大雨が続く。雨が降り続けるということにをこれまであまり深く考えたことはなかったが、コロナ禍で”住む”ということをよく考えるようになったせいか今ではずいぶん関心を持つようになった。早いところ梅雨が明けてほしいものだがどうだろう。
いよいよレ・ミゼラブル(新潮文庫版)を読み始めた。3分冊以上の作品を読むのは林望訳の源氏物語全10巻以来、およそ6年ぶり。源氏物語が、あの頃、私に降りかかっていたあれこれを跳ね返してくれたことを思い出すと文学の力というものを改めて感じさせてくれる。レ・ミゼラブルも今、私の周りで起きているあれこれをまた跳ね返してくれることだろう。
スラスラ読み進められるだろうと思っていたら、フランス革命のことを知らないと何もわからない。読みはじめはネットであれこれ調べながらだったが、埒が明かないので、簡単なフランス史の本を買い、並行して読んでいる。
読んだ本の数:2
読んだページ数:897
ナイス数:38
第二部 コゼット
(381ページ)この書物は一つのドラマであり、無限を主人公としている。人間は端役である。 たしかに、ジャン・バルジャンの話よりも宗教のこと、歴史のこと、哲学的なことの話の方が多かったような気がする。 前半の山場を越えてホッとしたところで第三部に続く。
読了日:06月24日 著者:ユゴー
第一部 ファンチーヌ
正しく生きることとはなんなのか、良心に従うとはなんなのか。正しくても良心に従っても、それは決して見かけ上の幸せにはつながらない。でも正直者は決して馬鹿ばかり見るのではなく、真実を見る。人間の本質が露わにされたところで第2部に続く。
読了日:06月12日 著者:ユゴー
土砂災害に要注意
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雨、まだまだ降ってます。
早くやんでほしいなー、