昨日の記事に書いた(自分のことを悪く言ってはいけない)という言葉を思ったのは、職場でのなにげない会話がきっかけだった。
初めは謙遜して話しているつもりだったのだけど、これっておかしい、と話している途中で気がついたのだった。謙遜も度を過ぎたらしつこくなって、しまいには会話が成立しなくなってしまう。話している方(この場合、私コロ健)は、同情して欲しいのだか、そんなことないですよとか言って欲しくていい気になって不幸(というほどではないけど)自慢。でも、聞いている方にしてみたら、へえそうなんだ、だからどうよ、否定してあげてもキリがない、なんてことになる。話してしまってから、しまったと思ったところで後の祭りだ。
これまでの人生、というかブログの中でも自分は今ひとつイケてない、というようなことが多かったけれど、少なくともコロ健はコロ健の味方でいてあげて、コロ健の悪口は言わないようにしてあげたい。私の味方は最後まで私しかいない。
それにしても、日常会話の中から生き方の指針が見つかるなんて驚いた。会話には生き方のヒントが数多く含まれている、まるで宝箱のようなものだ。だから、一方的に話すばかりではなく、相手の言うことにもじっくり耳を傾けないといけない。
そういう言葉を導いてくれた人がいたということにも感謝したいし、これまで生きてきた幸運に感謝し、私と関わってきた人すべてにも感謝しなくてはいけない。
そして、それのことに気がつくことができた自分はやっぱり守ってあげなくちゃ、と思うのだ。
口は災いの元でもあるので要注意