こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

歴史・・・いま、自分がいるということ

2008年02月22日 | 日々思うこと、考えること
この前、友人の妹が主演しているということで、映画を観た。
映画はそれなりに楽しめたのだが、ふと思ったことがあった。
豊臣家はつぶれてしまったのだが、そのとき徳川家に対抗しなければどうだったろうか?ということ。意思決定を行うのは、常に一人かせいぜい二、三人だと思う。せいぜい何人かでの意思決定が、何十、何千の人の運命を決定する。その決定が、悶絶の苦しみののちから出てくるものであればいいが、何の下調べもないまま、その場の気まぐれで決まってしまうとしたら、それはひどい話だ。
戦争では、指揮官の意思決定の遅れが、何万人もの命につながる。結構、そんなこともしょっちゅう起きているのではなかろうか?
政治でも、経済でもそのような局面はいくらでもあるだろう。

人生でも、そう。 
あのとき、こうしていれば。というのは、いつもある。

歴史の中に私たちはいる。そして、自分は人に生かされているということを知る。