土曜日、前述の記事のようにかなり心が軽くなりました。「誰のためなのか」を常に意識しながら取り組んできたつもりですが、いつの間にか視野が狭くなっていた部分があるのかもしれません。「やること」がたくさんあるような気がしてどこから手を付けるのかを考えるようになっていました。レースを終えるたびに「課題」が浮き彫りになっていきそれをどう克服するかという部分に目が行っていました。当然と言えば当然の話です。「課題」があるから思うように結果が出ないのですから。そこをどう克服するのか?を考えていましたが、メールにより「原点に帰る」必要性を強く感じました。
この冬期練習はもう一歩進んだ練習をしようという感じがありました。例年であれば400m系が中心のチームでしたからある程度の量を追いながらも技術的な部分を改善していくという流れでした。この冬期はショートスプリンターが増えてきたこともあり「速さ」に課題を置いて取り組んできました。これが間違っているとは思いません。やろうとしていることは概ね問題はないと思っています。しかし、この「速さ」という部分にだけ目が向いていて他の部分が疎かになりつつあったのは間違いありません。ドリル的な練習も実施してきましたが、例年と比べると大幅に減っていたと思います。どれだけ速く動かせても基本的な技術が身についていなければやはり速くは走れません。至極当然の話です。
「原点に帰る」という意識をもって練習をすることにしました。県選手権の途中の練習でこちらが伝えていたことと選手のイメージが若干違うという部分がありました。本人はやっていたつもりなのですが「ズレ」がありました。この部分が大きな「差」を生んでいたのではないかと改めて感じました。これまでのうちのチームの「走り」を作ってきたポイントの1つである「接地」についての感覚がずれていたのです。単純なことかもしれません。レースで「足が動かない」という話をしてました。加えて「ハムストリングに張りがある」という感じ。これは間違いなく「ズレ」があるのです。この冬で全体的に筋力のアップが計れました。これまでと比べるとかなり上がっていると思います。しかし、この部分が「少しくらい動きが崩れていても無理やり運ぶことができる」というところに結びついていたのではないかと思います。ごまかされてしまうのです。筋力がなければ良いポジションに入らなければ絶対に進みません。筋力があれば悪いポジションでもパワーで運べる。だから練習の中で本数が持たない。出力が上がっているから持たないのかもしれないと考えていましたが「無駄」が多いから持たないのです。
この辺りを踏まえてもう一度基本的な動きの繰り返しをすることにしました。前日県選手権ですから疲れはあると思います。その中でどうやって質を上げるのか?本数を少なくしてある程度集中できるようにしました。ここ最近、アップ時のコンディショニングについてはほとんど話をしていませんでしたが「原点に帰る」という意味合いからも体幹中心に大きく動かす意識を持たせました。基本的な部分を「大丈夫だろう」と安心していたら良いことにはならないなと痛感したからです。その後、スティックドリル。これを今までやっていたものと同じですが「ポイント」を明確にしました。自分で思っている動きと実際の動きが違う。この部分を踏まえてドリルをすることにしました。見ているとかなりの「ズレ」があります。これでは上手く進みません。この部分にかなりの時間をかけました。今更・・・と思われるかもしれませんが、非常に大事な動きだと感じました。
その後、マーク走を行いSDへ。ここでも大きな「ズレ」がありました。これも選手権のレースが終わった後に気が付いたことなのですが、いつの間にかスタブロの位置が変わっていたのです。これにより「構え」が崩れていました。重心が後ろに残るような「構え」となり、明らかに加速できないような雰囲気でした。きちんと見ているつもりでも見逃している部分が多くあったのだと気づかされました。全体的に構えを確認して数本動きをみる。この繰り返しの中で随分動きは良くなってきました。基本的に冬期練習である程度のことはやっています。筋力的なものは上がっていますからきちんとした動きができるようになれば「ハマる」と思っています。感覚的にはかなり良かったですね。まだ、この日は「少しずつ」という感じでした。月曜日には「劇的」という感じになるのですがこれはまた別に書きたいと思います。
それでもまだポイントのズレがありました。ここの部分のズレをどう修正するか?時間がどれだけかかるのかは分かりませんがやるしかないと思っています。基本的には大きく動きを変えているわけではありません。大事な部分をもっと強調しておく必要があると感じただけです。
久々に真面目にblogを書いている感じがします。頭の中がクリアになってきました。
この冬期練習はもう一歩進んだ練習をしようという感じがありました。例年であれば400m系が中心のチームでしたからある程度の量を追いながらも技術的な部分を改善していくという流れでした。この冬期はショートスプリンターが増えてきたこともあり「速さ」に課題を置いて取り組んできました。これが間違っているとは思いません。やろうとしていることは概ね問題はないと思っています。しかし、この「速さ」という部分にだけ目が向いていて他の部分が疎かになりつつあったのは間違いありません。ドリル的な練習も実施してきましたが、例年と比べると大幅に減っていたと思います。どれだけ速く動かせても基本的な技術が身についていなければやはり速くは走れません。至極当然の話です。
「原点に帰る」という意識をもって練習をすることにしました。県選手権の途中の練習でこちらが伝えていたことと選手のイメージが若干違うという部分がありました。本人はやっていたつもりなのですが「ズレ」がありました。この部分が大きな「差」を生んでいたのではないかと改めて感じました。これまでのうちのチームの「走り」を作ってきたポイントの1つである「接地」についての感覚がずれていたのです。単純なことかもしれません。レースで「足が動かない」という話をしてました。加えて「ハムストリングに張りがある」という感じ。これは間違いなく「ズレ」があるのです。この冬で全体的に筋力のアップが計れました。これまでと比べるとかなり上がっていると思います。しかし、この部分が「少しくらい動きが崩れていても無理やり運ぶことができる」というところに結びついていたのではないかと思います。ごまかされてしまうのです。筋力がなければ良いポジションに入らなければ絶対に進みません。筋力があれば悪いポジションでもパワーで運べる。だから練習の中で本数が持たない。出力が上がっているから持たないのかもしれないと考えていましたが「無駄」が多いから持たないのです。
この辺りを踏まえてもう一度基本的な動きの繰り返しをすることにしました。前日県選手権ですから疲れはあると思います。その中でどうやって質を上げるのか?本数を少なくしてある程度集中できるようにしました。ここ最近、アップ時のコンディショニングについてはほとんど話をしていませんでしたが「原点に帰る」という意味合いからも体幹中心に大きく動かす意識を持たせました。基本的な部分を「大丈夫だろう」と安心していたら良いことにはならないなと痛感したからです。その後、スティックドリル。これを今までやっていたものと同じですが「ポイント」を明確にしました。自分で思っている動きと実際の動きが違う。この部分を踏まえてドリルをすることにしました。見ているとかなりの「ズレ」があります。これでは上手く進みません。この部分にかなりの時間をかけました。今更・・・と思われるかもしれませんが、非常に大事な動きだと感じました。
その後、マーク走を行いSDへ。ここでも大きな「ズレ」がありました。これも選手権のレースが終わった後に気が付いたことなのですが、いつの間にかスタブロの位置が変わっていたのです。これにより「構え」が崩れていました。重心が後ろに残るような「構え」となり、明らかに加速できないような雰囲気でした。きちんと見ているつもりでも見逃している部分が多くあったのだと気づかされました。全体的に構えを確認して数本動きをみる。この繰り返しの中で随分動きは良くなってきました。基本的に冬期練習である程度のことはやっています。筋力的なものは上がっていますからきちんとした動きができるようになれば「ハマる」と思っています。感覚的にはかなり良かったですね。まだ、この日は「少しずつ」という感じでした。月曜日には「劇的」という感じになるのですがこれはまた別に書きたいと思います。
それでもまだポイントのズレがありました。ここの部分のズレをどう修正するか?時間がどれだけかかるのかは分かりませんがやるしかないと思っています。基本的には大きく動きを変えているわけではありません。大事な部分をもっと強調しておく必要があると感じただけです。
久々に真面目にblogを書いている感じがします。頭の中がクリアになってきました。