今朝起きた時は、発表の演説は無理だと思っていたが、風邪の悪化はなんとかとまっている。薬のおかげだと思うが、それでも痛いよりはいい。
さて、今日の学会は昼からで、私の発表は14時すぎ。8題めだ。臨床系の学会での、紅一点ならぬ病理一点(病理医が一人しかいない)なので、他の演題、たとえば超音波の所見などの画像所見とか血液のデータの評価とかそんなのは聞いていてもあまりよくわからず、眠くなる薬を飲んでいるせいもあって少しぼうっとしながら聞いていた。
学会によっては入れこんで、緊張しながら発表に臨むときもあるが、いつもはなるべく平常心をもって臨むようにしている。ところが、今日はそんな調子で待っていたら、いつの間にか私の前の先生の順番となったので、『次演者席』という演題の近くの席に移動した。
それでも、やっぱり元気が出てこない。演説発表の時っていうのは、スキーのアルペンのスタートの時のような感じで壇上に飛び込んでいく感覚なのだが、今日はぼうっとしたまま。なんだかグニャグニャした感じで、緊張しないまま壇上に上った。
ギリギリまで粘ったおかげで、まずまずの発表を行うことができた。質問もいくつかあって、可もなく不可もなくといったところだった。可が無いというのは、発表内容が難しすぎて私自身良い落としどころがみつけられなかったためである。
今回は薬の副作用でぼうっとしていたが、元気な時もこんな風に発表に臨めるといいのだが、なかなか難しい。
無理をしてもしょうがない、今夜はさっさと寝て明日に備えよう。
いたたた
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