントを解説してから練習再開。恥ずかしくてここには書けませんがめちゃくちゃ基本的な事が出来ていませんでした。ここを意識させた事により跳躍らしくなりました。いやー今までは何だったのかって話です。1時間ちょっとやって終了。かなり充実した練習になりました。

夕方からは全体練習。昼間に練習をした者は一人で勉強。まー当然ですね。先日から「気をつけるように」と言われ続けている事がありました。調子が上がってきた時ほど細心の注意を払う必要があると多くの人に言われました。前日の練習終了後に臀部に張りがあると言っていたのでこの日に確認するとやはり張りが残っているということでした。練習前に個別に緩めることにしました。万が一に備えてできる事は全てやっておきたいと思います。

練習は短時間で。アップをしてから軽く身体を動かし、ウインドスプリント
各自でショート。とにかく身体が動く状態を作り出す事が大切です。ゆっくりアップをしていたらそれだけで練習時間が終わってしまいますからね。

この日はバトンをやって終りとしました。短時間ですがしっかりと走れました。本数が少なくてもスピードが上がってくれば負荷はかかります。動くからといって何本も何本も走らせると故障につながってしまいます。本当に怖いことです。こういう時こそ私が我慢しないといけないですね。

忘れそうなので一先ず書いておきます。中身があまりなくてすみません(笑)。また翌日の内容を書かないと(笑)。
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チームとして

2012-05-17 | 陸上競技
火曜日の練習後、少しだけ話をすることにしました。対象は女子選手。今年度は女子の新入部員しか入部してきていません。男子に関してはこれまで話をしてきていますから改めて話をする場を設けるのは避けました。1年生の女子が入部してきているのでここに対して「取り組み方」「考え方」を話しておく必要があると感じていました。真剣にやるというのは非常に難しいことです。まだ「何とかなる」と思っている部分があるという感じが強くあります。このままでは良いことにはならないだろうなとい思っていた矢先に「階段サーキット」を実施することになりましたから話をするのはいい機会だと。

私が顧問になって最初の年は一人も県総体に出場できませんでした。「ジョギングクラブ」というレベルではなく「練習に参加する」という事さえもきちんとできていませんでした。完全に0からのスタートでした。それが2年たって初めて中国大会に出場してからはリレーで中国大会に出場できなかった年はありません。個人で中国レベルの大会を経験したことのない選手であってもチームとして取り組んでいるうちに「中国に行くのが当たり前」という雰囲気になるのです。学校によっては「インターハイで戦うのが当たり前」という雰囲気の学校もありますからこういう部分で「取り組む姿勢」というのも差がついていくのだと思います。

取り組みの中で大事なのは「心」だと思っています。チーム内で同じ方向性を向いて取り組んでいかないと良いことにはなりません。数年前、チームの全員が「絶対にインターハイに行く」と必死で冬期練習をやってきた年があります。この時、確率的にはかなりインターハイに近かったと思います。一人故障をしてしまいましたがそれを補って余りあるくらいの戦力が整っていました。が、結局はマイルの決勝で7位となり届きませんでした。大会終了後に分かったのですが試合の1週間前に「休息を取る」という意味で休みを作りました。このときほとんどの選手は治療や整体などに行って試合に備えたようです。「勝負の場面」を迎えるに当たって当然かなと思います。すごいことでも何でもありません。しかし、中国大会の時に「全く走れない」者がいました。県総体から大事な場面で全く力を発揮できない。中国大会でも62~63秒で帰ってきます。通常では考えられません。この選手は「休息」といっていた日に友達と一緒に県外に遊びに行って一日中歩き回っていたそうです。そいれを平気で携帯サイトに書き込んでいた。それを他の選手は見ていたようです。「勝負の場面」で戦うと皆で決めているにも関わらず、「別に関係ない」という行動をとる。それを他の者が知って「一緒に戦う」という気持ちにはならなかったのでしょう。頭では「それでも戦える」と思っていても「心」の部分のつながりがなければ「力」は出せないのです。「チーム」として戦うというのはそういう「見えない何か」が大きな影響を及ぼすものなのです。

また、これも最近の話ですが部内で「全く話をしない」という関係の選手がいました。特定の選手を「気に入らない」という感じで話をしないのです。このことに関してもひたすら言い続けてきましたが全く改善されませんでした。大会でバトンをつなぐ時、あり得ないことにバトンを落としてしまいました。マイルですから拾って走れば間に合います。が、バトンを拾おうともしません。前の走者がバトンを拾って無理矢理持たせて走らせましたが、前を追うでもなく65秒くらいのペースで走っていました。「バトンが落ちたのだから走る必要はない」という発言をしたようです。考えられません。「皆で戦おう」と決めていたにもかかわらずこのような行動がとれるのか?大きな疑問ですが、最後の最後まで全く伝わりませんでした。これもやはり「心」が他の者とつながっていないから起きることだと思います。このような状態であれば「リレー」を組む意味はありません。

今の女子メンバーは「普通」です。しかし、1年生を含めてもう少ししっかりと関わっていく必要があると考えています。「個人種目」の陸上競技だからこそ「団体種目」である「リレー」を大事にする必要があるのです。県選手権では「バトンミス」による失格が起きました。「何とかなる」という甘い部分があるからです。「絶対に渡す」「絶対にもらう」という気持ちがあれば渡ります。「根性論」ではありませんが、練習はやっています。大会本番で「渡らない」のは技術云々だけではない部分が出てくるのだと思っています。
今回のリレーには1年生を使います。本来であれば上級生がきちんと力を付けていって走るというのが大事です。しかし、今の段階で上のレベルで戦うことを考えると1年生の走力のほうが圧倒的に上です。冬期練習をしっかりとやってきていればかなり力は上がるはずです。そのため一番重視している「リレー」で1年生の力に頼らなければいけない状況が生まれたのです。本来であれば「雰囲気を感じる」だけで十分な県総体で「主戦力」として走らないといけないというのは大きなプレッシャーがあるはずです。その部分を上級生が汲み取ってサポートしてやる必要がるのです。
また、1年生は「走れない者」の気持ちを背負って走る必要があるのです。代表としてリレーを走るのは「4人」です。しかし、同じ「チーム」として同じ方向を見て取り組んでいる選手がいる。リレーを走りたくても走れない者がいるのです。また、マネージャーが入ってきて自分たちの練習のサポートもしてくれています。その「想い」を感じ取れる選手にならないといけない。「1年生だから」ではなく「選手」として学校の代表として走るのです。その部分を感じ取れなければ絶対に上の大会には進めません。

全ては「心」の部分です。ここが感じ取れないようであればどれだけ話をしても「心」は変わりません。物事に取り組むのも「心」。私は真剣に話をしました。これが伝わらないようであればこの先強くなることは「絶対にない」と思っています。「1年生だから仕方ない」とうのは「甘え」です。今後のことを考えると今しっかりと「心」を育てておく必要があるのです。

感じ取ってもらえるでしょうか?「心」と「心」のつながりが「リレー」でのつながりとなり「チーム」を作る。それが「伝統」になるのです。しっかりと感じ取ってもらいたいですね。
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短時間で

2012-05-16 | 陸上競技
「blogが長い!!」と数名に指摘を受けたのでできるだけ短く、簡潔に書きます。多分無理ですが(笑)。こういうところに私の性格が表れていますね~。「あれもこれも」という感じが出てくるので結果的に長くなる。練習も同様かもしれません・・・。お許しを。

火曜日、この日から中間考査が始まりました。他の学校よりも少し早いのかという感じです。前日の月曜日は朝練で動きの確認をしてから午後は全て勉強時間としました。よくよく考えてみるとこれまでにかなり勉強しているのですから月曜日なんて練習をしても問題ないのではないかという感じですね。「休む」と決めていましたからやりませんでした。テスト週間中はかなり練習量を落としている感じがします。それにより走るときの質が上がれば十分だと。

火曜日は2時間考査でした。天気が悪くとても外で走れそうにはありませんでした。こうなったら短時間でしっかりと負荷をかけることのできる練習ができればと考えました。短い時間で圧倒的な負荷をかけることができる練習があります。階段サーキットです。これは歴代の選手が「かなりきつい」という練習。うちの卒業生が「きつい」というのですからかなりのものです(笑)。筋力的にも心肺的にもかなりきついのですが、最もきついのは「精神的」にです。少しずつ練習負荷が増えていく中で動き続けるという形にしています。「強くなりたい」という気持ちがあるかどうかを問われるようなものです。

人は苦しくなると「楽をしたい」と思います。通常の人間であれば誰でもそうです。しかし、競技というのはこの人間の「本質」に逆行するような部分があります。本当に強くなりたいのであれば苦しい練習でもしっかりと消化しなければいけません。ここでは大きく「問われる」のです。「楽しくやりたい」のか「強くなりたい」のかを。「根性論」と言われるかもしれませんが結局はこの部分が一番大事な部分だと考えています。

1年生にもこの練習をさせました。今までの練習とは明らかに負荷が違います。ここ最近の練習を見ていると1年生はまだ「お客様」という感じです。苦しくなったらそれなりに走る。もともと力がある選手がいますからそれでもそこそこの走りはします。しかし、この状態ではいつまでたっても本物の強さは身に付かないと思います。どこかに「きっかけ」が欲しいなと思っていました。以前の私であれば早い段階で声を荒げて指導をしていたと思います。今は「理解させよう」という部分が強くあります。自分自身が真剣に競技に取り組む姿勢を身に付けない限りは一過性のものでしかなくなってしまいます。基本的には「甘い」部分があります。この部分に自分が気が付かない限りは同じことを何度も繰り返すと思っています。

階段サーキットを2つのグループに分けて実施しました。片方のグループがやっている間はもう一方が休み。この繰り返しです。階段を全力で走って上がる。もちろん一段ずつ。数本上がったら今度は決められた補強種目を実施する。至ってシンプルな練習です。補強種目が少しずつ増えていくというものです。最初は何とかなりますが後半は「身体を動かす」ことで精一杯になります。それでも「強くなりたい」という気持ちが本物であれば自分自身のために正確な負荷をかけるようになります。苦しい場面で周りが自分のこと見ています。声掛けもかなりしますから雰囲気と勢いで練習をやっていきます。この過程で「自分のために」という感覚が身についてくれればと思っています。

終了後はほぼ全員ダウン。当然ですね。1年生を特別扱いはしません。特に力がある選手が入ってきていますから「速いから優遇される」という勘違いはさせたくありません。今の時点の強さに満足してもらったら困るのです。本当はもっともっと高いレベルの練習ができて上の大会で活躍ができる。学内で何番だというレベルで満足してもらうとこれから先はありません。
この手の練習を一人でやるのは不可能です。練習負荷が強いのでできません。しかし、周りに「仲間」がいることで何とかやっていけます。苦しくても辛くても周りが見てくれている、声をかけてくれるという中で「辞められない」というのがあります。こういうのを繰り返していく中で本物の成長をしてもらえたらと思っています。

まずは「男女の4継で中国」というのが最低限の目標です。今まで一度も達成したことがありません。人数もギリギリですし余力もありません。この中で「男女」が中国大会に進むことができれば何かが変わると思っています。そのための練習です。残された時間をどれだけ有効に使えるかだと。

いい機会だったので練習終了後、女子を別に集めて話をしました。これに関してはまた別に書きます。blogが長くなると怒られるので(笑)。
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筋肉痛について考える

2012-05-15 | 陸上競技
今更なんですが・・・。こんなタイトルで良いのかという大きな疑問がありますが感じたことがあるので少し書いておきます。

土曜日の練習中、前日に良い動きをしていた女子エースがしきりに足(ハムストリング)の部分を触っています。ちょうど1週間前の県選手権前後で「ハムに違和感がある」と言っていたのを思い出しました。この頃は接地ポイントがずれていて「無理矢理身体を運ぶ」という動きでした。接地ポイントが前にずれればハムストリングにかかる負担は大きくなります。中間疾走での肉離れの原因はこの辺りにもあると考えています。爆発的に出力が上がるから肉離れするというのもあるとは思いますが、接地のズレは大きな原因だと思っています。この冬で筋力的なものがかなりあがりました。シーズンインしてからはこの筋力に頼った走りをしていて大事な部分が抜け落ちていた感じがあります。中間疾走での無理矢理感が「ハムストリングの張り」につながっているのだと分析していました。

そのような流れがあってハムストリングを触っているのが気になっていました。本人に聞くと「大丈夫です」という答え。確かに走りのバランスも良いですし問題はなさそうに見えます。その後の練習でもかなり良い走りをしていました。前の記事にも書いたように大きなハンデを付けてもそれ以上の差をつけて戻ってくるという走りでしたから。接地ポイントがずれていれば後半思うように身体が前に進まなくなりますからこのような走りはできないと思います。疲れてきてからの動きも崩れていはいませんでした。

日曜日の勉強会の時に本人に足の状態を聞きました。これで怪我をしてしまったら意味がないですから。確認すると「筋肉痛になっている」ということでした。土曜日に足を触っていたのは金曜日の練習で「かなり筋肉痛になったから」だと。土曜日の練習終了後、臀部とハムストリングが「激しい筋肉痛」になったということでした。「え?」って感じです。金曜日はそれほど走っていません。これまではトレーニング系をやった翌日は筋肉痛に襲われることはありましたが、「走るだけ」で大きな筋肉痛が来るというのはあまり記憶がありません。冬期練習のように「尋常ではない走り込み」をしたときはダメージが大きくて筋肉痛になることはあると思います。これは・・・とちょっとまじめに考えてみました。他の者は特に何も言っていませんから特定の選手だけに起きている現象です。

女子エース、どちらかというと(かなり?)筋肉質です。走り自体も独特で「パワータイプ」に属する走りだと思います。現在県内にはこのようなタイプの走りをする選手はほとんどいないと思います。そのため他の選手と単純に比較することはできないという大きな問題点があるのですが(笑)。昨年、調子が上がっていた時期というのは特に難しいことをやっていたわけではなくある程度のことをやっていたら結果が付いてきました。県選手権までは動きはイマイチ、総体の200mで一気に爆発したという感じです。その時も特に練習中に「筋肉痛になった」ということは言っていませんでした。まー言わなかっただけなのかもしれませんが・・・。しかし、今年はなかなか思うようにスピードが上がらずに苦しんでしました。1週間前から「動き始めた?」という感じがあって金曜日からは「動く」とう印象に変わっていました。この金曜日から筋肉痛になる。間違いなく関連性があると思います。

私なりに「答え」は持っていたのですが、月曜日にesaki先生に投擲の大会でのパフォーマンスについて伺ってみました。投擲は普段からかなりの練習をやっています。投げを行うだけでは筋肉痛にはならないはずです。思い込みかもしれませんが(笑)。ここで聞いてみたのが「大会でベストパフォーマンスを連続して行ったときは投擲は筋肉痛になるのか?」ということです。普段の練習の投擲ではそこまで筋肉痛にはならないと思います。そこまで大きなダメージが来ないからです。しかし、集中して大きな筋力を連続で発揮した場合、「激しい筋肉痛」になるのではないかと。パフォーマンスが悪いのは筋発揮だけではなく技術的な部分が大きく左右する投擲競技です。単純な比較はできませんが関心はあります。返答は「間違いなくなる」ということでした。競技の合間にダッシュなどを行うこともあるが「投げ込み」とは違う「爆発的な筋発揮」を行うと次の日は筋肉痛になるということでした。「技術」が大きく左右する投擲種目、投げ込みの回数も半端ではありません。その状態でも「ベストパフォーマンス」をすれば筋肉に大きなダメージが残るのです。当然と言えば当然です。わざわざblogに書くといわれるかもしれませんが(笑)。

ここで女子エースの筋肉痛に話を戻したいと思います。今回、土曜日はそれほど多くの走り込みは行っていません。間違いなく冬期練習のほうが走っています。それでも「激しい筋肉痛」になったのは「練習量」ではなさそうです。他の選手は筋肉痛にはなっていませんから。ここで考えられるのは「良い走りをしているから」ではないかということです。これも当たり前の話ですが。筋肉痛が来た場所が「臀部」と「ハムストリング」です。股関節にも筋肉痛が残っていたようです。良い動きをするために必要な個所に筋肉痛が来ているのです。
筋肉痛になるということは間違いなく筋繊維が傷んでいるのです。悪い動きをしても筋繊維はダメージを受けます。走れない時であれば大腿四頭筋(脚の前側)にダメージが来ると思っています。無理やりですから。今回は必要な個所に筋肉痛が来ている。これは良い傾向だと考えています。通常のスピード負荷であればそこまで筋肉痛にはならないでしょう。筋肉の特性として「刺激に対しての慣れ」があります。同じような刺激であれば筋肉が慣れているので筋肉痛にはなりません。今まで以上の強い負荷がかかった場合のみ筋肉痛=筋繊維の断裂が起きます。今までスピードが出なかった走りが「きっかけ」があって高い出力を出す状態になった。だから必要な部分に「激しい筋肉痛」が来たのだと考えています。確かに良い動きをしていましたし、他者と比べると高いスピードを出していました。これが本物なら「やっとスタートラインに立てた」という感じでしょうか。まだまだ油断はできませんが。

もう少し様子を見ていきたいと思っています。これが私の思い込みではないと信じて(笑)。
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練習&勉強会

2012-05-13 | 陸上競技
土曜日、この日は休日ですから有効に1日を使おうと決めていました。午前中はしっかりと練習をしておこうと。メリハリをつけて「やるときはやる」というのが大事です。やりたいこと、やっておきたいことがたくさんあるので優先順位をつけて取り組むことにしました。ここ最近はマネージャーが2人入ってくれたので準備等をマネージャーが行ってくれます。この日は1人が参加できなかったため準備にいつもよりも時間がかかりそうでした。この時点で練習内容を若干変更。マークを置いたりする練習は効率が悪くなるので他のことで代用することにしました。

バトンジョグをしてからコンディショニング。県選手権以降はかなりコンディショニングの時間も確保していますから大会などで意識するポイントは明確になってきているはずです。「やるだけ」ではなく「何のためにやるか」を明確にしておいてもらいたいですね。そのままの流れで壁を使っての膝の引き出し。すぐにスティックドリルへ。毎日朝練で動きの確認は行っていますから細かい説明は割愛。いちいち練習を止めていたら本当にやりたいことまでたどり着きません。やりたいことは多いですが「ポイント」は絞っています。そのための手段がいくつかあるというだけすね。足運びの確認が終わってからスイッチングへ。これも前日の朝練で行った内容です。もも上げと同じ動きをしているのですが「スイッチング」をするという意識があると動きが崩れます。単純な動きですが「意識」をどうするかだけの部分です。難しく考えずにしっかりと取り組んでいきたいですね。この時点でかなり動きが改善されてきたなと感じる者が複数いました。良い傾向です。

その後は動きに余裕を持たせるためにウインドスプリントを数本。長い距離ではなくある程度の距離で動きの確認を重視してのウインドスプリントにしました。ここ最近「全力で走る」ことが多くなっていましたから動きのタイミングを早く取ろうとする傾向がありました。「早く早く」という感じでダイナミックな動きができなくなっていたのです。この部分も余裕をもって走れるようにしておく、タイミングを合わせるという意識が必要かなと。1週間前にはウインドスプリントができない選手もいました(笑)。どれだけ動きの余裕がないのかって話です。スピードを緩めると足が返ってこないのです。この状態で走れるはずがありません。「そんなことはないだろう」と思われることでも「実はできない」ということが多々あるのです。それを把握するまでに多くの時間を要しました。「当たり前」ではないのです。

ウインドスプリント終了後は各自でショートをやってからトゥトレ。オーバースピードトレーニングです。神経系に刺激を与えることだけではなく「無理やり重心移動をさせる」という意味で取り入れています。道具はそれほど多くありませんからローテーションで行わなければいけません。少し部員数も増えたので効率的には悪くなっている感がありますが「必要な練習」ですからしっかりと行わなければいけません。暖かいのもあり良く動いていましたね。練習の流れ的にはいい感じで流れていました。待ち時間が多少できるのでその合間に選手の状況を確認するといった感じです。できるだけ選手とコミュニケーションを取りながら状況を把握をしておきたいと思っています。「勘違い」のまま練習を進めていくのは良いことではありませんからね。

そのままバトン。終了後は専門練習としました。跳躍・ハードル・スプリントと別れての練習です。たまたま(?)社会人の跳躍選手が練習にいたので細かい部分をお願いしました。しっかりと自分で考えながら練習を続けている選手です。社会人となって自己ベストを更新しています。ちょっとお願いして基本的な練習を見てもらいました。完全にお任せ(笑)。少しだけ見に行きましたが「動きの課題」が見えてきました。今の私は「分かる」が「方法」を知らないという部分があります。おかしな動きをしているときの修正方法も聞くことができました。感謝ですね。

スプリント系は本数を絞ってSDへ。前日にも行っていますから確認の意味合いが強かったですね。この日は女子エースの動きが抜群でした。スプリント系の男子は3人ですがこのうちの2人と一緒にSDを行わせました。前日は女子と一緒に走らせたのですが「力の差」が明らかになってきたので「男子と一緒で良いだろう」という感覚で走らせました。自分よりもスピードがある11秒台の選手と走る中で感覚をつかんでもらえたらというのもありました。30mでは男子と同じか少し前、60mはほぼ同じくらいでした。男子の身体が重いというのもあったかもしれませんがここ最近でいうと最高の走りです。私も本人も安心できる走りです。どれだけ言葉で「大丈夫」と言っても実際に走れるようにならないと不安定な精神状況になります。ここ最近は表情も明るくなってきました。この冬誰よりも練習に一生懸命取り組んできた姿を私は見てきました。この選手が苦しむのはやはり見ていて辛いですからね。4月以降の苦しみを乗り越えることができて走りが本物になれば絶対に昨年の記録を大幅に超えることができると思います。

最後は走練習。メニューは月曜日と同じにしました。この練習で調子の上がり具合を測ることができると考えたからです。県総体までにしっかりと練習量が増やせる日は限られています。どれだけ高い質で練習ができるかで県総体の結果が決まってくると思っています。走練習に入る前にしっかりと説明しました。こういう練習が好きな選手はいません。それでも強くなるためにはやるしかないのです。辛い練習でも雰囲気を明るくしてしっかりと取り組んでいくことが必要です。個人種目も大事ですが今のチーム状況であれば「リレーで勝ち上がっていく」という意識を全体が持つほうが良いと思っています。いつもよりも「戦える」という手応えがあります。そのために各自がどのような気持ちで練習に取り組むかですね。
男子は400mで中国を狙っている選手がいますからその選手を中心に。「選択」と「集中」です。県総体に出場できない男子はこの選手のためにスタート位置をずらしてスタートさせました。これはどちらにもいい刺激になります。距離の問題ではなく「力を使い切る」という意味で大きな効果があります。必死で追う、必死で逃げるという中でお互いに力が高まります。上で戦える可能性がある選手を伸ばすために皆が協力して取り組んでいく。これがチームだと思います。その中で皆が強くなっていく。こういう感じで「役割」を理解して取り組んでいくことで多くのことが変わっていきます。男子は力を使えたと思います。男子キャプテンは本数が持ちません。残された時間で「殻」を破ってもらえたらと思っています。「もう一歩」のところまでは来ています。ここが抜け出せるかどうか。期待したいですね。
女子は最初一緒にスタートさせました。女子エース以外もある程度走れるようになってきています。ある程度は競ることができるかなと思っていましたが全く・・・でした。他の者が「めちゃくちゃ悪い」というよりは女子エースが抜群に良いという感じでしょうか。次は5~6m下げてスタートしましたがそれでも5m程度の差をつけてフィニッシュ。ほぼ完全復活と言ってもいいのかなと思っています。試合での結果が出ていませんから周りからは今年は「ノーマーク」かもしれません。それで構わないと思います。大会で勝ち上がっていくことを目標にしています。+αの距離も良く走れていましたから200mにも十分対応できるでしょう。他の者は「リレーのため」の練習です。多くは望みません。勝負できる種目に「集中」して取り組んでもらえたらと思います。質の高い練習を消化していきたいですね。

午後からはひたすら勉強会。午前中にかなり練習をしましたから疲労はあるでしょう。この状態で帰宅させると120%力尽きて寝てしまうでしょう(笑)。拘束して勉強です。上級生がしっかりと取り組めば下級生も「やるのが当たり前」という状況になるでしょう。上級生が物事に取り組む態度で示していくというのは部活動では本当に大切です。言葉だけでは伝わらないことも行動で示していくことで分かることもあります。勉強会終了後には少し話をしました。これで勉強が終わりではなく家に帰ってからもきちんとやることが大事です。強制的にやらされているのではなく「自分のためにやる」という感覚を持たなければいけません。見えないところで努力する姿勢を身につけることが大事ですから。

長い1日でした。充実した時間を過ごせたのではないかと思います。やっとblogの内容が実際の時間に追いつきました(笑)。blogを書くのもやはりエネルギーが必要になるなと改めて感じました(笑)。
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練習時間を確保する

2012-05-13 | 陸上競技
金曜日、やっと1週間が終了です。GWが終わってからの1週間は非常に長く感じます。学校生活から離れていますから「現実」に引き戻されるからでしょうね。めちゃくちゃバタバタする前にGW中に授業準備やその他もろもろをやっておくといいのでしょうがとてもそんな余裕はありませんでした。なんとかかんとかやっているって感じですね。

今年度は色々なことをやろうと思っています。というか、生徒の現状に即した授業内容に変えていかないといけないと考えています。私が赴任した時は本校は「最先端」の授業を展開していました。めちゃくちゃ高額のソフトがたくさん購入してありそのソフトを使っての授業展開。「新しさ」だけでいえばかなりのものです。実際赴任した時には動画ソフト、画像処理ソフト、web作成ソフトを使ったことすらありませんでしたから毎日必死に勉強していきました。おかげさまである程度のソフトは使えるようになってきました。生徒が行き詰るところで私も新たな勉強をする。動画などはファイル形式が複数あり使っている「高級ソフト」でも使用できないファイルがあることが判明。コンバータというファイル変換ソフトをフリーでダウンロードして悪戦苦闘したこともあります。

以前から「高級なソフトは卒業してから買えないから意味がないのでは」という議論をしてきました。結局ダラダラと今まで通りの授業展開になっていました。基本的にそのような授業は私が担当するのでどのような形であれ準備するのは私なのですが。昨年度は気が付いたら今まで使用していた動画編集ソフトが最新バージョンに更新されていて全く使い方が分からないということがありました。私が対応できない(すぐに対応できるようにしましたが・・・)状況で生徒が対応できるのか?数十万円するソフトを利用する機会は卒業したら絶対にない。もっと中身を考えていく必要があるのではないかと主張し続けました。

その結果、「フリーソフト」で授業をしていこうという話になりました。もちろん、準備は私(笑)。これまた使ったことのないソフトを1から勉強です。基本的にインターフェイスが同じなので何とか対応できますが操作性が多少異なる部分があります。また資料作成も必要となってきます。いやー「例年通り」というのがどれだけ「楽」なのかを改めて感じましたね。新しいことをやるというのはめちゃくちゃエネルギーが必要になるのです。「前例に倣って」というのが嫌いでしたが、多少心が折れそうになりました(笑)。もちろん最後までやり続けますが・・・。ということで朝からひたすら授業準備とソフトに慣れるという作業を続けていきました。これにより授業は無事成功。このような状況をひたすら1年間やっていくというのは大変ですがやるしかないですね。

私の苦労をアピールするためのblogではありません(笑)。たまには愚痴を書かせてください(笑)。愚痴というか私の「ポリシー」という部分でしょうか。かなりのストレスを感じていますからどこかで吐き出さないと大変な事になります。書く内容は考えながら書いていますから問題はないはず?!

基本的に「陸上」について書いてきたこのblog、最近はその部分が少なくなっていますね~。情熱がなくなったわけではありません。いや、これまで以上に「想い」は強くなっていると思っています。それでもなかなか書けないというのが現状でした。まーお許しを頂ければと。

やっと本題(笑)。前日は勉強中心としていました。これは金曜日にしっかりと練習をしておきたいという考えからです。テスト週間中ですから色々と制約があります。本当はしっかりと練習をしておきたい時期なのですがそれはなかなか難しい。割り切って勉強をしっかりさせてから週末に練習をしていこうと考えていました。ということで金曜日は走る。これは選手にも事前に話をしていましたから理解はしていたはずです。練習は短い距離をしっかり走ってからスタート練習とバトン。これだけを書くと本当に30分くらいで終わるような感じですね。「走る」と決めたからにはやります。グランドに立った時に「勉強時間が・・・」と考えても仕方ありません。練習日誌に「練習がしたい」と書いている者がいました。「本気」になればそのような気持ちが生まれて当然だと思います。だからこそ思い切り走れる時間を確保しておきたい。そういう「想い」が強くあります。

翌日はもっと走るつもりでいました。この日はスタートの確認をしておきたいという気持ちがありました。月曜日にかなり走っていました。しかし、その後は水曜日に少し(?)走った程度であとは勉強をしています。感覚的なものがどうかなというのが非常に気になっていました。時間の制約があるので動きの確認は毎日の朝練で行っておきました。金曜日の朝練ではスイッチングを意識するための練習も入れていきました。多くのことをやるのは不可能です。これまでのうちのチームのスプリントを作ってきたのは「接地ポイントの意識」と「スイッチング」の2つです。これを地味にずっとやってきたから毎年ある程度の結果が出せているのだと思っています。「原点に帰る」という部分を重視する必要性を説かれました。基本に立ち返ることの重要性です。午後の練習でこの部分に多くの時間を割くとやりたいことができません。時間を作って別にやっておくという感じですね。

スタートはかなり安定してきました。男子エースは高いレベルで安定して走れるようになってきました。確実に走力が上がっています。60mSDをすると2年生の男子がほぼ付いていきます。かなり力が付いています。大会で発揮してくれると良いのですが(笑)。上手くかみ合えば男子の4継は念願の42秒台も狙えるかもしれません。まずは中国大会に進む。ここが大事です。私が顧問をしてから目指し続けてきた男子リレーでの中国大会進出、十分に狙える位置にいます。できれば上位チームを脅かす存在になれたらと思っています。
女子もある程度の水準まで上がって来たと思います。シーズンに入って思うように走れなかった女子エース、月曜日から見違えるように走れるようになってきました。この日も高いレベルの走りができていました。冬期練習は誰よりも必死にやってきました。全ての要素がこれまでと比べると上がっています。あとはそれがかみ合うかどうかだけだと考えています。通常、休み取った次の日はあまり身体が動かないのですがこの日はしっかりと走れていました。支部大会や県選手権の前後では他の女子に途中まで並ばれているという状況がありましたが、今はスタートした瞬間に前に出ています。60mを走ると差が付きすぎるので男子と一緒に走らせることにしました。60mでもほとんど差がありません。まーもうあれこれ考えても仕方ないので「なるようになるだろう」って感じです(笑)。「走れるようになった」という事実だけで十分かなと。余計なことをしないでじっくり取り組んでいきたいと思っています。

バトンは時間の関係で「1回で終わらせる」ことを目標にしました。こちらも男子は安定しています。ここ最近の練習でバトンをミスすることはありません。水曜日のバトン練習でもかなりの精度で渡るようになりました。走力だけでは戦えませんがバトンで「流れ」を崩さずに走れるようになれば十分にチャンスはあります。水曜日の練習の時に「気を付けること」はしつこく言い続けておきました。なんとか記憶に残っているようです。女子もある程度安定し来たのですがやはり前回上手くいかなかった3-4走のところが課題です。アンカーはスピードに乗ると一気に行ってしまうような走りをします。が、出が安定しません。3走が詰まって待つような状況になります。待っている間にいきなり爆発的に加速しますから渡らなくなる。3走がスピードを緩めてしまうというのはもったいないですからこの部分をきちんとやっておかなけばいけません。4走は他の区間が練習しているときも「出」の練習を繰り返しやりました。最低条件は「バトンが渡る」ことです。最低条件だけでは勝負できません。女子エース以外の4継メンバーは「県総体はリレーのみ」というくらいの位置づけで良いと思っています。それくらいの「想い」で取り組んでもらいたいですね。

走り自体はかなり良くなってきたかなと思っています。焦らずやっていきます。
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木曜日

2012-05-12 | 陸上競技
木曜日、ほぼ記憶から消え去りつつあります(笑)。こうやって書いているうちに思い出すかな~という感じですね。

この日は前の記事にも書きましたが「総合実践」があります。他の教員と協力して進めていくのですがある程度の下準備を私がします。早起きして学校に行きひたすら準備。ここ最近は何故だかわかりませんが5時過ぎに目が覚めます。年を取ったからなのか必要に迫られてなのかは分かりませんが、とにかくかなり早い時間に職場に到着。ひたすら作業。前日作成した「マニュアル」をもう一度目を通して内容の確認。これとは別に同時展開しないといけないことがあるのでその準備も。どうでもいい話ですが今年度「10年次終了研修」という研修を受けなければいけません。教員になって10年が終了した者に強制的に課せられる研修です。詳しくは書きませんが「もう十分だろう」という感じがあります。これだけの内容を学校でやっているのにも関わらずまだ「研修」を受けろというのか?まー仕方ないから受けますが。こんなblogばかり書いているから「遊んでいる」と思われているかもしれませんが、めちゃくちゃ「戦力」です(笑)。座って話を聞くよりもどんな実践を行っているのかのほうが大事だと思うのですが。今私がやっていることをできる人がどれだけいるのか?情熱とエネルギーを持っていないと間違いなくできない内容です。簡単に書いていますがめちゃくちゃ大変なんですよ。全ては生徒のためですから絶対にやり遂げますが。

「表向き」に目立つことをやるのが好きな人もいます。下準備を全て教員側がやって最終的には「生徒がやりました」というような見せ方をする。外部からの受けはいいでしょうね。しかし、「外部からの評価」が大切なのか?大いに疑問を感じます。また、自分がやりたいことを生徒を使ってやる。これも「見た目」の部分だけです。生徒に「本当に必要な力」が身についていないのであれば意味がありません。生徒は道具ではありません。学校教育は「生徒のため」にあるものです。目立つため、評価を受けるために生徒を利用するのは絶対に違います。そういうとがなくても結果的に「利用する」形になっているものを見かけます。私のスタンスとは全く違います。目指す方向性が違うなーという感じですね。

話がそれてしまいました。ここまでの文章を読むだけで私がどれだけの「ストレス」を抱えているかが分かってもらえると思います(笑)。これに加えて他の要素もありますから計り知れないストレスでしょうね~。突発性難聴になるというのもうなずけまず(笑)。そういえば、「ある方」からメールをもらった瞬間から数日間続いていた「耳が聞こえない」という状況が改善されました。本当にストレスだったのでしょうね。良くわからないけど治るというのは「ストレス」だったのかもしれません。土曜日にもらったメールのおかげですごいエネルギーが出ています。持つべきものは「優れた師」だというのを改めて感じています。

授業準備はかなりやっておいたおかげで「総合実践」は比較的スムーズに進みました。PCからの登録メールの送信が上手くいかないので生徒の携帯から基本登録を行いました。これ以外は全く問題なくできた感じです。これで下準備は完了。一応「徳山商工総合実践」というページを作りました。このページがベースになっていってそこからリンクでそれぞれの班のページに飛ぶというう形です。

http://blog.goo.ne.jp/tokusho_jissen/

これが基本のURLです。土曜日に確認すると外部の方がコメントを書き込んでくれていました。ほとんど公開されていないのですが、本当にうれしいですね。我々の取り組みを応援してくださるというのは心強いですね。各班の更新に関しては一応、「更新票」を私に提出させて内容を確認、その後「公開」するという形にしています。これが思ったよりも手間がかかる。一人でやるには大きな負荷がかかりますね~。各班のgooIDとパスワードで入って内容を確認、公開の手順でやっていきます。全部で26班ありますから確認作業だけでも膨大な時間がかかります。それでもやると決めたからには絶対にやりますが。IDとパスワードの管理も生徒自身に任せている部分があります。班単位で管理するように指示を出しました。この辺も「単にやるだけ」の授業展開とは変わってくると思います。「自分たちでやっている」という自覚を持たせる必要があります。

放課後はこの「公開」作業をしたかったのですが、欠席者のSPI試験の試験監督を任されました。自分のクラスの生徒が受けるのでこれは仕方ありません。この日の練習は完全に休み。放課後は全て勉強会としました。この日だけで3時間の勉強です。家に帰ってからもやればかなりの時間勉強することになります。「練習だけ」と言われるのは心外ですから時間の確保はします。強制的にやらせるだけではなく本人たちがどれだけ「自覚」を持って取り組んでくれるかですね。

めちゃくちゃ労働しました。帰ってからは速攻でダウン。これはさすがに許してもらいたいですね。こんな状況で自分のblogを更新するほどのエネルギーは私にはありませんでした。ちょっとずつ余裕ができてくると思うので更新します。

まとめて3回分の記事を更新!!遅れを取り戻せたでしょうか?(笑)
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水曜日のバタバタ

2012-05-12 | 陸上競技
水曜日、この日は練習を少しだけ実施する予定にしていました。朝練では午後の練習のために動きの確認。先週末からかなりの頻度で午前中の練習の中で接地ポイントを意識するようにしています。冬期練習ではしっかりと動きを作ってきたつもりでいましたがなかなか上手くいっていない感じがありました。動きの速さは抜群に上がったのですがこれが重心の移動に結びつかず、さらにストライドを伸ばすと接地ポイントが前側にずれてしまうという悪循環。このままでは走れません。もう一度原点に帰ろうという意味合いもあってかなりの時間を割いて行っています。これが上手くいっている者は見ている私が信じられないくらい劇的に動きが変わっています。いや、それだけの素養があったから「かみ合う」という状況に持っていけただけだと思います。冬期練習の内容がやっと形になってきたのかなという感じですね。

練習をするという部分よりも前にもっと大変な事があると気づきました。翌日の授業準備です。通常の授業であれば教科書の内容などを見てある程度の道筋をつけておけば間違いなく授業は成立します。「陸上ばかりやっている」と思われるかもしれませんが、こう見えても授業の理解しやすさは生徒からはかなりの評価を受けています。ある程度ポイントを押さえていけば理解は進みます。が、翌日の授業は「総合実践」です。これは普通科高校ではイメージできない授業です。基本的に0から授業準備をしていかないといけません。「生徒にどのような力を身に付けさせるか」がベースにありそのための授業展開を教員側が考えます。商業高校の多くでは20年前から同じような内容をやっているところもあります。しかし、それでは「生徒のためにならない」という考えから5年くらい前に全く新しい「総合実践」を考えました。わざわざ外部に発表する必要もないですし、「外部にアピール」するエネルギーがあれば授業内容の充実を図るほうがいいだろうという考えから大々的にアピールすることはしていませんでした。この授業の中身は秀逸だと思っています。内容と展開、生徒の成長をしっかりと示していけばかなりの評価を受けるのは間違いないと思っています。「スーパーティーチャー」も夢ではないと思っていますが、全く興味がないので詳しくは公開してません。上からの評価は私にとっては意味がない。子供たちが卒業してから「実践をやっていて本当によかった」と言ってもらえることだけが我々の喜びですからね。

前置きが長くなりましたが翌日の授業は「blogの開設」としていました。今年は毎回の授業内容を生徒たちがblogを使って外部に情報発信をしていこうと考えています。学内の「教育力」だけではなく「外部の教育力」を使いながら生徒を伸ばしていくという考え方方からです。これまでの実戦でも「新商品の開発」という一つの方法を通じて、担当商店と何度も打ち合わせを行い「コミュニケーション能力」や「プレゼンテーション能力」を養ってきました。担当商店との打ち合わせなどは全て生徒本人が行うものです。教員側はサポートはしますが表立って関わることはありません。上手くいくのも上手くいかないのも生徒と担当商店の関わり方で決まってきます。
しかし、毎回生徒たちがどのような取り組みをして、どのような内容を話し合っているのかは逐一担当商店に伝わるわけではありません。細かい内容や進捗度は伝わっていないという問題点がありました。生徒は「新商品の開発」だけをやっているわけではありません。これは一つの教育ツールであって「商品を作る」ことがメインの授業ではないのです。そこまでに「班別会議」を何度も繰り返していく中で多くの「力」が身についていきます。目に見えモノではなく見えないものが本当は大事だと思っています。生徒たちの取り組みや成長を多くの方々に知ってもらうことで生徒のモチベーションも上がっていくのではないかと考えています。blogであれば簡単に公開できます。情報発信の方法やネチケットなどもここを通じて教えていくことができます。

blogでは「コメント」を受け付けることができます。外部からの評価や意見を参考に本人たちが取り組んでいく。また、他の班の取り組みを知ることで「負けられない」という「競争心」を煽ることができます。多くの要素を含んでいるblogですから思い切って導入することにしました。県の高校では「スクールネットワーク」というネットワーク環境にあり、一律の厳しいフィルタリングがかかっています。これにより掲示板への書き込みやオークション、ショッピングなどができなく制限されています。「万が一」があったらいけないという管理の面からセキュリティーが強化されているのです。しかし、本当に必要な情報を集めることができなかったり相手にメッセージを送ることができない。本当に必要な情報教育ではないと思っています。ネット上で最も問題になるのは「匿名性」であり、「他者の誹謗中傷」、「書いていいこと悪いこと」の判断基準が身についていないことです。ここをきちんと教えていく必要があります。
スクールネットワークの「フィルタリング」でほとんどのblogは引っかかってしまい閲覧することさえできません。なぜかコgooのblogだけは閲覧可能です。さらにgooのblogでは「コメントの事前承認」があります。他者が書き込んだコメントがすぐには反映されずに管理者の「承認」があって初めて公開されるのです。これにより「いたずら」や「いやがらせ」での書き込みができなくなります。高校生が「少しくらいいいだろう」という軽い考えで書いてしまうコメントでも問題がある可能性がある。これを事前に管理するのです。これを書き込んだ者には「ネット上の書き込みについて」の指導ができます。「ダメだ」というだけでは分からない部分をきちんと教えることができるのです。

ということで、この「blog」を授業に取り入れることにしました。ここまでは全く問題なし。が、このための教科書などはありません。生徒が一から作るというのも「可能」なのですが、これで1日が終わってしまう危険性があります。それでは困るので「マニュアル」を作成することにしました。ネット上を探してもそのようなものはありません(あるかもしれないのですが)。全て自作(笑)。かなりの時間を要します。プリントスクリーンでPCの画面をコピーして必要な部分を切り取り、ワードに貼り付け。こうやって「マニュアル」を作成します。ヘトヘトです(笑)。

その合間に生徒指導。最近はこの手の指導も私が主で行うような感じです。「ルールを守らなかった」事に対して指導をしました。「小さなこと」だと思われることかもしれませんが、小さな積み重ねが大きなトラブルにつながります。時間はかかりますが「生徒と向かい合う」ということが我々の仕事の大切な部分を占めています。こうやってblogを書くことでメッセージを伝えることはできますが、本当に大切なことは直接「言葉」で伝えないと伝わらないと思っています。大事な時間です。授業準備とこの生徒の指導でほとんどの時間を使っていました。

練習は・・・。前置きが長くなりすぎている気がしますがまー書いておきます。この日も短時間で。県総体へ向けてバトンの確認を中心にしました。並走とバトンパスを両方。うちは特別走力がある選手が複数いるわけではありません。バトンをミスすると致命的です。県選手権の時の女子は良い位置で来たのですがアンカーのところでミス。失格です。ここ数年多くのことを学ばせてもらっていますからある程度バトンはスムーズに渡るようになってきています。1年生をメンバーに入れて戦うというのは非常に怖い部分があります。まだまだその大切さがわかっていないからです。練習の時に使うスパイクと試合で使うスパイクのサイズが1~1.5cm違うという選手がいました。このことに私は気づいていませんでした。20足長測れば間違いなく1足長分違ってきます。実際のレースの時はバトンが詰まりました。ひょっとしたらこの1足長が影響しているのかもしれません。ここまで細かく考えていませんでした。日々勉強です。通常で考えると「あり得ない」ことであっても結構「当たり前」に起きることがあります。もっともっと気を配らないといけないですね。

こんな1日を過ごしていたので疲れたのです(笑)。また書きます。
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記憶が・・・

2012-05-12 | 陸上競技
あまりにもバタバタしていて記憶がなくなりつつあります。これでは良くないのは分かっているのですが・・・。

火曜日から中間考査のテスト週間に入りました。県総体まで残された時間は限られていますからある程度のことはやろうと思っています。しかし、今回のテスト週間は少し「休む」ことも視野に入れてやっていきたいと考えていました。そのかわり、やるときにはそれなりにやるという感じで時間を取りたいと。勉強時間を確保しないといけないですからね。特に1年生は勉強をする習慣が身についていません。ここは大きな問題です。強制的にやらせないといけない部分があります。

私が顧問になってからずっと勉強会を行ってきています。ある程度の成果は出ていると思っています。しかし、近年(本当に最近)何故か分からないほど成績が上がらない選手がいました。部活中も集中が切れますし、部内の輪を乱す行動が多くみられました。じっくり話をしてもほとんど伝わりません。激怒して話をしていた時に「勉強会で勉強をするから家では勉強しなくていいと思っている」という発言をしていました。ここが「全ての原因」です。結局、指導者の話を聞いていないのです。そして、心が動くことがないので何も変わらないのです。勉強する時間をどれだけ確保したと言ってもやる本人が全くやらないのであれば成果は上がりません。勉強も練習も同じです。練習時間だけ形だけの練習をやっても何も成果は出ないのです。「生活が性格を作る」というのを言い続けています。普段の生活が選手の性格を作り出していきます。指導者の範疇を超える者もいる。これはなかな外部からは理解してもらえない部分ですが・・・。

朝練は生活リズムを保つために実施。動きの確認だけを行いました。負荷をかけるという意味ではなく「規則正しい生活を送る」という意味合いでの朝練です。決められたことを毎日やっていく中で自分のリズムを作れたらと考えています。午後は私は会議。今年からかなり会議の数が増えました。放課後の時間を拘束されるのは非常に辛い。それでも仕事ですからきちんとやりますが。「結論」が見えない中で何を導き出そうとするのか?会議の本質について考えさせられる時間でした。もう少し「明確な方向性」が必要だと思いますね。
会議で一切練習が見れないというのは避けたかったので(自己中心的)、練習は勉強会をした後からとしました。ここ最近はこのパターンのほうが効率がいいのではないかと思ってやっています。放課後練習をするために服を着替えて練習が終わったらまた着替えて教室へ。この間に間違いなく無駄な時間が生まれます。ダラダラしてしまいますからね。それよりは勉強をしてから練習、終わったら帰宅して勉強のほうが無駄が少ないと思います。どちらにしても毎日勉強時間を確保しながらやっておかないと大変な事になる危険性が高いですから・・・。

ということで火曜日終了。この勢いで今週分をまとめて書いていきたいと思います。多分(笑)。
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