kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

試行錯誤しながら

2022-07-09 | 陸上競技

火曜日に考査が終わりました。そのまま競技場での練習。週末が国体最終なので競技場で練習できるのはこの日が最後かなという感じです。中国大会以降はほとんど専門練習をしていません。今年度は国体の選考にかかりそうな選手はほとんどいません。少年Bの女子の100mくらいでしょうか。秋に向けての準備という位置づけが大きいかなと。

 

かなり暑いのでアップの時間の使い方を考えるように指示。何をすれば身体が動くのか。そこを分からないといけません。冬のアップと暑い時のアップは全く違います。できるだけ涼しい場所で短時間で動ける状況を作る。見ているとやはり「靴の履き替え」に時間がかかります。ダラダラしている感じがあるのでテキパキ動きたい。やはり県外の「本物のチーム」に触れなければわからないだろうなという感じがあります。このことはまた別に。ある強豪校に練習をお願いしました。

 

300mHと300mがあります。実際にやっていない種目なので少しは練習をしておかなければ蹴ません。男子は県総体で9位となり決勝に残れませんでした。16歩で走っていたら秋の中国新人も難しい。積極的に15歩で走ることを。女子は1・2年生ではトップです。レベルはそれほどではありませんが。来年のIHと国体を目指して大きくレベルアップしなければいけません。4台目まで17歩にチャレンジしてそこから18歩で4台というのができるかどうか。秋には実際にこのパターンで行けたらと思っています。64秒を切るくらいまで行っておかなければ来年のIHはない。

 

何本かチャレンジしました。女子選手のほうは少し計算ができるかなという感じがあります。現時点ではとても国体候補選手とまではいきません。先日、指導させてもらった選手は23歩の16歩を導入予定です。60秒を切るための練習と65秒を切っていこうという練習ではパターンも違ってきます。ここは重要なことだと思います。秋に中国新人で表彰台に登れるかどうかを最大目標にする感じです。4台目までは17歩、5台目を18歩の逆足でなんとか入ることができました。300mHだからこそできることもあると思います。怖がらす攻めていけるか。

 

男子も15歩で。これまでは届きませんでしたがある程度できるようになっています。これまではハードルの前で減速していました。この部分を何とかしたいと思って指摘してきましたが、「こちらが意図しない方向」で受け止められることが多いので難しいですね。それでも4台目までは15歩でいけました。もう1台のところで足が合わずに辞めることに。ここだと思います。とっさの判断で16歩にするのか、ストライドを確保して15歩で押し切るのか。最後の1台が逆足になるのは避けたほうがいい感じがしますから4台目までなのかもしれません。判断が遅い。

 

300mに関しても少しだけやりました。特徴になるのが直線からカーブに入るという部分。スピードが出ている中でカーブに入る。以前、かなり細かくやっていた時のことを思い出しました。200から300mにかけては目線を意識する。どうしても直線的に見てしまうので「カーブの出口」を意識して走るようにさせていました。これは自分自身の「感覚」の中で「いいな」と思っていたからなのですが。

 

実際に選手にやらせてみると直線からカーブへの入りが目線を意識することで「右肩」が開かない。400mHの時にはかなり意識させる部分ですが、カーブで右肩が開いてしまって外に振られてしまいます。左リードの時には右肩を少し内側に入れるくらいの感覚のほうがスムーズに入れる。300mの時のカーブも同様だなと。肩が開かないことで流れが良くなります。無駄な力を使わずに入れる。減速がないというのは大きいなと思っています。実際の400mの時にもこの局面は重要になります。秋までにこういう部分も徹底していきたいと思います。

 

まだまだ普段の練習から学ぶことはあります。イメージしていることがどれだけ現場で生かせるか。ここは自分の中で重要です。何とかしてみたいなという気持ちはあります。

 

記録として残しておきます。

コメント
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