こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

なにが最善か。

2010年03月05日 | 家族のこと
中学受験、高校受験とも、第一志望の学校には合格出来なかったためか、我が家に以前のような、のんびりした元気がない。私がいけないのだが、子供たちから自己肯定感を奪ってしまっている。
妻は、子供達の入学する学校こそが、神様が選んでくださった子ども達に最も適した学校であるのだからよかった、といっている。そうかも知れない。
私の考えていた第一志望校は最も偏差値の高い学校だった。でも、偏差値の高い学校と、次の偏差値の学校の違いはなんだろう。主として大学進学実績となるが、それが果たして最善の指標だろうか。そもそもその筋道にそった人生というのが、日本では厳格に守られすぎているように思う。
やり直しのきかない人生、というのは社会全体が右肩上がりだった頃は良かったが、景気の悪い状況ではやり直しの効く人が減ってしまうと、その人たちを支えなくてはいけなくなる。

子どもたちは、当初はがっかりもしていたが、すでに進学を楽しみにしている。学校生活を楽しんでこそ、その後の豊かな人生につながるのは確かなので、おおいに、楽しんで欲しい。