今日の雨は冷たい。
昼間の最高気温は3月並みまでしか上がらないとか。
気候の急激な変化に気をつけて、先月のような風邪をひかないようにしよう。
まあ、湿度が高いせいか、喉があまりヒリヒリしないのはたすかる。
電車で席を譲ったとき、顔見知りとちょっと世間話をした時、相手の行動や発言が自分が思っていることと大きく違って内心びっくりすることがある。
相手の言うことがそれなりに筋が通っていたらまだしも、倫理的な問題からして異なるような場合は理解不能となってしまう。
今回のG7広島サミットでも種々の問題に対してもさまざまな意見が出た。
議論が起こるのはいいことで、それぞれの意見を尊重、集約して、よりよい結論を導いていくための努力を人々はしなくてはいけない。
今回最も注目を浴びたの核兵器廃絶に対することだろう。
私などはG7の首脳が広島に集まり、広島平和記念資料館に足を運んだということは、月面着陸並みの大きな一歩だと思っている。
ところが、これでは全く変わっていないと言う人もいて、評価が全く違うことに驚く。
コロナ禍で人と人との接触が激減して、相手の考え方というものが見えにくくなってしまった。
対面で会ったら、空気や相手の体温、目の動きまで見えるので、相手の心を察することができたが、リモートではそれができない。
対面での社会生活を長らく経験した私でもそう感じるのだから、学生時代、社会人生活の始めにそのような経験のなかった人は余計に人との関係性というものはわからないのではないか。
その結果、価値観の相違というものが存在することがわからなくなってしまう。
人の価値観は人それぞれであって、それはもうどうしようもない。
そして、それを乗り越えて意見をまとめる、すなわち妥協することが人それぞれに求められるが、その努力をしない人というのが世の中にはたくさんいる。
それが、為政者であったりすると、粛清という形だったり、他国への侵略だったりする。
これこそが人間が永遠に持ち続ける宿痾というか宿命なのだろう。
ただ、これを黙って受け入れ、時と場合によっては殺されるなどということがあってはならない。
この国がすぐにでもそうなってしまう可能性は低いが、そうならないとも限らない。
少しずつでも、真っ当な声を上げ続けていたいと私は思う。
私と意見の違う人は山ほどいる
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