こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

昭和のあるべきからの脱却

2024年03月09日 | 人間関係
久しぶりに穏やかで明るい朝。
こんな日はゆったりした気持ちで過ごすことができそうで、いつもこうならいいのに、どうしてうまくいかないことが多いのだろう。

うまくいかないのは仕事がらみのことが最大で、次がそのストレスフルな職場へ向かう往復の通勤。
しょっちゅう怒りが湧いて、その都度対処に苦慮してしまう。
そのためのアンガーマネジメントの勉強をしていたら、自分の"べき"にとらわれないようにというのが出てくる。

”人間こうあるべき”とか、”フツーこうだろう”とかそういったものだが、あんまりそれにこだわっていると、別の”べき”を持っている人との間に軋轢が生じて、怒りが生じる。
”それ違うだろ!”、”失礼だろ!”といちいち怒ったりしないで、怒らず間口を広げて受け止め、考えることで怒りの暴走を防ぐことができる。

難しいのは、社会ルールに従っていない人たちだ。
卑近な例をあげれば、電車のホームでの歩きスマホ。
鉄道会社があれだけ引も切らず言っているのに必ずいじっている人というのがいて、その都度イラつく。
公共の場では一定のルールはまもる”べき”と思っているのだが、それでいちいちめくじらをたてるというのも身の危険を考えると得策ではなく、やはり怒りをコントロールした方がいいようだ。

磯野波平、星一徹、寺内貫太郎、怒りに任せて怒鳴るキャラクターというのは古今たくさんいる。
ちゃぶ台返しなんていう言葉もあって、それを面白がってテレビをみていたが、ああいうのを見て育ったのが良くなかったのかとも思う。
社会も文化も未熟だった。
そうやって人のせいにしてもしょうがないので、やっぱり今からでもコントロールできるように意識を変えてゆきたい。

ドクタースランプのアラレちゃんはそんな昭和の息苦しさを解放してくれた嚆矢だった。
私の枠では見ない

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