こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

夏休み

2008年08月07日 | 家族のこと
今日から、夏休み(有給2日+夏期休暇3日)。
息子がホームステイで米国に行っているので、娘一人っ子状態。暑さで体力が極端になくなっている上に、予算も無く、今年は近場で・・・
一日目は箱根の有名な温泉ランド。
バイキング付きの割引券だったので、まずは腹ごしらえ。そのあと、そろそろと温泉巡り。
今日の最大の思いではドクターフィッシュ体験。なんでもこの魚、皮膚疾患の治療に役立つすぐれもので、傷んだ皮膚を表面からなめて取り去ってくれるらしい。
日頃から足のかゆみに悩んでいた私としては一抹の希望を持っていざドクターフィッシュの泳ぐ浴槽に足をつけた。そうしたら、くるわくるわ、4分間と短い体験時間だったが、きわめて気持ちのいい時間だった
かわいそうだったのはそのとき私の隣にいた7つか8つの男の子。体験時間の間ほとんど魚が寄り付かない。最後の方はつまらなくなったらしく、水をかきまわされて、私の足を気持ちよくしてくれていた魚まで追い払われて、大人げなく睨みつけてしまった
本当は、「きみは、つまらなく思う必要は無いんだよ、足の皮膚の状態は完全無欠なんだから」と言ってあげたかったのだが・・・まるで、彼のところへ行くべき魚も私がトラップしたかのようになってしまった。
ここでは他にもイベント風呂があり、バラをバラまくバラ風呂、赤ワインをまくワイン風呂、コーヒーのにおいがたっぷりのコーヒー風呂など、どれも奇抜というか、個人ではとてもできない風呂があって、”プチ”贅沢感を感じることができる。
残念だったのはお気に入りだった”死海風呂”が”浮遊風呂”と名前を変えて、さらに比重も軽くなって”浮遊”感が減弱してしまったことだった。以前にはいったときは、皮膚がひりひりするほどで、いったん口にはいったら2、30分は気持ち悪さが持続するほどの塩濃度だったのだが・・・海とたいしてかわらなくなっていた。これじゃあ、迫力が無い。まあ、覚悟無くはいって、あとから苦情をばんばん言う客がいたんだろうな
楽しい時間はあっという間に経ち、職場へのお土産も買って、帰路へ。
週末に行くといつも大混雑の箱根だが、お盆前のウィークデイということもあってか、車もスイスイ、134号も気持ちよく走って帰ることができました。