また色々と。土曜日の午後、前回に引き続きヨンパの練習を見させてもらいまいした。前回は300mHのための練習でしたが今回は記録会のためのヨンパの練習。国体最終予選からは5台目までの練習を土で実施してもらっていました。1歩につき10センチ短縮してからの練習です。3台目まで16歩、そこから2台を17歩で行くという予定。実験的なところもありますが。やれることをやるという感じではあります。
アップをしてもらってから。最初に1歩ハードルを12足程度で。利き足も逆脚も。利き足は問題ないですが、逆脚では届かない。見ているとしっかりと踏み切れない。ここが原因です。上手くなくてもある程度できればいいと思っています。しかし、前に進まないのでそのあたりを何本かやって確認。慣れもあると思います。めちゃくちゃうまいハードリングではなくてもいいので無難にこなせるようにしておきたい。
そこからは本数を絞って。アップでハードルを跳んだ時にやはり逆脚がスムーズにならない。基本的なことですが「前まで持ってきて落とす」というのを意識してもらうことに。どうしても「潰れる」というのがあるのですが、踏切だけを意識しても上手くいかないなと感じたので。踏切ができないと抜き足が前まで来ません。しかし、それだけでは不十分かなというのもあったので「抜き足を前まで」という意識づけに変更。やろうとしていることは同じです。しかし、選手にとってやりやすいほうを選択。これにより潰れることなくスムーズに走れるようになってきました。すごい能力だと思いますね。
これまでは1台目が届かないというのがありました。ogw先生が学校でしっかりとやってくれていたのもあってこの日はスムーズ。気持ち大きめに入るという中でやっていきました。3台目まではいい感じで入れます。目の前で見ながら「どうすればいいのか」を判断していくというのが重要だと思います。本来であればここから17歩に切り替える。が、走りを見ているとこの流れを崩してしまわないほうが良いのではないかなという感じがありました。
当初の予定では記録会は3台目までの16歩、そこから17歩に切り替えるという感じで考えていました。段階を踏んでいくという感じでしょうか。しかし、この感じであれば5台目までの16歩が試せるのではないかなと。どちらにしてもIHで決勝を目指すためには5台目までの16歩が必須だと思っています。そうであれば1回でも多くチャレンジしておいたほうが良い。どちらにしてもチャレンジの中でしかできない部分です。決勝に進むためにはどうするかを考えればやはりやっておく必要がある。
1回目は3台目まではスムーズでしたが4台目を跳べない。行けそうだったのですが。確認してみると「何歩か分からなくなった」ということ。初めてですから仕方ない。同じリズムを保つことで走れると思うのでその部分を伝えてもう一度チャレンジ。何本も何本も走れるわけではないので。15分後くらいに再スタート。タッチダウンを取ってもらいましたが、670-482-465-478-483で5台目まで。5台目の着地が25秒78。これは1年以上前に出した61秒台の記録よりもこの段階で1秒以上早い。無理をしてという感じではないですが。
走る前には「行けるから行くのではない」というのは話していました。目標とするタイムに合わせてのタッチダウンでなければいけない。速いからいいというのではなく、自分のスピードをコントロールしながらやっていくことが必要です。その中でのこのタイムですから十分かなと。一つ段階を早めて記録会で5台目まで16歩で行ってみようということになりました。その後6台目の部分の「切り替え」に特化した練習を入れて300mH、350mHくらいまでいければ計算ができるかなと。これも状況を見ながらになると思いますが、可能性は十分にあると思います。段階を追いながらやっていますがこうやって関わらせてもらえることは本当にありがたいなと思います。
可能性はある。そこに向けてどうするかだと思います。また記録会の様子を見て今後のことを相談したいなと思います。やりたいことを体現してもらえるというのはありがたいなと思います。本当に。