goo blog サービス終了のお知らせ 

こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

学校の格差

2010年03月04日 | 日々思うこと、考えること
娘は食物アレルギーを持っている。病気というよりは体質の一つだが、アナフィラキシーショックをおこすタイプのもので、エピペンという自己注射をしなくてはいけない。ショック時に自分で打つのは難しいことがあり、周りにいる先生に打ってもらわなくてはいけないことがある。もしショックになったときに打ってもらえるように、妻もこれまでずいぶん行政に掛け合ったりしてきたがなかなか協力は得られないできた。
今度進学するのは食育を重視する学校で給食がある。娘の小学校まで来て話を聞き、さらに塾にまで。
私立の手厚さ、といってしまえばそれまでなのだが、では同じ学校なのにこれだけの格差があっていのか?公立の小中学校は地域の教育委員会が相手にしてくれない。いっぽうで、私立は出来る限りのことはしてくれる。
法律的な問題があると言ってしまえば簡単だが、人の命をまもることが優先で、文部科学省もこのことは認識して通知しているが、教育委員会ごとに対応は異なるようだ。
個人の安全はお金を出して確保しなくてはいけないのだと思うが、義務教育期間中は私立も公立も同じように扱ってくれるようにはならないだろうか。
あたりまえだが、薬代は個人でお金を払って購入している。