bowyow cine-archives vol.679、680、681
どんなものでも愛車のアウディに乗せて言うがままに配達する運転手ジェイソン・ステイサムがボンドをしのぐスーパーマンぶりを見せる。毎回のようにお決まりのカーチエースがあり、それほどのイケメンとも思えないが、毎回女難にあう。
初回はアジア系の若い女性であるが、冒頭のクレジットが見にくいのは困る。
フランス人が英語をしゃべるのには抵抗があるが、リュック・ベッソンが書く漫画のような脚本を漫画のように絵にしていくのが面白い。
主人公のカンフーゲバルトの際も、トリッキーな動きを動画をやめて静止画のカットつなぎにしてるのが面白く、それを漫画的と称しているのだが、この手法はこの監督の新発見かもしれない。
2作目のやたら機関銃を連発するパンクな女ランボーは出色のキャラクター。1作目に登場したおとぼけ警部とのデコボココンビぶりが楽しい。
3作目のそばかすだらけのウクライナのヒロインは、はじめはとんでもないブスかと思いきやだんだん可愛らしく見えてくるから不思議。
悪人どもによって彼女と主人公とある距離以上に離れると爆発するリストをはめられていたはずなのだが、いつの間にそれをはずしていたのだろう?
橋から川に落ちたアウディが陸地で再び快走したり、やはり橋から走っている列車の上に飛び降りるなど、信じられない漫画的シーンの連続が楽しい。
なにゆえに酒井君はラインナップと書いたのか私はラインアップ派だったが 蝶人